ロバート・ロプレスティ『日曜の午後はミステリ作家とお茶を』
本日の本
book-3 『日曜の午後はミステリ作家とお茶を』 ロバート・ロプレスティ著 創元推理文庫
STORY:事件を解決するのは警察・・・と言いつつも、なぜかいろいろな事件を解決に導くミステリ作家のシャンクス。短編集。
☆☆☆日本初公開の作家のミステリ。
ちょっとハードなミステリは読む気にならなくて、読んでみたミステリ。
結構バラエティに富んだ内容で、ショートショートからちょっとだけ長めの短編までいろいろ。
共通しているのは安心して読めるミステリということ。
出来はまあばらつきはあるけれど、ゆるゆる読めるところがよい。
好みなのは・・・
「シャンクスの手口」。痛快!
「シャンクス、スピーチをする」。結構本格ミステリになっている。
「シャンクスは電話を切らない」。ほのぼの。
「シャンクス、悪党になる」。してやったり!
ミステリ作家シャンクスと奥さんのやりとりも軽妙で楽しい。
この作家の本、また読んでみたいなあ。
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