東海道五十三次歩き(第30回) 土山宿~水口宿1
約半年ぶりの東海道歩き。
これからまたがんばります!
またまた4時半起きで5時前に家を出る。まだ暗いし寒い。
さすがにこの時間の電車はすいていて余裕で座っていける。
新幹線は6時16分発ののぞみ。
さすがに乗ってすぐに朝ご飯は早すぎるので7時近くまで待って食べる。
曇りベースの天気だけれど、富士山はちらっと姿をあらわした。まだだいぶ雪が残っている。
食後はうつらうつらしているうちに、京都到着。
お手洗いに行って琵琶湖線に乗り込む。前回帰りにもこの路線には乗っているのだけれど、もう暗かったので景色は全然見られず・・・沿線の景色を楽しみつつ、草津駅着。
15分間待って今度は草津線に乗り換え、貴生川着は9時53分。
南口からあいくるバスに乗り込む。10時5分発。
帰りはこの路線のどこからかバスに乗って貴生川まで出るかもしれなかったので、バス停を確認しつつ・・・
終点田村神社着は10時37分。

やれやれ、これだけの時間をかけて、ようやく前回のゴール、道の駅あいの土山に到着である。
このあたりが一番日帰りがキツい場所だ。

街道沿いの酒蔵、安井酒造場で買えるかどうかわからないので、ここで初桜のワンカップも早速買い込む。スタートから荷物を重くするのはどうかと思うけれど(笑)。
さて、歩きスタート。
家々に屋号札がかかっていて楽しい(この日一日そうだった)。

生里野地蔵尊の脇に新しい道標。「右京都十五里、左江戸百十里」。いやはやずいぶんときたものだ。

お地蔵様は顔が描かれいて、色も塗られていてなんだかかわいらしい。

向かいにある屋号札は三日月屋。名物、お六櫛(村人に助けられた櫛職人の旅人から伝えられた)を売っていたお店という。

上島鬼貫(東の芭蕉、西の鬼貫と言われたそう)の句碑。

扇屋伝承文化館は残念ながら土日しか営業しておらず、見ることはできなかった。櫛なんかが展示されていたのだろうか。
その先に一里山地蔵尊。
これまたカラフルなお地蔵様!

一里塚跡。110里目。

油屋という屋号札発見。
昔、油はとても貴重だったので、庄屋や問屋の屋号となっていたという。


来見橋を渡る。左右、茶もみ歌と切り絵作家黒川重一(土山出身)の絵が埋め込まれている。道は着色されていてわかりやすい。これならば迷わない。

白川神社を通り過ぎ、旅籠の井筒屋跡へ。
森鴎外の祖父、典医だった森白仙が参勤交代の途中で亡くなった場所である。

鴎外は東京へ向かう途中この地を訪れたが、すでに井筒屋はなく、向かいの平野屋に泊まっている。
このように土山宿では旅籠跡に石柱がたてられていて、がんばって撮影したのだけれど、少し撮り忘れが・・・
って全部撮る必要もなかったかも?

そしてうかい屋到着。
ここで是非お昼を食べたいと思っていたのだが、不定休と書いてあったのであいてるかどうか・・・
が、あいてました!なんでもお二人でやっているので、二人とも用事があると閉めざるを得ない日もあるとか・・・

いただいたのは、鴨南蛮そば。土山に伝わる夕霧そばを再現したものという。

中には、東海道など街道の資料がたくさん置いてあり、ホントに歩く東海道もありました!
(2に続く)
マップはこちらを使っています。
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