中山道六十九次歩き(第4回) 醒井宿~柏原宿~今須宿~関ヶ原宿4
(3より続き)
黒血川を渡る。
壬申の乱の大友軍と大海人軍の激戦で両軍の兵士の流血が川底の岩石を黒く染めたことから、黒血川と呼ばれるようになったという。

高札場跡を通りすぎたところで、岐阜県にもありました!飛び出し坊や。オバQですね。
そして、さっきからなんか新幹線みたいな音がすると思ったら、ちょうどこのあたりを通っていくのだった。

気づくと、電柱には関ヶ原関連の豆知識が貼られている。
この大谷吉継はワタクシの好きな武将で、陣跡とお墓があったのだが、街道からはちょっと距離があるので断念。

クイズもある。

消火栓の箱にはいろいろな武将の家紋が描かれている。
これは小早川秀秋のようだ。

立場跡を通り過ぎ、ちょっと奥に入って自害峯の三本杉を見に行った。
壬申の乱で敗れた大友皇子の首が葬られ、杉が植えられたという。

まだまだ壬申の乱関係が続く。
矢尻の池。水を求めて大友皇子軍の兵士が矢尻で掘ったものと伝えられているそうだ。

壬申の乱で、両軍がこの川を挟んで開戦したとされる藤古川を渡り(水源は伊吹山)、その先に不破関西城門があったとされる。
不破関資料館(関に関する資料や発掘で出土した品の展示)をさっと見学。
古代律令制下の三関の1つであったこと、案外早く停廃されたことなどを知った。

不破の関跡。関守の末裔である三輪家所有の庭園が中にあるらしい(一部公開されていたらしいが入らず)。

畑の中に大海人皇子の兜掛石が。このあたりは不破関関庁の中心となった建物があった場所らしい。

沓脱石もあった。

不破関東城門跡を通り過ぎ、福島正則陣跡へ。

大きな杉があったが、樹齢800年、関ヶ原合戦図屏風にも描かれているという。

西首塚。国指定史跡。
関ヶ原の戦いにおけるおびただしい死者を東西に分けて葬った場所である。
その先の常夜燈のあたりからが関ヶ原宿である。

ここで線路を越えた先にあるのが東首塚に行ってみる。こちらも国指定史跡。

首塚の横にあるのは松平忠吉と井伊直政の陣跡である。

街道に戻る途中の八幡神社には本陣当時のスダジイが残っている。本陣の庭の一角にあたるところだ。
街道に戻り進むと脇本陣跡がある。
門は1800年代前半のものが残る。

関ヶ原醸造の建物を通りすぎたあたりから、次第に雨が強まってきた。
みるみるうちに雨量が増え、歩くのが困難になってきたので、屋根のあるところでちょいと雨宿りのつもりだったが・・・
さらに雨脚が強まり、下水口から水が噴き出し、あっという間に水が上がってきた。
ちょっとがんばって垂井まで歩くつもりだったのだが、いくらなんでもこの雨では歩けない・・・というかこの場所からどうやって脱出するのか・・・
ヤバいぞこれは・・・と思っていたところで、少し雨が弱まり、水が少しひきはじめたので脱出、関ヶ原駅へと引き返す。
いやはや、これ以上さらに降り続けたら身動きがとれなくなるところだった(どうやら30ミリ近い雨だったらしい)。

途中、酒屋さんで大垣の酒造の「決戦関ヶ原」というお酒を買い、駅へ。

予定していた電車より1時間早い電車に乗り、大垣で乗り換えて名古屋駅到着5時44分。
この判断がよかったようで、もう1本遅れていたら、東海道線が止まってしまい、8時過ぎても一部運転見合わせだったから、帰れなかったかも???
予約した新幹線の時間にはまだかなり時間があったので、地下街エスカで食事をする。

三色丼(地鶏丼、鉄火丼、きしめん)セット。生ビール。
ここで、同居人から新幹線止まってるよと連絡が入り、どうしよう!と思ったが、運転は再開していて遅れていることを知る。そして、東海道線が止まっていることも・・・
おみやげを買い、新幹線に乗り込む。6分ほど遅れていた。
結局10分遅れで9時20分過ぎに東京駅に到着。帰宅は10時半だった。
約39000歩。途中リタイアした分少なめだったけれど、よく歩きました。
台風が近づいているときは、危ないのでこれからは歩くのは中止にしようと思ったのでした。
(完)
マップはこちらを使っています。
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