「愛を読むひと」
本日の映画
movie-33 「愛を読むひと」 The Reader 2008年米独
DIR:スティーヴン・ダルドリー
CAST:ケイト・ウィンスレット、レイフ・ファインズ、デヴィッド・クロス、レナ・オリン、ブルーノ・ガンツ
STORY:1958年ドイツ。15歳のマイケルは偶然知り合った年上の女性ハンナに惹かれ、つきあうようになる。マイケルは彼女に本の朗読をすることが日課となるが、ある日彼女が姿を消してしまう。時は流れ、法学生となったマイケルは意外な場所でハンナと再会する。
☆☆☆☆世界的なベストセラー『朗読者』の映画化。
小説は読んでいないのだが、なんとなく重い映画だろうなと思って、なかなか見ようと気がおきずようやくの鑑賞。
思った通りの重い映画だった。
が、見応えのある映画で、見てよかったと思う。
前半は、少年と年上女性との濃密な恋の物語で、なにやら甘酸っぱいお話で終わるのかと思いきや、後半になって一変。重苦しい展開となる。
前半で伏線はもちろん張られていて、薄々、ハンナの秘密もわかってしまったのだけど、マイケルもその秘密を知って苦悩する。
ハンナも、なぜその一言が言えなかったのか・・・
何度もチャンスがあったはずなのに・・・
最初にマイケルに打ち明ければ、昇進のチャンスがあった時に言えば、そして、裁判の場面で告白すれば・・・
ハンナのプライドだったのか。実に哀しい。
ケイトはこの作品でオスカーを獲得したわけだけれど、熱演というよりかは、これくらいケイトならなんでもないよねという演技。
いろいろなことにくたびれた女性を演じさせるとさすがなのであるが。
もっと早く見るべきだったなあ。
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