【モダン・ウーマン―フィンランド美術を彩った女性芸術家たち展】
art-35 【モダン・ウーマン―フィンランド美術を彩った女性芸術家たち展】 国立西洋美術館

松方コレクションを見たあとは常設展示場に移り、新館展示室にてモダン・ウーマン展を鑑賞。こちらは全部撮影OK。
フィンランドの女性芸術家オンリーの展覧会は結構マニアックな気はするのだけれど、フィンランドのはじめてできた美術学校では当初から男女平等の美術教育を奨励したそうで、先進的だったんですね。
今回きていた画家の中では、4年ほど前に芸大美術館で展覧会を見たシャルフベックだけは知っていたのだけれど、あとの画家ははじめてだ(たぶん)。
マリア・ヴィーク
きわめて正統的な画家かな。
「ボートをこぐ女性、スケッチ」や「アトリエにて」などは印象派的である。明るい絵で誰にでも好まれそう。
ヘレン・シャルフベック
結構作風が変わった画家で、はじめはきわめて写実的。
それが「ロヴィーサからきた少女」、「占い師(黄色いドレスの女性)」(今回のポスター)になると平面的になり、だんだんキュビズムに近づいているような・・・
風景画の「シュンドビューの館」などはセザンヌ風というか。
版画室にあったのはリトグラフだが、75歳になってはじめて挑戦したそう。自身が若い頃描いた画をリトグラフ化したものも多かったようだが。


「快復期」とか 「シルクの靴」(これ好き!)などはちょっとイラスト的である。
ヒルダ・フルディーン
彫刻家。ロダンの弟子だったとのことで、確かに影響は感じられる作品だった。
エレン・テスレフ
はじめはモノトーンに近い感じだったけれど(「春の夜」)、カンディンスキーに影響されてからはカラフルに!
色もそうだけれど、タッチも荒々しくなっていて、「イタリアの風景」ともなると、かなり前衛的に・・・
悪くないです。
シーグリッド・ショーマン
ウクライナ生まれの画家。
イタリアを描いた風景画が並んでいたが、平面的。あ、でもこんな感じの風景画もよいかも。
エルガ・セーセマン
ちょっとこわい・・・
「自画像」、目がないですもん・・・ムンクの影響を受けたと言われると確かにマドンナとかに似てるかも?

一番気に入ったのは「花売り」。ぺたっとした厚塗りでカラフル。なんか好き。
楽しめました。
松方コレクションを見た折にはこちらもどうぞ。
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