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2019/10/02

中山道六十九次歩き(第5回) 関ヶ原宿~垂井宿~赤坂宿~美江寺宿4

(3より続き)

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平野井川を新橋で渡り、瑞穂市に入ったところで、小簾紅園に寄る。
和宮が呂久渡を利用したことを記念して記念碑建立を記念して整備された。

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呂久渡船場跡碑。呂久の渡しは中山道を遮る呂久川(現揖斐川)を舟渡しでつなぐ渡し場だった。呂久とは、呂久川が曲がっていてそれを轆轤に見立てたことによるものだそうだ。
和宮御遺蹟碑も隣にあった。

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なかなかに風情のある庭で、よくよく見るともみじが多い。

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ということで「落ちて行く身と知りながらもみじ葉の人なつかしくこがれこそすれ」という和宮が詠んだ句碑がある。

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観音堂を見て、先を進む。

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お!久々にマンホール。
大垣市も神戸町もマンホールを見つけることができなかったか、旧巣南町のものと思われるマンホールはもみじであった。小簾紅園近くだけのものなのだろうか。

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馬淵家の長屋門。呂久の渡しの船年寄馬渕家の屋敷。立派だ。
明治天皇御所休所跡碑もある。

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ここを右折、次に左折するとことに大きなお地蔵さんがいた。

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揖斐川を鷺田橋で渡る。河口で長良川と合流して伊勢湾に流れ込む。東海道で通りましたね。

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前方には金華山も見えてきた。

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瑞穂市は富有柿発祥の地で、確かに柿の木が多い。収穫まではまだちょっとありそうな感じだ。

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宿の石碑があるポケットパークを通り、きれいな図書館を横目に見つつ進む。大垣藩の御領榜示杭があった。

曲がり角に千躰寺があり、千躰仏(自然居士が作成した桧材一木造の阿弥陀如来立像が千体並べられている)があるとのことだったが、残念!お堂に鍵かかかっていて見られなかった。

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犀川沿いに歩いてきたのだが、カルガモがたくさん。きれいな川で藻が見えたから、餌がたくさんあるってことかも?

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すぐ先に千手観音。

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千躰仏はみられなかったけれど、千手観音が見られたからいいか。

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この観音様は新月橋のすぐそばにあるのだけれど、この橋から見た風景を広重が描いている・・・ということで写真を撮ってみた。

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ここまで結構ハイペースできたが、どうやらこれ以上そんなにがんばらなくても美江寺駅には到達できそうということで、高札場跡脇にある休憩所でプチ休憩。また歩き出す。
和宮が小休憩したという美江寺宿もまた静かな宿である。当初は本陣も旅籠もない小さな宿であったそうだ。

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本陣跡を通りすぎ、枡形の角には庄屋の和田家。
ここを曲がると布屋という酒屋がかつてあった(つい最近まで?)らしいが、廃業してしまっており残念だ。

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信号を渡り、美江神社に寄る。かつてはここに美江寺があったという。

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中山道美江寺宿跡の碑。

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高札場の復元もあった。

自然居士之墓の標柱(千躰仏を作った)、美江寺一里塚跡の標柱を通ったところで街道歩き終了。

駅への入り口がわからず、Googleマップで確認。

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かわいらしい駅だった。
予定していた電車の20分ちょっと前に到着し、ゆっくり休む。金華山もだいぶ近づいてきた。

一両のかわいらしい樽見鉄道に乗り、大垣駅で乗り換え(なんと駅の外に出ずに乗り換えられる。降車証明をもらう)名古屋駅到着6時16分。

新幹線の時間までだいぶあるので、駅コンコースの驛釜きしめんへ。
入るまで少々待ったが、きしめんはわりとすぐに出てきた。

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今回は卵とじきしめん。まだまだいろいろな味が楽しめそうだ。

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kioskでおみやげを買い、前回と同じ7時26分発のひかりに乗り込む。
ビールで乾杯!

新幹線は定時に到着、帰宅は10時半前だった。

今回は約52000歩。中山道歩き5回の中で一番歩きました。
いやはや、でも美江寺まで行くことができてよかったな。

(完)

マップはこちらを使っています。

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