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2019/05/12

【横浜浮世絵展】

art-20 【横浜浮世絵展】 神奈川県立歴史博物館

前々から行きたいと思っていた神奈川県立歴史博物館に行って参りました。
ちょうど浮世絵展が開催されていたので・・・

1905121

この建物は、旧横浜正金銀行本店を使用しており、重厚な感じ。

常設展も見るか聞かれて、はじめてなので常設展も見ることにした。

1905122

まずは横浜浮世絵展から。
展覧会構成は次の通り。
序 章 横浜開港前夜
第1章 街ができる-横浜開港-
第2章 外国人たちとの出会い
第3章 ヨコハマの明治
最終章 横浜浮世絵の160年

展示は北斎の「(賀奈川沖本杢之図)」から始まるが、外国人がやってきて、横浜港が開港し、街として発展、外国人もたくさん住むようになり、鉄道が開通してさらににぎわうようになった横浜の歴史を浮世絵でたどるもので、なかなかに興味深い。

絵師は、2代歌川広重や横浜絵の第一人者貞秀、芳虎、芳艶、芳富など。

横浜の街が形作られるまでの図を見ると、はじめは何もなかったところから次第に発展していく様子がよくわかるが、個人的には東海道とともに横浜港が描かれている図が興味深かった。
双六も楽しい。ただし、ちょっとルールがわからなかったが(笑)

外国人・・・アメリカ人、イギリス人、フランス人、ロシア人などが描かれている絵は、微妙に日本人入ってるというか、なんか外国人ぽくない気もしてちょっと微妙な気持ちになる。
象、虎などめずらしい動物も、ホントに見て描いたのかどうかと思う、珍妙な絵もあったりして・・・でもこれはこれで楽しい。

日本初の鉄道・・・新橋→←横浜の蒸気機関車が走る様子は、ワクワク感がありますね。楽しんで乗っている様子が見てとれる。人々もすっかりハイカラな服装に。

明るい浮世絵が多く、楽しい展覧会でした。

常設展示もぐるっと。
これがまたとても充実していて、もうちょっと時間をとればよかったなと後悔。
街道、宿場などの展示が特に興味深かったです。

是非どうぞ。

 

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