外濠を歩く4
(3より続き)
四ッ谷駅の向こうに見える石垣は、四谷門の一部。
ここからまた土塁の上の遊歩道を行く。
市ヶ谷駅の交番前の交差点に江戸城市ヶ谷門がかつてあった。
駅前の小さな公園のところに市ヶ谷御門橋台の石垣石が残っている。
さらに土塁の上を進む。
このあたりから見える外濠は、水を湛える濠らしい濠だ。
やがて飯田橋近く早稲田通りと交差するとことに牛込橋。
ここに残っている石垣は江戸城牛込門の櫓台石垣である。
向かいに「阿波守」と書かれた大きな石が置かれているが、門の工事は徳島藩の蜂須賀家が担当したから。
飯田橋ラムラに到着。
コージーコーナーにて休憩。
普段、ケーキはあまり食べないのだけれど、結構カロリーを消費したので、いちごシフォンを食べる。
ラムラの前は外濠をイメージした?感じになっていた。
飯田橋東口からはJRの線路と外濠の間を歩いて行く。
ちょうどここで外濠と神田川が合流する。
JRはこのあたりから高いところを走るが、度台は江戸時代に築かれた外濠土塁なのだそうだ。
ガードをくぐってJR線の向こうに出てしばらくいくと、水道橋駅。
駅を通り過ぎて、水道橋を渡る。
浮世絵のレリーフが飾られている。
橋を渡り、外堀通りを上がっていく途中に、神田上水懸樋跡碑がある。
水道橋という地名は、懸樋(掛樋)=水道管が神田川をまたぐ様子が眺められたことからついたものとのことだ。
坂を登りきり、お茶の水橋を渡った交番の裏にお茶の水碑が。
将軍のお茶に用いるための井戸があったところからつけられた地名だそうだ。
ここですっかり日が暮れてしまったので、歩きは終了。
両国橋まで若干残してしまったが、また後日残りを歩くこととしよう。
地元に戻って、庄やで乾杯!
約34000歩。
まずまず歩きました。
(完)
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