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2019/08/09

【マイセン動物園展】

art-31 【マイセン動物園展】 パナソニック汐留美術館

夏休み3日目。

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Bunkamuraザ・ミュージアムのあとお昼を食べて新橋に移動、汐留美術館へ。
マイセンの、動物をモチーフにした作品や、動物が表現された器や置物の展覧会。多くが撮影可である。

第1章   神話と寓話の中の動物
神話や寓話を題材にした絵画はたくさんあるが、マイセン磁器にもいろいろとあるんですね。
「四大陸の寓意」はヨーロッパ、アジア、アフリカ、アメリカ。ヨーロッパが四大陸の王ということで王冠をかぶった姿というのは微妙だが、異国情緒にあふれた作品。

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「四大元素の寓意」はちょっとゴテゴテなくらいに飾られているが、見ていて飽きないですね。ゴージャス。

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一番気に入ったのは「猿の軍団」。指揮者にはじまってあらゆる楽器を演奏するのが猿!楽しいシリーズだ。全部じゃなくてもいいからいくつか欲しい(笑)

第2章   器に表された動物
動物装飾をほどこされた器の紹介。
特にスノーボール(たくさんの小花彫刻を貼り付けて磁胎を装飾するもの)作品が多く展示されていたが、これが美しいのである。小手毬みたい。

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壺などには大きな動物が装飾されていて、カップ&ソーサーやポットなどには小さな動物が。いずれも実際に使ったのかなあ?観賞用?ちょっと使うのはもったいないというか・・・
鳥が多いけれど、蛙や昆虫なども!
ちょっと宮川香山を連想しましたね。

第3章   アール・ヌーヴォーの動物
この章が一番好き!残念ながらこの章の作品は撮影不可のものが多かったが・・・

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猫はよくて犬はダメ、ペンギンはダメだけどシロクマはOKとか・・・基準がよくわからないですねぇ。

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かわいい!を連発していたのだが、ちょっとリアルすぎるものもあったり。コシなど、うろこの感じもよくできていて、スゴい技術だと思う。
猫か犬がちっちゃいのでいいから欲しい(笑)

第4章   マックス・エッサーの動物

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マックス・エッサーはアール・デコの彫刻家で、マイセンのモデラーとして活躍した人物とのこと。
釉薬を掛けていない炻器は、はじめて見たけれど、細かいところまでよく作られているなあと感心。

とても楽しい展覧会でした。
是非どうぞ。

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