「ジェイン・オースティン 秘められた恋」
本日の映画
movie-16「ジェイン・オースティン 秘められた恋」 BECOMING JANE 2007年米
DIR:ジュリアン・ジャロルド
CAST:アン・ハサウェイ、ジェームズ・マカヴォイ、ジュリー・ウォルターズ、ジェームズ・クロムウェル、マギー・スミス、ローレンス・フォックス
STORY:ジェイン・オースティンは当時の女性として進歩的な考えを持った女性で、地元の名士の甥との願ってもない縁談にも気が進まず、アイルランド人の弁護士の卵トムと出会い、少しずつ惹かれていくが・・・
☆☆☆J・オースティンの若き頃の恋を描いた映画。
ジェイン・オースティンの小説は好きだし、映画化された作品も好き。
いろんな試練がありながら、最後はハッピーエンドというのがよいのだが・・・
実際はそうではなかったのですね。
この映画はかなり脚色はしているのだろうけれど、たった一度の恋は悲しい結末・・・
ということが、小説ではハッピーエンドになっている所以かもしれない。
そして、ジェインのこの恋、まんま、「高慢と偏見」じゃないですか!
女性が金銭的に困ることなく生きていくにはは結婚するしかなかったこの時代、ジェインは相当進歩的な女性だったと思われるが、自分の恋をあきらめざるをえなかったという経験が、名作を生み出した・・・ということになるのだろう。
しかし、この時代、なんて窮屈な生活だったんだろう・・・
アメリカ人のA・ハサウェイがジェイン演じることについては批判もあったらしいが、勝ち気でありながらナイーブという役には似合っていたし(イギリス人っぽくはないが)、他の共演陣もいい役者さんを揃えていて(やはりなんといってもマギー・スミス!)、安心して見られましたね。
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