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2019年5月

2019/05/31

坂木司『和菓子のアン』

本日の本


 


book-6 『和菓子のアン』  坂木司著  光文社文庫


STORY:高校卒業後進路が決まらない梅本杏子(アンちゃん)はデパ地下の和菓子店みつ屋で働き始める。個性的な店長や同僚に鍛えられながら和菓子の奥深い世界にはまりつつ、謎をといていく。


☆☆☆☆前々から読みたかった本をようやく読んだ。


和菓子屋さんが舞台のミステリなんてはじめて。
これが予想以上におもしろくて・・・


和菓子に関する蘊蓄がいっぱい、こんなに奥深い世界だったとは!
光琳菊なんて和菓子があったとはなあ・・・


主人公アンちゃんのキャラもいいんだけど、店長や同僚の乙女系男子立花さん、立花さんの師匠もキャラも立ちすぎなほど。


普段和菓子やさんに行くことはあまりないけれど、これを読んで行きたくなったなあ。しかも上生菓子を買いたくなりました。


読後感が非常によいミステリでありました。


 

2019/05/30

ヤッホーブルーイング 僕ビール、君ビール。満天クライマー

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ローソン限定のビール。
ヤッホーブルーイングのビール、いつも楽しみ~
缶のデザインも相変わらずきてますね。

注いでみると、やや薄めの色。
飲んでみると、柑橘系の爽やかな香りとぐっとくる苦み。
Brut IPA(ブリュットアイピーエー)という通りに辛口のインディア・ペール・エール。
あ、でも飲んだあとは案外すっきりですね。

次はどんなの出るかな?

 

2019/05/29

東海道を歩き終えて

全34回、すべて日帰りで東海道を完歩しました。
一昨年4月に歩きはじめて約2年。
短かったような長かったような・・・
寄り道しなければもっと早く到達できたのでしょうけれど、せっかくなのでといろいろ寄り道しました。

いろいろな思い出がよみがえります。
思いつくままに書いてみると・・・

品川寺の六地蔵
川崎で食べた奈良茶飯
遊行寺にあった小栗判官と照手姫のお墓
大磯の鴨立庵
小田原城の桜
ういろう御殿
厳しい箱根越え
芦ノ湖から見えた富士山
三嶋大社の福太郎
千本松原から見えた富士山
富士川橋からの富士山
栗の粉餅
神沢川酒造場でお話したおばあさま
東海道広重美術館
桜海老丼
さった峠からの富士山
清見寺の五百羅漢
清水駅のさくらももこの絵
石部屋で食べたできたての安倍川餅
丁子屋のとろろ汁
宇津ノ谷峠のトンネル
蓬莱橋
大井川橋
風情のある日坂宿
掛川城
袋井ど真ん中茶屋
旧見付学校
大雨で渡った天竜川
舞阪の松並木
新居関
白須賀からの遠州灘の眺め
立派な二川本陣
吉田宿の菜めし田楽
御油の松並木
藤川のむらさき麦
岡崎での味噌蔵見学
知立の花しょうぶとあんまき
間の宿有松
熱田神宮のきよめ餅と怖い鶏たち
六華苑
アーケードを通る四日市
石薬師のお地蔵様
亀山城址
重伝建のすばらしい街並みの関宿
雨の鈴鹿峠越え
土山の平成万人灯
うかい屋さん
水口城址と曳山
草津追分
滋賀のお地蔵様(だらけ)
姥が餅
草津宿本陣
膳所城の門
三井寺からの琵琶湖の眺め
車石
感動のゴール三条大橋

マップは風人社さんのを使用しました。
すっかり街道歩きにはまり、次は中山道を歩きます。

2019/05/28

京都観光

東海道完歩のあとは、地下鉄で二条城へ。
二条城ははじめてだ。

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重要文化財の東南隅櫓。

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東大手門から入場する。修学旅行生と外国人観光客でいっぱいだ。

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二の丸御殿を見学。
名古屋城の御殿と同じような造り。というかこちらが先ですよね。
撮影は禁止だったのが残念。中の障壁画は狩野派が描いたもので、絢爛豪華。ただし今はレプリカである。
飾り金具、欄間彫刻、どれもがゴージャス。

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続いて二の丸庭園へ。おもむきのある庭園でかなり広い。

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本丸櫓門。

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本丸庭園も広い。

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天守閣跡に登ってみると比叡山が見えた。

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北中仕切門。

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加茂七石。

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ここで休憩。井筒で買った生八橋入りの三笠を食べる。

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北大手門。

最後に展示収蔵館に寄る。
黒書院の牡丹の間障壁画の現物が公開されていたが、かなり劣化していますね。

その次に行ったのは三十三間堂。

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いや~圧巻ですね。千体千手観音像。今はすべてが揃っているそうだ。
すべて表情が違うのがおもしろい。
風神・雷神と二十八部衆も見応えがあった。大迫力!

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ここでも地蔵たちが。

ここからバスに乗って京都駅に向かおうと思ったものの混み混みで乗れず、結局歩く。

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最後に京都タワーに登る。初めてだ。

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清水寺や京都御所他、名所がよく見える。

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伊勢丹のエスカーターに乗って上まで上がってみた。
階段がおもしろい。夜はキレイでしょうね。

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まだ時間があったので紅茶のお店でお茶を。

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今回の駅弁はお寿司。そして京都麦酒を。

帰宅は10時半前でした。

2019/05/27

東海道五十三次歩き(第34回) 大津宿~三条大橋2

(1より続き)


東海道は左の細い道へと入っていく。非常に狭い道の部分もあり、東海道でもっとも細い道ではないかと思った。


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その後急坂が現れ、日ノ岡峠までぐいぐい登っていく。


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酔芙蓉がきれいだという大乗寺は今は季節ではなにのでパス、地蔵堂、と思ったら大日如来堂のようだ。このあたりはまた、地蔵堂が多い。


3hiroba    


細い道を抜け、府道143号線に合流したところに車石広場がある。
平成9年の京都市営地下鉄東西線の開業に伴い廃線となった京阪電鉄京津線の軌道敷を利用した広場だそうだ。


粟田口刑場跡解説板があった。
どうやら上に上がっていくと石碑があったようだが飛ばしてしまった。
粟田口刑場は、江戸時代より前から刑場として機能していたとされ、罪人総数約15000人ほどが処刑されたそうである。


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蹴上浄水場を通り過ぎる。つつじの季節には一般公開されるらしい。
確かにキレイでしょうね。


ウェスティンホテルを通り過ぎると、通りの向こうに合槌稲荷神社の赤い鳥居が見えた。刀匠三条小鍛冶宗近が常に信仰していた稲荷の祠堂と云われる。


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粟田神社に寄ってみる。
京都の東の出入り口、粟田口にあり、旅の神様として知られる。


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御神馬。


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上に上がると平安神宮の鳥居が見えた。


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拝殿。


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本殿。


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舞殿。


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そろそろお昼。ということで、お福といううどんとそばの店に入る。
頼んだのはにしんそば。にしんがとてもおいしい。


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交差点からはまたまた平安神宮の鳥居が見える。


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京都に入っても着色したお地蔵さん。


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坂本龍馬お龍結婚式場跡を通り過ぎ、三条白川橋のところに道標。京都市で最古の道標である。


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川沿いは柳が植えられていてきれいだ。


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川沿いを進んだところに明智光秀の首塚がある。
光秀は自刃、最後を遂げたといわれるが、家来が、光秀の首を落とし、知恩院の近くまできたが、夜が明けたため、この地に首を埋めたと伝えられているそうである。


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京都市のマンホールはつまらない。
が、御所車のデザインらしい。


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ここで大将軍神社に寄る。
桓武天皇が平安京を造営した際、大内裏鎮護のため四方四隅に祀られた大将軍神社のうち、東南隅の一つだそうだ。
御神木のいちょうは樹齢800年だそうだが、切られていた・・・


とうとう三条大橋が見えてきた。
 


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直前の交差点のところには高山彦九郎正之像。
群馬県出身の思想家で、京都に出入りする折には、京都御所に向かって拝礼したという。


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三条大橋。広重の絵で描かれているよりは小さな橋なんですね。


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駅伝発祥の地の碑。


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カルガモの子ども。


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弥次喜多像は案外小さかった・・・


ついについに三条大橋に到達、東海道完歩です!


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今回のおみやげ。


京都観光して家に帰るまで約38000歩でした。



(完)

マップはこちらを使用しました。


 


2019/05/26

東海道五十三次歩き(第34回) 大津宿~三条大橋1

いよいよ最後の東海道歩き。
天気予報では京都は30度超えと出ていたけれど、もちろん?出かけることにした。

いつものように5時過ぎの電車に乗り、東京駅6時16分発ののぞみに乗り込む。パンなどで朝食。うつらうつらしつつ、京都着8時26分。

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若干かすんではいたが富士山を見ることができた。

8時34分の電車に乗り、隣駅の山科で京阪に乗り換え、前回のゴール大谷へ。
歩きはじめは9時。

歩きはじめてすぐに国道に合流、歩道橋を渡る。

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そこにあったのが大津算盤の始祖・片岡庄兵衛解説碑である。1612年片岡庄兵衛が長崎に伝来した算盤を参考に製造を始めたとのことだ。

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その先に月心寺。
かつては走井の茶屋だったところで、井戸の水で搗いた餅菓子が走井餅。
橋本関雪が別邸とし、その後月心寺となったという。
残念ながら中には入ることができないが、結構敷地は広そうだ。

しばらく行くと高速をくぐる。

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その先に大日如来堂があった。真ん中に大日如来(多分)、そのまわりにお地蔵様が置かれている。

髭茶屋追分到着。

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追分道標と蓮如上人御塚があり、道標には「みきハ京ミち」、「ひだりハふしミみち」、「柳緑花紅」と書かれている。やなぎはみどり、はなくれないは中国宋の時代の詩人蘇東波の詩だそうである。
今回は右に進むが、左に行けば京街道。いつか歩くことがあるかもしれない。いや、歩いてみたいなあ是非。

追分からほど近いところに閑栖寺がある。

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門前に車石が置かれているほか、中に入ると、車道が再現されていたり、またまた車石もあったり。

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どのように牛車が動いていたかの絵もあった。

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まだまだ地蔵尊がある。
このあたりからずっと地蔵堂が立派だった。

さて、井筒八ッ橋本舗の工場兼店舗に寄ってみる。

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なぜか駐車場には天智天皇像と坂上田村麻呂像があった。

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まず2階に上がって工場見学。
工場見学は大好きなのでついつい寄ってしまう。

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大津そろばんや針の展示もあった。
大津といえば、そろばん、針なのだそうだ。

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大津絵も名物の一つ。
絵によって効用が違ったわけなんですね。

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売店でおみやげを物色していると、生八橋(夕子)を出して下さった。おいしい!
ついでに走井餅も試食。ホントは買って帰りたかったのだけど、気温が高いので断念。残念。
結局、家へのおみやげに八ッ橋と、おやつ用に生八橋入り三笠を購入。

街道に復帰、先を進むが、街道は国道1号線によって分断されているので歩道橋を渡る。

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旧道に入ると、魚やさんの前にまたまた車石が置かれていた。

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小関道の道標を通りすぎ、いよいよ京都市に入る。

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徳林庵(六角堂)。
雲英が人康親王を都もらうために創建した。
人康親王は仁明天皇の第四皇子で、失明後のこのあたりに隠棲したという。それでこのあたりの地名が四宮となったそうだ。

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かわいらしいわらべ地蔵。

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人康親王供養塔と蝉丸供養塔もあった。

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道の奥に入っていくと十禅寺がある。人康親王が開山したという。

諸羽神社の鳥居を通り過ぎ、山科駅を横目にみつつ先に進む。

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愛宕常夜燈。なぜか上にゴジラが・・・

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五条別れ道標。
「右ハ三条通」、「左ハ五条橋 ひがしに六条大佛今ぐ満きよみず道」と書かれている。

 

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高架をくぐって先に進むと冠木門のモニュメントが見えてきた。

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横には地蔵堂。

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通りの向こうは天智天皇陵への参道があり、日時計が。
日本初の時計を考案したのは天智天皇だったのか!

(2へ続く)

マップはこちらを使用しました。

2019/05/25

サッポロ 北海道生ビール

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限定醸造のビール。

注いでみるとやや薄い色。
飲んでみると、色から想像した感じの軽い感じ。
でも薄いというわけでなくて、苦みもあるしコクもあって、なかなかよろしいです。

2019/05/24

国分寺:一休 国分寺店

美術館をはしごしての飲みは、おなじみ一休。
同居人のカードはだいぶ前に切れてしまっていて新規の扱い。ワタクシの今月切れるから来月にはまた行かねば・・・

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まずは生ビール。その後のお酒は日本酒(高知の文佳人)、最後は赤ワインへ。
この日本種は初めて飲んだな。辛口。
お通しは枝豆。クーポンで頼んだ穴子一本揚げと鶏と豆腐の香味ソース。
穴子大好きなので見るとついつい頼んでしまう。

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チーズ入りつくね、豚巻きレタス。
チーズはポツポツと入っている。豚巻きの方はお好みソースなんですね。

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葱ガツ、ぶりのなめろう。
おつまみ感満載(笑)。
ぶりってなめろうでもいけますね。

また来月!

東京都国分寺市本町2-11-5 矢野ビル 2F

 

2019/05/23

【東寺展】

art-25 【東寺展】 東京国立博物館

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モロー展に続いて上野に移動、東寺展へ。
外に列はなかったけれど、入場してみたら結構な混雑。やはり人気ですね。

第1章   空海と後七日御修法
まずは空海と東寺に関する展示。
書は全然わからなくて(ただキレイな字だなとかくらい)、やはりじっくり見てしまうのは五大尊像、十二天像。平安時代の仏画もいいなあ。意外と色がよく残っている。

第2章   真言密教の至宝
曼荼羅好きのワタクシとしてはうれしい展示。
いや細かいなあ。
ちょっと保存状態がよくないものもあったりするけれど、いやはや見ていて飽きないですね。
「十二天屏風」も素晴らしかった。鮮やか!凜々しい。

第3章   東寺の信仰と歴史
「八部衆面」。お面がずらりと並ぶ。意外と表情豊か・・・というが力入りすぎな顔も(笑)。
「兜跋毘沙門天立像」。きりっとしたお顔。地天女が両手で毘沙門天を支え、その両脇に尼藍婆(にらんば)と毘藍婆(びらんば)が。これがユーモラス。

第4章   曼荼羅の世界
そして、ハイライトは立体曼荼羅。なんと21体のうち15体も来ているのである。

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イケメンの「帝釈天騎象像」のみ撮影可。端正なお顔だなあ、やっぱり。
「持国天立像」。すごい形相。邪鬼がなんか情けない顔。
しかしなんといっても五大明王だな~
不動明王は残念ながらきていなかったのだけれど・・・
「軍荼利明王立像」。なんだかたくさん武器を持っている。
「降三世明王立像」。ヒンドゥー教のシヴァ神とその妻を踏んでいるという・・・優位性を示す為だそうだが、うーん・・・蛇もいる?
「金剛夜叉明王立像」。五つの眼があって怖い。
一番ツボだったのは「大威徳明王騎牛像」。水牛に乗った姿なのだけど、六面六臂だけでなく六足!!こんなだったんだっけ?この展覧会一番のお気に入り!

是非是非!

2019/05/22

【ギュスターヴ・モロー展】

art-24 【ギュスターヴ・モロー展】 パナソニック汐留美術館

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土曜出勤の日。
昼食後に向かったのは汐留。
なぜか名称が変わったパナソニック汐留美術館へ。
待望のモロー展である。
だいぶ前にやったBunkamuraザ・ミュージアムでの展覧会ももちろん行っているが、今回はすべてパリのモロー美術館からきているということで楽しみにしていた。
パリのモロー美術館はパリの美術館の中でもお気に入りの美術館の一つで、ここはまた行きたいなあと思っているのだ。前に行った時は素描などあまり見られなかったので・・・

第1章 モローが愛した女たち
モローにとって大切な女性2人に関する展示。
一人目は母親のポーリーヌ。もう一人は長年の恋人(結婚はしなかった)アレクサンドリーヌ。
モローというと妖しい女性のイメージだけれど、この2人の肖像がに関して言えばそういう要素なし。やさしい顔に描かれている。
自画像もあったが、ちょっと神経質そうな感じ。
インクで描いた「雲の上を歩く翼のあるアレクサンドリーヌ・デュルーとギュスターヴ・モロー」はちょっと戯画っぽく、かわいらしい感じ。モローって偏屈な人だと思っていたけれど、別の面を見た気がした。

第2章 《出現》とサロメ
今回の目玉サロメである。
「出現」がもっとも有名だと思うが、他にもいろいろとバリエーションがあるんですね。
「洗礼者聖ヨハネの斬首」1枚目はまさに首が切られようとしているところ。
2枚目はすでに切られてヨハネの首はなく・・・後ろでサロメがお盆に首をのせて(はっきりとは見えないがおそらく)去って行くところ。2枚目の方が恐ろしい・・・
そして「出現」!サロメがヨハネに対してこちらにくるなと言っているのか?幻影なのか?なんとも不思議な絵である。よくよく見ると背景に装飾がほどこされているが、これは後年書き足したものだそうだ。
その他にもサロメが並んでおり、ずいぶん描いてたんですねぇ。

第3章 運命の女たち
サロメ意外のファムファタール。
まずはヘレネ。「トロイアの城壁に立つヘレネ」。ヘレネの下に、折り重なるように死んでいる兵士たち。怖い。
メッサリーナは今まで知らなかったが、これは悪そうな女性だな~(笑)
謎かけのスフィンクスはあまり怖くはない。
「死せるオルフェウス」。八つ裂き!首ないし、これはぞっとする。
「セイレーン」は普通に人魚の絵かと思いきや・・・・足は蛇?男が死んでいるし・・・
逆に笑ってしまったのは「エウロペの誘拐」。牡牛に化けたゼウス・・・のはずだが、顔だけゼウス!こんなに描かれた絵って他にある??

第4章 《一角獣》と純潔の乙女
「一角獣」。といえば、クリュニーのタピスリーがゴージャスだけれど、それを参照して描いたのがこの作品。
この絵に関して言えば、妖しさはあまりなく・・・優しい雰囲気の絵である。

やっぱりモローいいなあ。パリに行ったらまたモロー美術館に行こう!
是非どうぞ。

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2019/05/21

新宿:本家 第一旭 新宿店

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土曜出勤の日。
何度となくチャレンジしたものの、行列がいつも出来ていて(我が家は並ぶのがキライ)入れなかったお店にとうとう行くことができた!
ちょうどいいタイミングだったようで、その後また行列が出来ていたので、ホントにラッキー。

昨年12月にオープンしたお店で、京都の人気店の東京初上陸?のお店らしい・・・

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頼んだのはシンプルにラーメン(同居人は大盛り)。
見た目、それほどこってりに見えなかったのだが・・・
意外にこってり。豚骨醤油だろうか。
麺はストレート麺で、九州のよりはやや太めかな。意外と持ち上げるのが大変(笑)。
チャーシューはほろほろ。九条ねぎ(さすが!)ともやし。こってり味なのでもやしがいい感じ。

ねぎ増ししたらもっとよかったかも?

またすいてる時に行きたいです。

東京都新宿区新宿1-13-7 東宝ビル 1F

2019/05/20

【ラファエル前派の軌跡展】

art-23 【ラファエル前派の軌跡展】 三菱一号館美術館

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目黒から移動、三菱一号館美術館へ。
【ラファエル前派の軌跡展】である。
ラファエル前派は数年前にまとめて見ているのだが、また違った構成でしたね。

第1章 ターナーとラスキン
今年はラスキン生誕200年だそうで。
ラスキンというと評論家として有名なのだけど、意外な一面を発見。自分でも絵を描いていたんですね。しかも、フツーにというか、結構うまい。というのがびっくり。
水彩画、結構繊細なタッチでキレイ。
冒頭ではターナーの作品が何点か。ラスキンは若い頃からターナーの絵を買い集めていたらしい。
まだ形がある時代のターナーの作品が並んでいたけれど、「カレの砂浜」はもう溶け出しているというか、曖昧さが出てきている。日没の太陽の感じがとても美しい。

第2章 ラファエル前派
この章のはじめの部屋は撮影可能。

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ミレイ「滝」。フツーの風景画かと思いきや・・・描かれている女性がラスキンの奥さんと聞くと・・・その後ミレイの奥さんになった人ですからね。複雑・・・とにかくこの派は関係が複雑すぎて・・・
ミレイ「結婚通知―捨てられて」。女性のなんとも言えない表情が印象的。
そしてロセッティ!ロセッティというと、エラのはった女性ですね。
「祝福されし乙女」はメランコリック。
「ウェヌス・ウェルティコルディア(魔性のヴィーナス)」はポスターになっていた作品だが、全体に乙女な感じだけれど、エラが(笑)。
「ラ・ドンナ・デッラ・フィネストラ(窓辺の女性)」のモデルはウィリアム・モリスの妻ジェーンなのだけど、これまた人間関係が複雑・・・
ウィリアム・ホルマン・ハント「甘美なる無為」。ちょっとけだるい。
アーサー・ヒューズ。「音楽会」はなんかこう幸せな感じ。

第3章 ラファエル前派周縁
ウィリアム・ヘンリー・ハントは好きな画家。鳥の巣のハントと言われている画家。
「ヨーロッパカヤクグリ(イワヒバリ属)の巣」。精密な描写。巣じゃないけれど、「果実―スピノサスモモとプラム」もいいなあ。
レイトン「母と子(サクランボ)」。いろいろなものが描かれていて何かを暗示してるのかしらんと思ったけれど、単に美しいものを集めただけなのかも?
ソロモンの作品は旧約聖書から題材をとったものが多いのだけど、ちょっと妖しい感じだ。

第4章 バーン=ジョーンズ
バーン=ジョーンズもここで前に見たバーン=ジョーンズ展で好きになった画家。
「赦しの樹」がもっともらしい作品だろうか。
今回気に入った作品は・・・
「慈悲深き騎士」。劇的な作品だ。
「三美神」。パステル画なのだが、生身の女性っぽく・・・
「ぺレウスの饗宴」はパリスの審判につながる作品で、なんとも奇妙。

第5章 ウィリアム・モリスと装飾芸術
モリスも何度となく見ているのだけれど、3人掛けソファ、これいいなあ。
それと、バーン=ジョーンズのデザインによる、タピスリーやステンドグラスの下絵もよかった。
結局バーン=ジョーンズが好きってことなんでしょう。

ラファエル前派が好きな方は是非!

2019/05/19

目黒:仙台辺見 目黒駅前店

目黒美術館に行ったあとの昼食。
美術館から駅に至る道には飲食店がたくさんあって、どこにしようと思っているうちに駅前まで戻ってきてしまい・・・

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結局入ったのは牛タンのお店。
この名前のお店なのに、どうやら仙台にはない・・・

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頼んだのは牛タン焼き2種盛り合わせセット。
2種は塩と仙台味噌。どっちもおいしいけれど、好みは味噌の方かな?
浅漬けがいい感じ。
そして、食べる味噌がついていてこれがいいアクセントですね。
もちろん?ご飯は麦飯+とろろ。
テールスープでしみじみして終了。

おいしゅうございました。

東京都品川区上大崎2-27-3 目黒駅前山田ビル1F

2019/05/18

【世紀末ウィーンのグラフィック展】

art-22【世紀末ウィーンのグラフィック展】 目黒区美術館

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ウィーン世紀末芸術に関する展覧会第2弾はこちら。
目黒区美術館で開催されている世紀末ウィーンのグラフィック展に行って参りました。
京都国立近代美術館の収蔵品を紹介するもの。

Ⅰ ウィーン分離派とクリムト
1.ウィーン分離派-展覧会と機関誌『ヴェル・サクルム』
クリムトの蔵書票からぐっとひきこまれる。このデザインカッコいい!
分離派の美術展のポスターで印象的だったのは、菊川英山が描かれたもの。ウィーンでも当時はやったんでしょうね、浮世絵が。
『ヴェル・サクルム』の表紙がまたモダンでよいのだけど、猫のがかわいい!

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そして、とても気に入ったのがカール・モルの作品。
雪の風景を描いた版画2枚、静けさがいい。
エゴン・シーレの「アルトゥール・レスラーの肖像」。シーレは色のない作品の方がいいような・・・

2.クリムト、シーレそしてココシュカ
素描の展示。
クリムトのウィーン大学大広間天井のための習作が並んでいた。この天井画は焼失してしまっているため写真が残っているのみだが、確かにこれは物議をかもしたに違いない!おもしろいと思うけれど。

Ⅱ 新しいデザインの追求
1.図案集の隆盛
おしゃれ!見ていてとても楽しい。
マックス・ベニルシュケの書籍装丁が特にいいなあと。

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2.デザイン研究のプラットフォーム-ウィーン工芸学校とウィーン工房を中心に
オスカー・ココシュカのウィーン工房絵はがきのシリーズが好き。色づかいがいいんだよなあ。
ウルバン・ヤンケの「ウィーン風景」もいい。

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3.オットー・ヴァーグナーとヨーゼフ・ホフマン そしてアドルフ・ロース
国立新美術館の展覧会にもあった建築、家具についての展示。
家具がおしゃれだな~
使い勝手がいいかどうかわからないけれど・・・

Ⅲ 版画復興とグラフィックの刷新
1.木版画の復権
写真の普及により版画が衰退しかけたが、日本の木版画の影響で新しい流れが。
ここでまた登場するのがカール・モル。単色作品もよかったけれど、多色刷りもいいなあ。版画集「ベートーベンの家」、教会の絵もよかった。
が、もっと気に入ったのがカール・クレネクの連作「四季」。観光気分が楽しめる。
ツューロウの田舎の風景もよし。「畑」はちょっと幾何学的だ。

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2.版画の新潮流
進化した版画。
シュテールの「山の湖」など版画に見えない。普通の絵のようだ。

3.素描の魅力
1にも作品があったが、ユンクニッケルの動物の作品が好き。

Ⅳ 新しい生活
1.日常生活とグラフィック・デザイン
元々月次画は好きなんだけれど、コロモン・モーザーの「月次絵」がいいなあ。小さくするとしおりになりそうな形。
カレンダーもおしゃれだ。

2.挿画と装丁
古書マニアが喜びそうなラインナップ。

ウィーン世紀末芸術に関する展覧会3つの中では一番地味かもしれないけれど、なかなかよかったです。
是非どうぞ。

2019/05/17

イオントップバリュ バーリアル

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近くにイオン系のお店がなくて(なくはないけれど行かないので)、なかなかこのプライベイトブランドを買うことはないのだけれど、たまたま行く機会があり購入してきた。

注いでみると、やや薄めの色。
飲んでみると、よく言えばあっさり系。コクはない。
まあ変な甘みとかつけてないのはいいかな。そこそこの新ジャンルと言えましょう。

2019/05/16

府中:マンマパスタ府中店

府中市美術館に実家の両親と行ったあとの昼食。
このお店は久々。

休日はいつも混んでいるのだけれど、12時少し前に到着したのがよかったのか、あまり待たずに入ることができたのだった。

もちろん、通常メニューもあるのだけれど、みんな春のおすすめメニュー(黒板メニュー)からチョイス。

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まずは、母親のパルマ産生ハムとルッコラ・旬野菜のサラダピザ。
野菜がたくさんのっていてヘルシー!おいしい。

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父親の塩麹漬け大山どりボースととアスパラ・菜の花のトマトーソーススパゲティ。
菜の花の苦みがいい。

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ワタクシの仔羊とピゼリーニのラグーソース・ペコリーのチーズリガトーニ。
あ、リガトーニってこういうのだったっけ。ピゼリーニってなんだろうと思っていたら、グリンピースなんですね。ちょっとハーブっぽいのもよろしい。

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同居人の赤海老とファーベのフレッシュトマトソースリングイネ。
海老のだしが出ている。ファーベは空豆なんですね。

どれもおいしゅうございました。

東京都府中市若松町2-39-1

2019/05/15

エドワード・D・ホック『怪盗ニック全仕事6』

本日の本


 



book-13 『怪盗ニック全仕事6』  エドワード・D・ホック著  創元推理文庫


STORY:大きな石像の首、結婚式で放つ鳩、バースデーケーキのろうそく・・・価値のないものしか盗まない怪盗ニック、完結編。


☆☆☆怪盗ニックものの短編集6冊目。


今回も、なんでこんなもの盗む必要あるの?というのもの依頼続々。
というか、このものを盗む必要があるわけですね、依頼者には。
そのなぜ?が解き明かされる場面がおもしろいわけだし、whyダニットのみならず、howダニットもなるほど!と思う。
犯人あて~whoダニットも楽しめる作品もあって、なかなかにバラエティに富んだラインナップ。


今回、一番よかったのは「グロリアの赤いコートを盗め」。
恋人グロリアとのなれそめがわかるエピソードなのだけど、ニックいい人じゃないですか!これはグロリアも惚れるね(笑)


ライバルであり協力者でもあるサンドラとの共演作品も今回は多くて、楽しい。


しかし・・・
ニックものもこれが最終巻。残念だなあ。もっと読みたかったのに・・・

2019/05/14

【へそまがり日本美術展】(後期

art-21【へそまがり日本美術展】(後期) 府中市美術館

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へそまがり日本美術~禅画からヘタウマまで~展。
前期に続いて後期も行ってみた(すでに展覧会は終了)。
大人気だったようで、この日もワタクシたちが出る頃には入場制限をしていた。

章立ては次の通り
第1章   別世界への案内役   禅画
第2章   何かを超える
第3章   突拍子もない造形
第4章   苦みとおとぼけ

前後期でかなりの点数が入れ替わっていたので、その中で気になった作品を。

トップバッターは海北友雪の「雲竜図襖」。ダイナミックな龍が踊る。

雪村の「竹虎図」は、やっぱり虎がかわいい。
白隠の「すたすた坊主図」。これ大好きな作品!笑いがこみ上げてくる。
「蛤蜊観音図」はなぜ蛤蜊?観音様がちょっととぼけたお顔だ。
春叢紹珠「皿回し布袋図」も笑っちゃう画。なんで皿回し?
そして今回気に入った作品は、風外本高の「涅槃図」。お釈迦様の描き方がラフすぎるのだが、なんか暖かみのある画だ。
仙厓で一番よかったのが「小蔵梅花図」。木菟がかわいらしい。

遠藤日人「ぽんぽこ祭図」もじっくりみるとおもしろいが、一目でくくっと笑いたくなるのが「「杉苗や」句自画賛」。3羽の鶴がこっちを向いてるのだけど、ぱっと見鶴とは思えなかったり・・・

前期もあった家光と家綱の絵。
後期の新しい作品は家綱の「闘鶏図」。家綱としてはせいいっぱい大きく描いてるのかもしれない。
やはり将軍たちの絵はじわじわくるな~

長沢魯雪の「なめくじ図」を奇想の系譜展に続いてまた見る。着想がおもしろい。
「猿猴弄柿図」は猿の欲張り顔に笑ってしまう。
祇園井特の描く女性はちょっと怖いというか気持ち悪いのだが、「お菊幽霊図」も!1枚、2枚・・・

いやはや前後期とも楽しませてもらいました。
来年の企画も楽しみだな~

2019/05/13

横浜:生香園 本館

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神奈川県立博物館に行ったあとの昼食。
桜木町の駅に向かえば何かお店があるに違いないとふらふら歩いていると・・・
周富輝さんのお店の別館があった。
きっと高いに違いないと思いスルー、あれ、今度は本館だ!
と外のメニューを見てみると、意外にリーズナブル。
ということでここで食べることにした。

中華のお店というのは選択肢が多くて非常に迷うけれど・・・

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そして、かなり迷って五目ワンタンを注文。
これに麺をプラスするときっと量が多いに違いないと思い、ワンタンのみにする。
結構大ぶりなワンタン。やっぱり麺ぬきで正解!
醤油ベースの定番な味でおいしい。

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同居人はおもしろいのがいい(?)ということでしいたけ入りつゆそばを注文。
ちょっと味見させてもらったが、椎茸のうまみがよく出ていて、キノコ好きのワタクシとしてはこっちでもよかったかな~と。

他にも気になるメニューがいっぱいでした。

神奈川県横浜市中区相生町5-80

2019/05/12

【横浜浮世絵展】

art-20 【横浜浮世絵展】 神奈川県立歴史博物館

前々から行きたいと思っていた神奈川県立歴史博物館に行って参りました。
ちょうど浮世絵展が開催されていたので・・・

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この建物は、旧横浜正金銀行本店を使用しており、重厚な感じ。

常設展も見るか聞かれて、はじめてなので常設展も見ることにした。

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まずは横浜浮世絵展から。
展覧会構成は次の通り。
序 章 横浜開港前夜
第1章 街ができる-横浜開港-
第2章 外国人たちとの出会い
第3章 ヨコハマの明治
最終章 横浜浮世絵の160年

展示は北斎の「(賀奈川沖本杢之図)」から始まるが、外国人がやってきて、横浜港が開港し、街として発展、外国人もたくさん住むようになり、鉄道が開通してさらににぎわうようになった横浜の歴史を浮世絵でたどるもので、なかなかに興味深い。

絵師は、2代歌川広重や横浜絵の第一人者貞秀、芳虎、芳艶、芳富など。

横浜の街が形作られるまでの図を見ると、はじめは何もなかったところから次第に発展していく様子がよくわかるが、個人的には東海道とともに横浜港が描かれている図が興味深かった。
双六も楽しい。ただし、ちょっとルールがわからなかったが(笑)

外国人・・・アメリカ人、イギリス人、フランス人、ロシア人などが描かれている絵は、微妙に日本人入ってるというか、なんか外国人ぽくない気もしてちょっと微妙な気持ちになる。
象、虎などめずらしい動物も、ホントに見て描いたのかどうかと思う、珍妙な絵もあったりして・・・でもこれはこれで楽しい。

日本初の鉄道・・・新橋→←横浜の蒸気機関車が走る様子は、ワクワク感がありますね。楽しんで乗っている様子が見てとれる。人々もすっかりハイカラな服装に。

明るい浮世絵が多く、楽しい展覧会でした。

常設展示もぐるっと。
これがまたとても充実していて、もうちょっと時間をとればよかったなと後悔。
街道、宿場などの展示が特に興味深かったです。

是非どうぞ。

 

2019/05/11

【シャルル=フランソワ・ドービニー展】

art-19 【シャルル=フランソワ・ドービニー展】 東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館

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キスリング展を見て、昼食後新宿に移動、ドービニー展へ。

前日、【印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション展】でドービニーを見たからというわけではないのだけど・・・

ドービニー、ちょくちょく見ているけれど、ドービニーの展覧会ははじめて。
実際、今回の展覧会が国内初の個展とのこと。
 
序章:同時代の仲間たち
まずは、バルビゾン派を中心とした同時代の画家の作品から。
これは絶対くると思った!コロー。コローの4点の中では、「地中海沿岸の思い出」が一番好み。明るい日差しが美しい。
ラ・ペーニャもいい。バルビゾン派の中では絵が鮮やかな方ではないかと思う。

第1章:バルビゾンの画家たちの間で(1830〜1850)
ドービニーもはじめから風景を描いていたわけではなく、宗教や神話を題材とした絵も描いている。
その一つ、「聖ヒエロニムス」。これでも、風景画といっても差し支えない気もする。景色の中にヒエロニムスが小さく描かれているので・・・
この章で一番気に入ったのは「洗濯する女性のいる風景」。牧歌的な雰囲気がよい。

第2章:名声の確立・水辺の画家(1850〜1860)
次第に水辺を描いた絵が増え、「水辺の画家」として名声を確立していったドービニー。ボタン号という船で旅をしながら水辺の風景を描いた。
どれもいいなあ。でもどれも同じにも見えてきたりすのだけれど(笑)、牛がいたり、あ!ここに人が!とか、水鳥がいるぞとか・・・

第3章:印象派の先駆者(1860〜1878)
ドービニーはボタン号の次にさらに大きな船ボッタン号を入手、英仏海峡の方まで旅したという。この船を描いたのが「ボッタン号」という作品だ。
船での旅、絵を描く様子を描いた版画集「船の旅」がとてもよい。ちょっとユーモラスな感じもあって、旅の楽しさが伝わってくる。
水辺の絵ではないが、「ブドウの収穫」もよい。ブドウの木に当たる暖かな光と大きく広がる空が美しい。

第4章:版画の仕事
ドービニーは版画を多く手がけたというが、長男も画家となり版画を残している。
うーん、結構画風は似ていますかね。
「船の旅」で見習い水夫として出てくる子どもがこの長男なんですね。

地味だけどよい作品ばかり。
是非どうぞ。

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2019/05/10

目黒:一銭坊

東京庭園美術館に行った後の昼食。
ふらふらと目黒駅の方へと戻っていったのだけど、目当てのお店は休日でお休みだし、他も意外とあいているところが少なく・・・

というところで、広島焼きという文字が目に飛び込んできた。
そうだ!お好み焼きが食べたいと思ってたんだ!
ということでこのお店に入ることにした。

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頼んだのは広島焼き(スタンダード)。
コテでの食べ方というのが書いてあったのでそれで食べるのかと思ったのだけど、鉄板の前(カウンター)じゃないので、ちゃんと切られて出てきたのでお箸で。

味はわりとあっさり。ソースが置いてあったから、濃いめがお好みだったら自分でかければいいんでしょうね。
で、麺は若干ばらけ気味。いやそれが悪いわけではないのですけれど。

久々の広島焼き。おいしゅうございました。


東京都品川区上大崎2-12-7 目黒ワイズビル 1F

2019/05/09

【キスリング展】

art-18 【キスリング展】 東京都庭園美術館

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エコール・ド・パリの画家、キスリングの展覧会に行って参りました。
エコール・ド・パリといえば、藤田嗣治、モディリアーニ、パスキンその他有名な画家がたくさんいるけれど、キスリングは日本ではそれほどメジャーではないかもしれない。
ということで、2007年以来の個展となるそう。

構成は以下の通り。
序:キスリングとアール・デコの時代
第1部   1910-1940:キスリング、エコール・ド・パリの主役
・セザンヌへの傾倒とキュビスムの影響
・独自のスタイルの確立
第2部   1941-1946:アメリカ亡命時代
第3部   1946-1953:フランスへの帰還と南仏時代

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そもそも、庭園美術館にキスリング?と思ったのだけど・・・
このお屋敷にキスリングはキスリングの色彩ってあうのか???
という疑問があったわけですが、これが意外にもしっくりきてたのが驚き。全然違和感ない。

キスリングと言えば、花の絵と女性の絵だけれど、特に花の絵がこの美術館にぴったり。
花瓶に挿した花(あふれ出んばかり)が、美しいこと!
ミモザを描いた絵も2枚あったけれど、これがまた黄色がきれいで感動もの。

静物画もいい。
セザンヌの影響が大で、若干キュビズムの感じもある。
「カサゴ」、これお気に入り。

人物画は親しい間柄であったモディリアーニの影響が大きいかな。
アーモンド型(でも黒目ではない)の目が特徴。

ポスターになっている「ベル=ガズー(コレット・ド・ジュヴネル)」は衣装が伊勢丹の包み柄。
キスリング自身を描いた「アトリエの画家とモデル」は部屋がゆがんでいて、これまたセザンヌを連想する。
超ツボにはまったのは友人を描いた「レオポルド・ズボルフスキーの肖像」。なんで横から板が倒れかかってる??

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庭園もぐるりとまわって終了。

この展覧会を見て、キスリングが好きになりました。
是非どうぞ。

 

2019/05/08

【ウィーン・モダン展】

art-17 【ウィーン・モダン展】 国立新美術館

渋谷から乃木坂に移動。

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国立新美術館でウィーン・モダン展。

オーストリアとの外交樹立150周年ということでウィーン世紀末芸術に関する展覧会が3展も開催されている。
これと、都美術館のクリムト展、そして目黒美術館の世紀末ウィーンのグラフィック展。

第一弾はウィーン・モダン展。
ウィーン・ミュージアム改修に伴う展覧会である。

第1章 啓蒙主義時代のウィーン
ウィーンモダンというので、てっきりホントに世紀末からの展示かと思ったら、なんとマリア・テレジアの時代から!
ということでマリア・テレジア、ヨーゼフ2世の肖像画からスタート。
いつも思うけど、マリア・テレジアの貫禄といったら!(笑)

フリーメイソンに関する展示も。
いまだもってフリーメイソンの実態についてはよくわからないのだけど、「ウィーンのフリーメイソンのロッジ」という絵の隅に描かれている人物はモーツァルトとか・・・

メッサーシュミットの彫刻も!いまいましい顔以外の彫刻はないのかな~

第2章 ビーダーマイアー時代のウィーン
絵画時計というのを初めて見た。どこが時計?と思うと絵の上の方に小さな時計がついているのである。

激動の時代らしく、三月革命で処刑(私刑)された陸軍大臣の絵もあったが、ちょっとグロテスクだ。

この時代の絵画としてはヴァルトミュラーとアルトがいるが、好みとしてはアルト。
ウィーンを描いた絵がよい。シュテファン大聖堂はどこからでも目印になる(笑)。
日食を描いた絵もおもしろい。

第3章 リンク通りとウィーン
フランツ・ヨーゼフ1世が城壁を撤去し、リンク通りを開通させた時代。
飛躍的に人口が増加し、ウィーンが近代都市へと変貌した。
画家ハンス・マカルト演出による皇帝夫妻の銀婚式を祝うパレードがゴージャスだったことは、マカルトのデザイン画からよくわかるのだけど、まだまだ優雅だった時代である。

クリムトの「旧ブルク劇場の観客席」という作品は、その後のクリムトとはまったく異なる正統派な絵でびっくり。

第4章 1900年 世紀末のウィーン
この展覧会のハイライトである第4章。
まずは、建築家ヴァーグナーについての展示。当時、ヴァーグナーの建築によりウィーンは形作られていったと言える。
なかなか斬新なものあるが、聖レオポルト教会が特に印象的だ。

そして、クリムト!

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一番の目玉は「エミーリエ・フレーゲの肖像」で、この作品のみ撮影可。
ちょっと艶めかしい肖像画だが、フレーゲはまったく気に入らなかったという。
個人的に気に入ったのは、初期の作品である寓意画「アレゴリーとエンブレム」シリーズや、分離派展のポスター。
クリムトのみならず、分離派展のポスターはいずれもカッコいい。

クリムト以外の分離派の画家でいうと、好みはカール・モル。暖かみのある絵がいい。
目立つ絵だったのは、クルツヴァイル「黄色いドレスの女性(画家の妻)」だけど。この黄色がパッと目に飛び込んでくる。

そして、エゴン・シーレ、ココシュカ。
シーレは決して好きな画家ではなくて・・・
不自然なねじれ全開の絵の中で、これはまあいいかも・・・と思ったのは「ひまわり」。前衛的!
ココシュカの作品は、好きな作品、好きじゃない作品とわかれるのだが、今回きていた「夢見る少年たち」のシリーズは、好きな部類。この色遣いがいい。

絵画だけでなく、家具、調度品など含め、かなりの点数の展示です。
是非どうぞ。

2019/05/07

渋谷:大島ラーメン 渋谷店

Bunkamuraザ・ミュージアムに行った後の昼食。

渋谷で昼食となるといつも困ってしまい・・・
今回もかなり放浪した末にたどり着いたのはラーメンのお店。
大根おろしで食べる餃子・・・というのに惹かれて・・・

頼んだのは、大島ラーメン(しょうゆ)と餃子。

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ラーメンはごくごく普通(褒め言葉)。こういうスタンダードなラーメンいいなあ。
分厚いチャーシューと太いメンマはもう少しスリムでもいいかなとは思うけれど・・・
あとは海苔、わかめ(茎わかめも)、卵、ねぎ。

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そして餃子。
しっかりめの味がついていて、大根おろしといただくとさっぱりに。
辛子をつけるといいアクセント。

今度はつけ麺食べてみたいな。

東京都渋谷区道玄坂1-7-10 新大宗ソシアルビル 1F

2019/05/06

【印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション展】

art-16 【印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション展】 Bunkamuraザ・ミュージアム

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連休3日目に行った展覧会。
バレルさんて誰?
と思ったら、グラスゴーの海運王だそう。
若い頃から美術品を収集、コレクションをグラスゴー市に寄贈、これが美術館バレル・コレクションとなった。
美術館建設にあたっての条件は、大気汚染の影響が少ない郊外にということと、国外に持ち出さないこと。
本来ならば日本では見られなかったはずだったけど、美術館の改装に伴い、実現した展覧会。
このコレクションが見られるのは最初で最後なのかも・・・

第1章:身の回りの情景
1  室内の情景
バレルは落ち着いた色調の絵が好みだったらしく、そういった作品が並ぶ。
そういう意味ではコローなんて好みだったんだろうなあと思うが、リポー、マリスなどあまり聞いたことがなかった画家の絵が案外よかったりする。
リポーやマリスなどは風俗画の範疇だろうか。リポーのの「勉強熱心な使用人」やマリスの「若き芸術家」などが気に入った。マリスは子どもを描くのがうまい。

2 静物
静物画は好きなジャンルなので楽しく見た。
フランソワ・ボンヴァンも多分はじめて知る名前だけれど、正統的な静物画で部屋に飾ったらちょうどよさそうだ。
ファンタン=ラトゥールの「桃」2点は規則正しく桃が並ぶ。これまた正しい静物画。
やはり、好きなのはセザンヌ。ルノワールも遠くから見て、あ、ルノワール!と思う。
しかし、一番気に入ったのはマネの「シャンパングラスのバラ」。マネはあまり静物画というイメージはないが、体調を崩してからこういった小さな作品を描いたという。背景は灰色で花と葉とグラスの色合いが美しく浮かび上がっている。
バラといえば、ペブローの「バラ」も美しい。

第2章:戸外へ目を向けて
1 街中で
今回の目玉の一つ、ドガの「リハーサル」。バレエを題材にとったドガ初期の作品だが、光が差し込む部屋で練習するバレリーナたちが楽しそうに描かれている。
ブーダンの「ブリュッセル、旧魚市場」。ブーダンといえば海辺と空・・・だが、魚市場ということで海関係?こういう絵も描いているのねという。

2 郊外へ
シスレー、コローと、らしいコレクションに続いて、アンリ・シダネルの「雪」。
雪降る中、ぼーっと浮かび上がる建物。幻想的。
マリスの「ペットの山羊」。かわいい!
ドガといえば、踊り子とともによく描いたのが馬で、「木につながれた馬」。これもいいな。
さすが海運王、水に関係する絵がお好きらしく、水の画家ドービニーや空の画家ブーダンはコレクションしていたようだ。「牛のいる風景」。牧歌的。
セザンヌは「エトワール山稜とピロン・デュ・ロワ峰」。平面的な色を並べる技法の時代の作品。

第3章:川から港、そして外洋へ
1 川辺の風景
ドービニーとブーダン。
ドービニーの水辺の絵、いいんですよねぇ。
ブーダンもどちらかというと海と空だと思っていたけれど、川辺の風景も描いているのだった。やはり空がキレイだ。

2 外洋への旅
この章のみ撮影可。
ブーダンが充実。
「ドーヴィル、波止場」のような船を描いた作品もいいのだけれど、やはり海辺と空と人・・・の方が好き。「トゥルーヴィルの海岸の皇后ウジェニー」などはまさにそういった作品だ。
クールベの「マドモワゼル・オーブ・ドゥ・ラ・オルド」もよかった。クールベの作品の中ではかなり繊細で美しい絵だと思う。

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ほとんどが日本初公開。
是非どうぞ。

2019/05/05

館林ドライブ

ゴールデンウィーク、一日くらいはドライブするか・・・
ということで館林へ。
群馬館林美術館の熊谷守一展を見ようということで。

7時前に出発。
途中コンビニでパンを買って朝食とする。

高速に入り、順調かと思いきや、渋滞が・・・
計画では、羽生パーキングエリアで行田名物ゼリーフライを食べるはずだったが、なくなく断念。手前で一般道に降りる。
そこからは順調で、10時には館林美術館に着くことができた。

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昨年、国立近代美術館で熊谷守一展は見ているのだけど、今回の展覧会はそれとは違い、見たことがない作品も多数。
デザイン的な絵がいいなあ。この時代としては前衛的だったかも・・・

常設展示で楽しみだったのは、ポンポンの彫刻。
シロクマ(ミニサイズ)も大好きだけれど、他の動物の彫刻もかわいい!
ポンポンのアトリエの再現も。前はなかったはず・・・

12時近くなったので昼ご飯を食べに向かう。
目指すはうどんのお店、館林うどん本丸。

着くと、まずもって駐車場に入れない。
とりあえず、中の様子を見にいくと、すごい人人人。
しかし、他にまわってもきっと混み混みだと思い、おとなしく名前を書いて待つことにする。

30分ちょっと待っただろうか、1階の席はなかなかあかないということで、3階の団体客が入る部屋へ。ま、別に問題はない。

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頼んだのは、うどんとなまずの天ぷらのセット。
はじめにこのあたりの名物、麦落雁もいただく。

なまずってもしかして泥臭いんじゃないか?と思っていたのだけど、全然そんなことはなく、柔らかくておいしかった。
うどんは山椒を入れるのがおもしろいですね。

続いて向かったのはつつじが岡公園。
運良く手前の無料駐車場に止めることができて、ちょっとだけ歩く。
この時期のみ入園が有料だ。

つつじはちょうど見頃。
背の高いつつじが多いんですね。つつじってもっと背丈が低いイメージだったのだけど・・・

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バラみたいな千重大紫(ヒラドツツジ)が特に気に入りました。

色鮮やかなつつじたちでした。


最後に向かったのは、茂林寺。
分福茶釜のお寺である。

駐車場のトイレの前にもたぬきだったが・・・

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参道がたぬきだらけ!

せっかくなので宝物拝観料を払って中も見学。
分福茶釜を見る。

境内に分福酒造の出店があって、思わず吸い込まれる(笑)。
このあたりの酒米である舞風を使った純米吟醸を購入。

さて観光終了。
館林駅近くの和菓子屋さんでバターどら焼きを買い、高速に入る。

帰りはきわめて順調で思ったより早く帰ることができた。

びっくりドンキーでハンバーグを食べて帰宅。
ドライバーさんお疲れ様でした!

今回の戦利品。

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2019/05/04

東海道五十三次歩き(第33回) 瀬田~大津宿4

(3より続き)


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一切経蔵の内部。
一切経を収める八角輪蔵がおかれている。


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三重の塔。


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潅頂堂、護摩堂。


微妙寺。残念ながらご本尊は見られず。


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頭の大きなお地蔵さんなどを見て、毘沙門堂を見る。鮮やか。


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そして観音堂へと上がってきた。


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さらにその上の展望台に上がってみると、いつの間にかすっかり晴れて琵琶湖が一望できた!
昼は雨で煙っていたけれど、こんなにキレイに見られるとは感激だ。


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大津そろばんの碑もあった。


三井寺の見学終了、街道へと戻ることにする。


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途中の長等神社。


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中にある大津馬神社はかつて札の辻のあたりにあったもので、競走馬の名前が書かれた木札がかかっている。


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道が突き当たったところに「右小関越三条五条いまくま京道」「左り三井寺是より半丁」「右三井寺」と書かれた道標がある。右に行くと小関越えの道だ。


札の辻に再び戻ってきた。東海道に復帰する。


大津宿にはあまり解説板などはないが、大津宿本陣跡の解説板だけはあった。


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関蝉丸神社(下社)。
踏切を渡っていく。
歌舞音曲・芸能の祖神として崇められ、盲目だった蝉丸が開眼する逸話にちなんで、眼病に霊験あらたかで、髢(かもじ)の祖神とも言われているそうだ。
蝉丸といえばなんといっても「これやこの 行くも帰るも別れては 知るも知らぬも逢坂の関」ですね。


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重要文化財の時雨灯籠などがある。


逢坂の解説板がある安養寺を通りすぎると旧街道は国道へ合流、左側にしか歩道はないので、信号を渡る。


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なんと!関蝉丸神社上社は通りの向こうだった!
ということで押しボタンを押して信号を渡る(わりとすぐに青になった)。


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弘法大師堂も通りの向こうだったがここには信号がないので行くのはあきらめ、寛政6年(1794年)の逢坂常夜燈のみ、歩道側から写真を撮る。


やがて、旧道は国道から分岐する。


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そこに逢坂山関址の碑と常夜燈があった。


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大津絵販売の地ハン六の碑。1858年創業の印鑑印刷屋の二代目六兵衛が大津絵を販売していたという。


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蝉丸神社分社。


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階段手前に草がはえていてわかりづらいが、2列になった車石がある。
大津八町筋から京都三条大橋にかけての約12kmの間に車の轍(わだち)を刻んだ花崗岩の切石を敷き並べ、牛車専用通路としていたとのことだ。


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元祖走井餅本家の碑を通り過ぎ(どうも走井餅は食べられずに終わりそう・・・)、京阪の大谷駅到着。


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かわいらしい、コルクのオブジェが並んでいる。


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この駅は日本の普通鉄道駅でもっとも傾斜のある駅であり、ベンチの脚の長さが左右で違っているのである!


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大津絵。


5時40分の電車に乗り、山科でJRに乗り換え、京都駅着は6時前。
駅弁、ビール、おみやげを買い、しばし待合室で待つ。


6時56分発ののぞみに乗り込み、早速駅弁タイム。


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京のおばんざい弁当。麩田楽、万願寺とうがらし煮、京風なます、さわら西京焼き等。
ビールは黄桜酒造のラッキーチキン。


東京駅到着は9時13分。
帰宅は10時半前だった。


45803歩。結構歩きました。


いよいよ!次回ゴールです!!!


(完)


マップはこちらを使っています。



2019/05/03

東海道五十三次歩き(第33回) 瀬田~大津宿3

(2より続き)

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義仲寺に到着。ようやく雨も止む。

まずは資料館を見学。

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続いて朝日堂(本堂)。本尊は聖観世音菩薩で、義仲公・義高公父子を祀っている。

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巴塚。巴御前の供養塔である。なくなったのは木曽なのですね。

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木曽義仲のお墓。

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松尾芭蕉のお墓。何が気に入ったのだろう?
遺言で義仲公の隣に葬られたのである。

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様々な句碑。

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翁堂。

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中には芭蕉翁の座像がある。

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天井は伊藤若冲の絵だ。

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義仲の側室、山吹御前の塚。もとは大津駅の前にあったが駅の拡張工事に伴い写されたとのことだ。

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巴地蔵堂。巴御前を追福するため石彫地蔵尊を祀る。

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街道歩き再開。石場駅の踏切を渡ると、平野神社があった。
蹴鞠の神様を祀る神社。

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左側に滋賀県庁が見える。古い感じの建物で重厚。

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華階寺の山門前には俵藤太矢根地蔵月見の石がある。境内には、俵藤太(藤原秀郷)が三上山でムカデを退冶した大矢で彫ったという地蔵尊が祀られているそうだが、中に入ることができなかった。残念。

街道らしい街並み。

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左の大津魚忠は国の登録有形文化財だそうだ。

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すぐ先に露国皇太子遭難地碑があった。あの大津事件の発端となった場所だ。

札の辻にやってきた。

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京阪電車が過ぎていく。このあたりは路面電車なんですね。

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大津市道路元標を見て、寄り道。
東海道はここで左折するが右折。

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井寺力餅本家で、力餅をいただく。
きな粉餅でみつがちょうどいい具合。甘いものを食べると元気になりますね。

英気を養い、さて三井寺へと向かう。

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琵琶湖疏水を渡る。この観光船乗ってみたいなあ。

三井寺到着。

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立派な仁王門。

入場料を支払い、まずは釈迦堂へ。

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 続いて金堂(本堂)へと上がっていく。

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三井寺の晩鐘。近江八景の一つである。

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金堂(本堂)は国宝で、内陣を特別公開していたので拝見する。
もちろん撮影はできないのだけれど、大日如来、阿弥陀如来、毘沙門天、不動明王ほか、すばらしい仏像多数。
円空仏も7体ある。わりとしっかり彫り込まれたものだ。

閼伽井屋を見て、霊鐘堂へ。

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弁慶の引き摺り鐘がある。
藤原秀郷が三上山の百足退治のお礼に琵琶湖の龍神からいただいた鐘を寄進したと伝えられているが、その後弁慶が奪って比叡山に引き摺りあげたところ、イノーイノー(帰りたい)と響いたので、谷底に投げ捨ててしまったという。
こんな大きな鐘を引き摺りあげることができたのかな??

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弁慶の汁鍋。鐘を奪った際に置いていった大鍋という。

(4へ続く)

マップはこちらを使っています。

 

 

2019/05/02

東海道五十三次歩き(第33回) 瀬田~大津宿2

(1より続き)

いよいよ橋を渡る。

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カヌーが気持ちよさそうだ。

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中之島から唐橋を写す。

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橋を渡り終えた左側には古い建物があった。油やさん?

唐橋前駅横の踏切を渡り右折、石山駅到着。

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デッキの上に芭蕉像があった。

駅の北口に出て、ちょっと寄り道。

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今井兼平のお墓である。
兼平は巴御前の兄で木曽義仲の家臣。義仲が討たれたあと、口に刀をふくんで馬から飛び降り自害したという。

東海道へと戻る。
ルネサスの工場があるところを東海道は通っていたそうだが、今は工場脇の道を行く。角に粟津一里塚があったらしいが、説明板も石柱もない(この日は他の一里塚も何もなかった)。

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温和なお顔のお地蔵様。

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膳所城勢多口総門跡碑で左折する。この日はしょっちゅう道を折れていた。一瞬方角がわからなくなる。

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またまた踏切を渡り、7体の地蔵を祀る地蔵尊を通り過ぎた先の若宮八幡宮。
ここの門は、膳所城の犬走り門とのことだったが、なんとない!近々再建されるのだろうか・・・

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道はまた右折、篠津神社に寄る。
ここの門は膳所城北大手門で重要文化財とのこと。
なんだか前回から膳所城の門をたくさん見ている。

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そしてさらに道は左折、角に晴好雨奇亭跡。
膳所の名金工師初代管次の家があったところ。頼山陽が晴耕雨奇亭と名付け額を揮毫して与えたという。

今度は右折。曲がってばかり(笑)。

というところでそろそろお昼。つる家というお寿司やさんに入った。

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頼んだのはすし盛り合わせセット。
太巻き、かっぱ、はも、鱒の寿司、いか、まぐろ、海老。菜の花のからしあえに、お吸い物(桜の花、うど、山椒ほか)。デザートのフルーツ。
このお寿司がとてもおいしくて、しかもリーズナブル。大満足だった。

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外に出るとなんとなくポツポツと雨が降り始めていて、膳所城跡公園に向かう途中でかなり降ってきてしまった。慌てて、入り口の大手門で雨宿りして、ザックカバーをかけ傘をだす。

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湖のほとりまでいったが、視界は良好でなく、琵琶湖大橋がかろうじて見えるといった具合だ。

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この木の並びがおもしろい。

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この石垣は古いものなんでしょうか?

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石鹿地蔵。
織田信長が比叡山内にあった石地蔵を全部ひきずり降ろし、城の礎石にした。
豊臣秀吉が大津城を築かせた際、石地蔵を運んで礎石にした。徳川家康は、膳所城を築かせたがこの時も大津城の石地蔵等を運んで礎石とした。これらを集めた地蔵たちで約60体あるとのこと。

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膳所神社にも寄る。

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縁心寺は膳所城主の菩提寺で立派な墓が並ぶ。

 

19_12 和田神社の表門は膳所藩の藩校 「遵義堂(じゅんきどう)」 の門を移築したもの。
膳所城だらけ・・・

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ここのイチョウには、護送中の石田三成がつながれたと言う。

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道は左に折れ、Ω型に道は曲がり(枡形らしい)、その先に石坐神社。
本殿は桧皮葺で立派だ。

 

22_11

枡形があり、角に膳所城北総門跡の碑があった。膳所城って広かったですね。

23_9

その先の地蔵はにっこり顔でした。

(3へ続く)

マップはこちらを使っています。

 

2019/05/01

東海道五十三次歩き(第33回) 瀬田~大津宿1

前週に引き続いての東海道歩き。
天気予報では、曇り(もしかして一時雨)なので出かけることにした。
今回も4時半起きでお出かけ。さすがに5時過ぎの電車は絶対座れるので、早起きさえ苦でなければ大変よろしい。


6時16分の新幹線で8時26分着。34分の東海道線に乗って、50分すぎに瀬田駅到着。歩きはじめは9時5分。


1_12


前回のゴールの道標から東海道へ。
歩きはじめていきなり坂道だ。


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前回気づかなかったが、大津市のマンホール発見。
琵琶湖、大津の花の叡山すみれ、大津の木のヤマザクラ、鳥のゆりかもめ、琵琶湖オオハシ、外輪船のミシガン、レガッタ、花火。左下の犬は何?と思ったら、カラー版じゃないからわからないけれども、片手だけ赤い犬で100周年記念のマスコットキャラクターもも(百)ちゃんで、ワン・ハンド・レッド!だじゃれじゃん(笑)
いやはやずいぶんと盛りだくさんのマンホールだ。


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この日も早速地蔵発見。やっぱり滋賀だな。


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野神社。
この前に大江の千里(ちりんさん)の解説板があった。平安時代前期の歌人で三十六歌仙の一人。百人一首にもありますね。千々にものこそ悲しけれ・・・


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そして、この日もあいかわらず飛び出し坊やはたくさん見たのだけど、この日のいちおしはくまモン!


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ほんのりお化粧の地蔵様。


西行屋敷跡の説明板のところで左折、その後東海道は右折するのだが直進。
むかったのは近江国庁跡である。


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遺構モニュメント。


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おお!久々猫発見4匹もいる!(見えるかな?)


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丸くなって寝ている。


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復元された築地塀。


東海道に戻る。


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大きな大場の桜を通り過ぎ、左折して建部神社の末社である檜山神社の鳥居を見る。ここは上がってはみなかった。脇には地蔵があった。


その先東海道はまたまた右折するのだが、ちょっと寄り道。


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曲がり道のところに石材やさんがあって、猫が!


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寄り道は建部神社。


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いやはや立派だ。


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本殿の裏に菊花石。


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と、さざれ石。


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鎌倉時代の石燈籠は重要文化財。


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左右に8つの神社があった。


だんだんと瀬田の唐橋が近づいてきた。


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と思うと下にはこんなものが。


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とうとうやってきた、日本三大名橋の一つ瀬田の唐橋。


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橋守地蔵尊。撤去工事中の唐橋の中央橋脚の基礎の地下から出現された石仏だそう。室町末期のものだとか。


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その奥に龍王宮秀郷社。
瀬田の唐橋を渡ろうとした藤原秀郷(俵藤太)が瀬田川の龍に三上山の大百足退治を依頼された。その秀郷公を祀る神社だ。


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お隣の雲住寺は秀郷公の子孫が供養のために建立したお寺で、百足の供養堂がある。


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よくよく見ると確かに百足!


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橋の東詰には地蔵堂があったが、なんともカラフル。


西光寺には明治29年の大洪水の時の水位を示した石柱があるとのことだったが、結局見つからず・・・


(2へ続く)

マップはこちらを使っています。


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