【東寺展】
art-25 【東寺展】 東京国立博物館
モロー展に続いて上野に移動、東寺展へ。
外に列はなかったけれど、入場してみたら結構な混雑。やはり人気ですね。
第1章 空海と後七日御修法
まずは空海と東寺に関する展示。
書は全然わからなくて(ただキレイな字だなとかくらい)、やはりじっくり見てしまうのは五大尊像、十二天像。平安時代の仏画もいいなあ。意外と色がよく残っている。
第2章 真言密教の至宝
曼荼羅好きのワタクシとしてはうれしい展示。
いや細かいなあ。
ちょっと保存状態がよくないものもあったりするけれど、いやはや見ていて飽きないですね。
「十二天屏風」も素晴らしかった。鮮やか!凜々しい。
第3章 東寺の信仰と歴史
「八部衆面」。お面がずらりと並ぶ。意外と表情豊か・・・というが力入りすぎな顔も(笑)。
「兜跋毘沙門天立像」。きりっとしたお顔。地天女が両手で毘沙門天を支え、その両脇に尼藍婆(にらんば)と毘藍婆(びらんば)が。これがユーモラス。
第4章 曼荼羅の世界
そして、ハイライトは立体曼荼羅。なんと21体のうち15体も来ているのである。
イケメンの「帝釈天騎象像」のみ撮影可。端正なお顔だなあ、やっぱり。
「持国天立像」。すごい形相。邪鬼がなんか情けない顔。
しかしなんといっても五大明王だな~
不動明王は残念ながらきていなかったのだけれど・・・
「軍荼利明王立像」。なんだかたくさん武器を持っている。
「降三世明王立像」。ヒンドゥー教のシヴァ神とその妻を踏んでいるという・・・優位性を示す為だそうだが、うーん・・・蛇もいる?
「金剛夜叉明王立像」。五つの眼があって怖い。
一番ツボだったのは「大威徳明王騎牛像」。水牛に乗った姿なのだけど、六面六臂だけでなく六足!!こんなだったんだっけ?この展覧会一番のお気に入り!
是非是非!
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