中山道六十九次歩き(第6回) 美江寺宿~河渡宿~加納宿~六軒4
(3より続き)
小木曽薬局。
「登録商標 明治水」の看板がある。明治水とは目薬だそうだ。
伊豆神社。
祭神は大山祇神の娘石長姫命で長寿を司る神。
隣には三面六臂の馬頭観音があった。
少し脇にはいると切通陣屋跡之碑がある。
磐城平藩の美濃領支配のため切通村に陣屋を設けたもので、安藤氏7代に渡って明治維新まで置かれていたという。
奥には切通聖観音があった。
手力雄神社二の鳥居のところで道は左に曲がる。
ここで神社に向かわずに、中山道を少々進んで、神社に行く。
天照大神が隠れた岩戸を開けた天手力雄命が祭神で、火祭りが有名らしい。
狛犬が3対、常夜燈が5対あった。
境川を高田橋で渡る。すぐそこに名鉄の高田橋駅が見えており、ちょうど電車を撮ることができた。桜の季節はいいでしょうね。
濃川排水路を越えたところに、「中山道 間の宿 新加納」の標柱がたっており、ここから道は少々上り坂となる。
加納、鵜沼間は長いため、5つの立場が設けられており、その一つだ。
上がった先に道祖神。
道祖神は久々に見ましたね。
そこの道を入っていくとあるのが善休寺である。
親鸞聖人像、蓮如上人像、十三重塔がある。
手水石には葵のご紋があったが、これは尾張徳川家が各務野にて狩の折に宿所としたことから、特別に葵の紋を与えられたことによるという。
新加納の一里塚跡(104里目)を通り過ぎ、日吉神社による。
ここで有名なのは、狛犬ならぬ狛蛙!狛犬もいたけれど。
蛙ははじめてだなあ。
すぐ先に蔵元林本店があり、ホントはここが造る百十郎が買いたかったのだが、大きな瓶しかなさそうだったのであきらめる。残念!
ぐいぐい進んで和菓子屋さんのだるま屋に寄る。
豆大福が有名なお店で、時間があったら中の茶店でいただきたかったところだが、ここでゆっくりしていると目的地までたどりつけなさそうだったので断念。買ってのちほど食べることにする。
新境川を渡る。堤に桜が千本以上植えられているそうだが、これは地元出身の歌舞伎役者市川百十郎が寄贈したものだそうで、百十郎桜と呼ばれているそうだ(それでお酒もこの名前なんですね)。
市民公園を左に見つつ進む。
とても広く、まるでヨーロッパの公園のようだった。岐阜大学の跡地。
ここで大福を食べてもよかったのだが、やはり駅に急いだ方がよいと思い通り過ぎる。
警察署の前に張りぼての恐竜がいたのだが、ナッシーというらしい。
交通事故なっしーの意味とか・・・
よく軍用機が飛んでるなあと思ったら、南側に航空自衛隊岐阜基地があっのですね。
なんだか要塞のような各務原市役所を通りすぎ、予定より早く六軒駅に到着。今回はここで街道歩き終了。
六軒駅は無人駅だが、ここのように交通系ICカードが使えると助かりますね。
電車を待つ間に先ほどの豆大福をいただく。ほどよい甘さでおいしい。
予定より早い電車で名鉄岐阜駅に出て、乗り換えて名古屋に向かう。
早く名古屋に到着したので、前にも入ったことのある山本屋総本店にて夕食。
漬け物をつまみつつビールを飲んで、味噌煮込みうどんを待つ。
久々の味噌煮込みうどん、おいしい。
名古屋駅に岐阜のお酒が売っていないかなあと思ったが残念!売っておらず、愛知のお酒を購入。
いつもの7時26分発のひかりに乗り、定刻どおり9時10分東京駅着。
着くと雨が降っていた。
帰宅は10時半前。
52000歩弱。前回よりはちょっとだけ少なかったけれど、よく歩きました。
前回より少し気温が低かったからか、前回より楽でした。
(完)
マップはこちらを使っています。
« 中山道六十九次歩き(第6回) 美江寺宿~河渡宿~加納宿~六軒3 | トップページ | 機種変更 »
「街道歩き」カテゴリの記事
- 青梅街道歩き(第7回)東青梅~青梅宿~石神前6(2025.03.10)
- 青梅街道歩き(第7回)東青梅~青梅宿~石神前5(2025.03.09)
- 青梅街道歩き(第7回)東青梅~青梅宿~石神前4(2025.03.08)
- 青梅街道歩き(第7回)東青梅~青梅宿~石神前3(2025.03.07)
- 青梅街道歩き(第7回)東青梅~青梅宿~石神前2(2025.03.06)
コメント