「永遠の僕たち」
本日の映画
movie-6 「永遠の僕たち」 Restless 2011年米
DIR:ガス・ヴァン・サント
CAST:ヘンリー・ホッパー、ミア・ワシコウスカ、加瀬亮
STORY:車の事故で両親を失い自らも臨死体験をした少年イーノックは死にとらわれ、知らない人の葬式に紛れ込むことを繰り返していた。ある日見とがめられたイーノックを助けた少女アナベルは余命3ヶ月だった。
☆☆☆一風変わったラブストーリー。
全体的には、今まで何度となく見てきた、病気とロマンスを絡めた映画のバリエーションなのだけど、登場人物の少年少女が一風変わっているのが特徴。
この監督がこんな映画も撮るんだ・・・と思ったけれど、やっぱりひと味違う。
イーノックは辛い経験から、全く関係のない人々のお葬式に参列することが日課となってしまっており、偶然知り合ったアナベルも変わった女の子だなと思っていると、余命3ヶ月であることがわかる。
イーノックには他の人に見えない日本の特攻隊員のヒロシの霊が見えているのだが、アナベルにそのことをしゃべっても、まったく動じない。
次第に距離を縮めていくイーノックとアナベルだが、アナベルの死が刻々と近づいてくると、彼は耐えきれなくなってしまう。
それでも、ヒロシの話を聞いて、アナベルときちんと向かい合い、やがてイーノックは立ち直っていくのだ。
最後に見せる笑顔が素晴らしい。
主演のヘンリー・ホッパーは故デニス・ホッパーの息子ということで、いやホント似てるなあ。繊細な演技がいいし、ミアの透明感あふれる演技も素敵だった。
でも、ガス・ヴァン・サント監督は次第にとがったところがなくなってきてしまったような・・・
昔の作品の方がやっぱり、らしい気がするなあ。
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