【京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ展】
art-35 【京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ展】 東京国立博物館
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続いて見たのは【京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ展】。
テレビでこの展覧会のことをやっていて、六観音をどうしても見たくて、会期間際に滑り込み。
大報恩寺の歴史と寺宝-大報恩寺と北野経王堂
大報恩寺、実は京都のどこにあるのか知らず・・・
あ、なんだ、千本釈迦堂のことだったのですね。北野天満宮の近くなのでした。
鎌倉時代初期に創建されており、本堂は国宝。
まずは「千手観音菩薩立像」。腕は40本?だいたいはこのパターンかな。そういえば、今年は実際に千本あるのを見たのでした。
いろいろな物を持っているのだけど、やっぱりどくろもいた!
「傅大士坐像および二童子立像(普成立像、普建立像)」。傅大士さんは厳かに座っているのだけど、二人の子はなぜ大笑いしてるんでしょう?
聖地の創出―釈迦信仰の隆盛
釈迦如来像を中心として、釈迦の十大弟子が並ぶ。
六観音目当てで来たのだけど(もちろんよかったのだが)、十大弟子がスゴい!
まずは「誕生釈迦仏立像」。おなじみのサタデイ・ナイト・フィーバー(笑)。天上天下唯我独尊ですね。とても生まれたばかりには見えないけれど(笑)。
「釈迦如来坐像」は快慶の弟子行慶の作。きりりとしたお顔。
そして、十大弟子は快慶の作品なのだが・・・
これがスゴいスゴい!
表情もそれぞれリアルでバラエティにとんでいるし、血管が浮き出ているものあり、あばらのうきぐあいもリアルだったり・・・歯なんかも細かく彫られている。しわや頭の形など、いやもうビックリ。
六観音菩薩像と肥後定慶
六観音は運慶の弟子、定慶の作。
大好きな如意輪観音(この姿がいいよね)、千手観音に・・・
馬頭観音がすごい形相!横についてるお顔も怒っているし。
准胝観音は今まであまり見たことがない気がするが、手がたくさんありますね。十六本?これはちょっと勉強してみなければ・・・
聖観音のみ撮影可能。こちらもきりりとしたお顔立ち。
後期は光背をはずしての展示で、背中もバッチリ見られてよかったです。
この展覧会はすでに終了しています。
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