【長島有里枝 作家で、母でつくるそだてる展】
art-1 【長島有里枝 作家で、母でつくるそだてる展】 いわさきちひろ美術館・東京
本年初の美術館は、いわさきちひろ美術館。
だいぶ前に安曇野のちひろ美術館は行ったことがあるのだが、東京の方は、いつか行こうねと言っていながら機会がなく・・・
昨年、東京ステーションギャラリーの展覧会も行ったことだし、ちょうど近場に出かけたいなと思っていたので(何せあまり遅くならない時間に吉祥寺のチーズ王国で福袋を買いたい)、行ってみることにした。
下石神井のいわさきちひろの自宅兼アトリエ跡に建てられた美術館で、上井草の駅から徒歩5分ちょっと。住宅街の中にあって静か。
再現されたアトリエや、ちひろの庭などもある。
今やっている展覧会は、長島有里枝 作家で、母でつくるそだてる展。
いわさきちひろ生誕100年記念Life展の一環で、現代美術作家の長島有里枝とのコラボ企画。
展示室1 描くことを深く愛した人 いわさきちひろ
展示室2 作家で、母で つくる そだてる 長島有里枝
この2つはそれぞれ1階と2階にあって、同じ構造の部屋。というだけでなく、お互いにリンクする展示だった。
ちひろは、主に長男をモデルとしたこどもの絵をたくさん描いていて(制約のない依頼の場合はついつい描いてしまったそう)、長島さんも長男を被写体とした写真を多く撮っていて、リンクする。
まあでも、やっぱりちひろの絵がいいんですね。素描も素朴でよろしい。
展示室3 いわさきちひろ 素描-暮らしのなかから×長島有里枝 about homeより
同じ部屋内に2人の作品。これがとてもよかった。
日常生活で使う台所用具などの絵と写真。
なんか懐かしい。
展示室4 長島有里枝 千人針プロジェクト×いわさきちひろ『母さんはおるす』
ちひろの戦争をテーマ(ベトナム戦争)とした作品と、長島さんの千人針をテーマとした作品。
長島さんは、アメリカの同時多発テロを妊娠中に見て、千人針をやってみようと思ったそうで・・・
映像は1時間20分以上だったので全部は見なかったけれど、常に戦争は身近なものなのだなと実感させられる展示だった。
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