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2019年11月

2019/11/30

ジャンポール シャン ボジョレーヌーヴォー

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さすがにおしまいとか言っていながら、またまた買ってしまった!

仕事帰りにスーパーに寄ってレジに向かったら、そこにあったんですね。
で買ってしまった(笑)

3桁のペットボトルだったので、そう期待もしていなかったのですが・・・

意外といいじゃないですか。
ほんのりとした甘みと、いい意味でフルーティ。

やはり今年はまずまずの年かと。

2019/11/29

「シェルター」

本日の映画

movie-17  「シェルター」 SHELTER  2009年米

DIR:モンス・モーリンド
CAST:ジュリアン・ムーア、ジョナサン・リス・マイヤーズ、ジェフリー・デマン
STORY:多重人格を否定する精神分析医のカーラ。同業の父からデヴィッドという患者を紹介され、診察するうちに、説明のつかない事実が判明、多重人格かどうか悩むカーラだったが・・・

☆☆サスペンスホラー。

この映画、てっきり、多重人格をテーマにした純然たるサスペンス映画だと思ったのだが・・・

なんと、進むにつれて、オカルトホラーになっていくのである。

見ている者の期待を裏切る展開で、なるほどと思わなくはないのだけど・・・
ちゃんとした?オチを期待していたので、なんだかなあというのが正直な感想。
途中までは、正統派サスペンスでよかったのだが・・・

意外と怖い映画で、薄気味悪くて、雰囲気は悪くない。
演技派J・ムーアを食う怪演のJ・リース=マイヤーズの演技もよかったのになんとも残念。

それにしても、J・ムーアは変な映画に出すぎ・・・
いい映画もたくさんあるのに、とんでも映画の方が多いような?

 

 

 

2019/11/28

アーツ ボジョレー・ヌーヴォー

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ボジョレーもジョルジュ・デュブッフでおしまい・・・
のはずだったが、生協で安いペットボトルのが売っていたので買ってしまった。

早速飲む。

ペットボトルだからどうせたいしたことないだろうな~と思っていたのだけど、これがどうしておいしいのである。ジョルジュと同じか、むしろいいくらい。
ちょっと甘みがあっておいしい。

さすがにこれでおしまい、多分・・・

2019/11/27

ジョルジュ・デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー

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ボジョレー3本目は定番のジョルジュ・デュブッフ。
これは絶対に買わないと!
今年のラベルデザインもとても華やか。

飲んでみると、ピリピリ感はなく、安定した味。
香りもよく、フルーティ。
やはり今年はまあまあかな。

2019/11/26

フランソワ・フッシェ ボジョレー・ヌーヴォー

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ボジョレー2本目は西友で買ったペットボトル。
これも毎年買ってますね。

注いでみると、前日のより少し薄い色。
飲んでみると、かなりピリピリするなあ。時間をおいてもピリピリ・・・

味はというと、あまりなくて・・・
もう少し果実の香りや味がしていて欲しかったな。

2019/11/25

アルベール・ビショー ボージョレ・ヌーヴォー2019

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今年もこの季節がやって参りました!
先週木曜日の帰りに、るんるんスーパーで買って帰宅。

まず1本目はメルシャンが輸入しているもの。

4桁の値段だけれど、ペットボトルのワイン。
最近ペットボトル増えてますね。

さあ今年の出来はどうか?

酸味が結構ありますね。
そして、これはちょっとバナナ感あり。

悪くはないですね。

2019/11/24

サッポロ 冬物語

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冬限定のビール。
へーこれって1988年の発売なんですね。

ずっと続いているということは支持者が結構いるんでしょうね。

注いでみると、フツーの黄金色。
飲んでみると、苦みも結構あるし、男前なビール。
冬にふさわしいビール。来年もきっとあるよね。

ヤッホーブルーイング 僕ビール、君ビール。屋上のジョン

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ローソン限定の僕ビール、君ビール。
新しい製品が出たと聞いて買いにいった。
派手な色の缶!

注いでみると、やや濃いめの色。
飲んでみると、ホップの香りがぐぐっとくる。
このシリーズ、というかヤッホーの製品は苦めなものが多いので、これはどれだけ苦いんだろう?と思っていたが、苦みはもちろんかなりあるが、それほどではないかなと感じた。というか、もしかして慣れてしまったのかも??

ベルジャンペールエールのスタイルに、カシミアというアメリカンホップを使用したとのこと・・・
どちらかというと、アメリカよりな感じかと。

このシリーズ大好きだ。

2019/11/22

キリン 一番搾り とれたてホップ生ビール 2019年収穫

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今年もでました!一番搾りとれたてホップ生ビール。
この缶のデザインは、毎年似たような感じですね。

注いでみると、やや薄い色。
飲んでみると、ホップの香りがいいですね~
苦みもしっかりあって、これは好き!

2019/11/20

中山道六十九次歩き(第9回) 細久手宿~御嶽宿4

(3より続き)

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すぐ先にまたもや馬頭観音。

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百八十八ヶ所順拝納経塚碑。西国、四国、板東、秩父の百八十八ヶ所の霊場を巡った夫婦の記念の石だそう。すごいなあ。

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またまた竹林の中を進む。

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ここまで風化してしまった馬頭観音が多かったが、立派な馬頭観音があらわれた。1765年のものらしいが、石窟内にあるので風化しなかったのかも?
寒念仏供養塔と刻まれているが、寒い中念仏を唱えて歩き、報謝で馬頭観音を作って馬を供養したのだそうだ。

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いよいよ牛の鼻欠け坂。
浮き石があって歩くのには注意を要するが、東からだと下りなのでそれほど大変ではない。
西からくると荷物を背に上ってくる牛の鼻が擦れて欠けてしまうほどの急な上り坂だったことから名付けられている。

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坂を下ると平地に出た。

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田んぼの中を進む。

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石灯籠、摩利支天、南無阿弥陀仏碑を見て、さらに馬頭観音。
いやはやホントによく見たものだ。

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道は右左右と曲がり、あったのが和泉式部廟所。
泉式部は旅の途中御嵩のあたりで病気になり、鬼岩温泉で湯治したものの、この地で没したという。
「ひとりさえ 渡れば沈むうき橋に あとなる人は しばしとどまれ」と刻まれている。

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この日、最後の馬頭観音。

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弘法堂。

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なぜか、白い象がいる・・・

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前週うまい具合に撮れなかった御嵩富士。

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最後に再びみたけ館に寄って、さきほど見てきたキリシタン関係の展示をもう一度見る。

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御嵩駅でこの日の歩きは終了。

4時29分の名鉄に乗り、新可児で中部国際空港行きに乗り換え、犬山では早い電車に乗り換えることなく、普通で名古屋まで。
暖房が入っていなくてまたまた冷える。

名古屋駅でおみやげとお弁当を買い、いつもより1時間早い6時26分のひかりに乗る。豊橋にとまるひかりだった。

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夕食は、おこわひつまぶしとビール。

帰宅は9時半前だった。

今回は距離が短く33000歩。今まで一番少ない歩数だったけれど、多少のアップダウンがあり、翌日ふくらはぎが筋肉痛になったのだった。

(完)

マップはこちらを使っています。

2019/11/19

中山道六十九次歩き(第9回) 細久手宿~御嶽宿3

(2より続き)

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南無阿弥陀仏碑、西国秩父坂東百番供養塔、大乗妙典六十六部。
ちょっと先に三界萬霊塔もあった。

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紅葉が美しい。

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竹林に入ってきた。道は徐々に上がり始める。

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諸の木坂を上がっていくと、馬の水飲み場がある。
ここが物見峠である。

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御殿場に到着した。和宮降嫁の際、一行が休憩する御殿が造られたことから、御殿場と呼ぶようになったという。
東屋があると聞いていたので、ここで昼食をと思っていた。

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もみじがいい色だ。

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ここからは恵那山、笠置山、御嶽山が見えるらしい・・・のだが、木が茂っていて、御嶽山は見えない。

ここまで上り坂で小汗をかいて暑かったので、ライトダウンを脱いだのだが・・・

曇ってきて風も通り抜け、どんどん寒くなる。
おにぎりと果物、ナッツを食べ、撤収。
食べ終わる頃にはすっかり冷え切ってしまっていた・・・

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ちょうどそこにラ・プロヴァンスというケーキやさんが。
寄る予定にはしていなかったのだが、暖かい飲み物で暖まりたい、屋内に入りたい!ということで寄ることに。

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アップルティーとシュークリームでなんとか立ち直る。
おいしい!

突然山の中にお店が現れてびっくりだが、車で来られるんですね、ここまで。
結構混んでいて、もうちょっと遅かったら入れなかったところだった。よかった・・・

また歩き始める。

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唄清水の碑。水が湧いている。
「馬子唄の響きに浪たつ清水かな」と刻まれている。

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一呑清水。
皇女和宮が降嫁の道中この清水を賞味したところ、大層気に入り、後の上洛の際に多治見の永保寺にてわざわざここから清水を取り寄せ、点茶をしたと伝えられているそうだ。
水の中に地蔵もあった。

十本木立場跡を通り過ぎた先で、左の道へと入っていく。

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馬頭観音。清水も湧いている。
このあたりは水は豊富ですね。

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謡坂十本木一里塚。
明治時代に壊され、昭和48年復元されたものとのこと。

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すぐ先に広重の御嶽宿の絵のモデルとなった場所がある。
昔はここに茶屋と洗い場があったんですね。
十本木茶屋跡である。

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謡坂石畳に入った。
下り坂なので苔ですべらぬよう用心して歩く。

ちょっと寄り道。マリア像を見に行く。

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道路工事が行われた際に、その下の地中から数点の十字架を彫った自然石が発見され、ここが仏教の墓地を利用したキリシタン遺跡であったことが判明したそう。
そういえば、前週、御嵩の中山道みたけ館で、陽刻十字架などの展示を見たのだった。
うっかり、後ろの五輪塔を見逃してしまったのが残念だ。

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街道に戻り、さらに石畳を下っていく。

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やがて石畳は終了、その先にあったのが耳神社。
竹の錐を耳にあてると耳の病気が治るというのでやってみた。耳鳴りも治る??

(4へ続く)

マップはこちらを使っています。

2019/11/18

中山道六十九次歩き(第9回) 細久手宿~御嶽宿2

(1より続き)

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鴨之巣道の馬頭文字碑の標柱を通り過ぎ(上に馬頭観音があったようだが見逃した)、道は下り始める。

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大きな葉がたくさん落ちている!と思ったら、ほうばのようだ。
とちの実も拾った。

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鴨之巣辻の道祖神碑の標柱のところには、道祖神と、「右 旧鎌倉街道迠一里余」と刻まれた道標があった。
ここにも鎌倉街道が??

右に曲がると中山道ハムなるお店があるようだったが、ここで買うと荷物になるのであきらめる。

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切られ洞(牛を追ってきた村人が盗賊に切られたところとか)の標柱を通りすぎた先で撮った1枚だが、これモネの「サンジェルマンの森で」を連想させる風景だった。

突如、立派な一里塚が現れた。93里目の鴨之巣一里塚である。

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地形上、北塚が東に16メートルずれているという。

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南塚にはひょろりとした木が植わっているのみだ。

ここで御嵩町に入った。

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石灰帯が現れた。
なんでも豚コレラウィルスに感染した野生イノシシが見つかったたため、手指をエタノールで消毒し、靴底は石灰で消毒せよということらしい。

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石窟の中の馬頭観音。

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道はさらに下り、ちらりと津橋の集落が見え始めた。

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山内嘉助屋敷跡で、石垣が残る。
山内家は江戸時代に酒造業を営んでおり、中山道を通行する諸大名の休憩所や旅人の一夜の宿として使われたようだ。

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集落に入ってきたところに、天満宮常夜燈。

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コスモスがまだ咲いている。

広い道路に出た。

ちょっと行き過ぎてしまい、戻って薬師堂へ。

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境内にはたくさんの石仏、石造物が!
馬頭観音、宝篋印塔、五輪塔などなど。これは楽しい!

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御堂の中には、阿弥陀如来などが。

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津橋を渡り、少し進むと右に大きな岩が見えてきた。
皇神岩といい、岩の上に小祠を祀って雨乞いをしたとか。

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熊野神社に寄ってみる。

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軽い気持ちで上がりはじめたのだが、延々と階段が続いている!
最後の方は息が切れてしまった。

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拝殿。

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舞台がある。農村歌舞伎が行われていたという。


(3へ続く)

マップはこちらを使っています。

2019/11/17

中山道六十九次歩き(第9回) 細久手宿~御嶽宿1

前週に続いての中山道歩き。
雨のち晴れという予報で、昼くらいまでは雨が残りそうだったので行くかどうか迷ったが、早めにやむことを祈って行くことにした。

いつもの通り、4時半起きで出発。
6時16分発ののぞみに乗り、7時51分名古屋着。
中央本線に乗り換え、瑞浪駅8時54分着。

前回の最後が御嵩駅だったわけだが、今までのように西から東へと歩いていくと、途中で鉄道もバスもないため帰るのが困難。
ということで今回に限り(いやまたそういうことがあるかも?)東から西へと向かうことにした。

あらかじめ9時10分にタクシーを予約していたのだが、9時5分にきたので乗り込む(タクシー会社に問い合わせをしたところ、3社のタクシー会社が乗り入れていて、だいたい2台くらいは駅で待っていることが多いが、いないこともあるので予約した方が確実とのことで、前日予約)。

約20分で細久手宿の細久手というバス停に到着。
降り立つと、雲はまだ厚かったものの雨はやんでいてほっとする。

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津島神社、日吉第二小学校跡の碑のところから歩きスタートである。

すぐに道は左に折れ、さらに右に折れるが、このあたりから西方向を見て広重は細久手を描いているという。

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高札場跡。向こうに見えるのは庚申堂だ。細久手でもっとも古い建物だそうだ(1802年再建)。
高札場のあたりがこの宿の東の入り口である。
久手(くて)とは低湿地の意味だ。
大湫宿から御嶽宿までは約19kmと長く、その間には琵琶峠、物見峠が控え難渋を極めたため、1813年細久手宿が新設されたのである。

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紅葉がはじまっておりきれいだ。

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境内には、如意輪観音や地蔵菩薩などが並んでいる。

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石窟内の役行者。

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少し歩くと左手に公民館があり、和宮様の行列が描かれている。

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公民館の向かい側が、大黒屋。
元脇本陣で問屋も務めたという。
今の建物は1859年に建てられたものとのことで、うだつが上がり、2階が1階の半分しかない建物だ。
大井から御嶽まで宿はここしかないため、街道を歩く人にとっては貴重だろう。外国の人もたくさん泊まるのか、随所に英語表記があった。

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本陣跡を通り過ぎた先、ちょっと入ると、和宮の井戸がある。
細久手で休憩した際に使用された井戸で、現在でも清水が湧き出ているそうだ。

道はじわじわと下っていく。

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大塚。
昔、高貴な人が旅の途中で亡くなり埋葬されたことから王塚と言われ転じて大塚になったという。また、細久手が大火で焼け、和宮が隣の大湫宿に泊まることとなったが、道中が長くて用便したものを重箱に納めてこの大塚に埋めたことから「おくそ塚」と呼んで敬拝したとか・・・

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少し進むと、斜面に穴があり、その中には馬頭観音があった。
穴観音である。
これが馬頭観音のはじまりで・・・この後たくさん見ることとなった。

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道はさらに少しずつ下り、中山道くじ場跡と通り過ぎる。
旅人が泊まる宿をくじ引きで決めたとか、出稼ぎする人を決めたとか、人足たちが荷の扱いの順番をくじで決めたとかいろいろ説があるようだ。

一つ馬頭観音を飛ばしてしまい・・・

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明治9年の馬頭観音。

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この馬頭観音は用水池のところにある。
福島大将(長野県松本市出身の旅行家で明治25年情報収集のためにシベリア大陸を単騎横断して有名)が中山道を通行中に、この池で愛馬に水を飲ませたという。

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平岩橋のところを右折、平岩を見に行く。
地名の由来となった大きな岩だ。

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少し晴れ間がでてきた。
のどかな景色。

ここから道は徐々に上がっていく。

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西の坂の入り口にきた。
むむ、また熊注意の看板が!
ここでカウベルをとりつける。

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「旅人の上り下りや西の坂」と刻まれた道標。

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向かいには瑞浪市内旧中山道の影碑。御嶽までの中山道の特徴や見所が書かれている。

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折れた道標の先に秋葉坂三尊石窟があった。
三室に別れた石窟があって、左から風化してしまっている石仏、一面六臂の観音座像、三面六臂の馬頭観音だ。

(2へ続く)

マップはこちらを使っています。

2019/11/16

アサヒ クラフトスタイル アメリカン

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クラフトスタイル2本目はアメリカン。
勝手なイメージで、アメリカンというと、なんか薄そうな・・・

注いでみると、色は若干濃いかなという程度。
呑んでみると、ブリティッシュほどいい香りでなく・・・
やっぱりコクはないのは、ビールじゃないから仕方ないにしても・・・
ブリティッシュの方がおいしいかなあ・・・

勝手にイギリスの勝ち(笑)。

2019/11/15

アサヒ クラフトスタイル ブリティッシュ

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アサヒからクラフトスタイルなるものが発売になった。
クラフトビールかな?
と思ったら、ビールじゃなくて新ジャンル。

注いでみると、やや赤みがかった色。
飲んでみると、結構な苦み。おっ!ビールに近いかなと思ったものの、やっぱりコクがないんですね。ペールエールとは違うなあ。
どうせなら、ちゃんとエールを発売してほしいな。

2019/11/14

サッポロ 琥珀ヱビス

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今年も出ました、琥珀ヱビス。
実に14年目だそう。
これ見ると秋だなあと思いますね。

注いでみると、琥珀色(当然)。
飲んでみると、ロースティで、じわじわとうまみがくる。
この焦げ味がそれほどおしつけがましくないのがいいんですね。
じっくり飲めるビール。

2019/11/13

中山道六十九次歩き(第8回) 太田宿~伏見宿~御嶽宿4

(3より続き)

このすぐ先で、中山道は右折するのだが、是非行って見たいと思っていた細川勝元建立の愚渓寺に寄ってみることにした。

御嵩小学校のところを上がっていく。思ったより上がる。もうすぐそこに御嵩富士が見えている。

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ここは庭が素晴らしい!龍安寺の石庭の原型になったという。
一見の価値あり!

さて、街道に戻る。

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道は駅の前で左折するが、ここが御嶽宿京方見附。
御嵩富士もちらりと見える。

願興寺は立派と聞いていたので期待していたのだが・・・
なんと本堂が修復中。
ごくごく限られたところしか見学できないのが残念。

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南無阿弥陀仏碑。

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仏塔の中には阿弥陀如来像があった。

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御嶽宿の街並み。

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まずは商家竹屋を見学。
江戸時代本陣を務めた野呂家から分家した商家である。

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立派なお屋敷だ。

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茶室や蔵もある。

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そして、中山道みたけ館も見学。
一階が図書館、二階が郷土歴史館となっている。

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中山道に関するものの他、らくだやぞう、大名食、そしてキリシタンの展示もある。
次回の歩きでキリシタン関係は見ることとなるだろう。

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本陣跡。現在の建物は明治、大正の2度建て替えられているようだ。

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なんだかいったりきたりしてしまったが、最後にかつて郷蔵があったところだったという銀杏の木のところでおしまい。駅へと向かう。

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この日、2匹目の猫。

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御嵩駅。
ICカードは使えず、切符を買う。

4時59分発の名鉄広見線に乗り、新可児で乗り換える。
犬山で特急に乗り換えようと思ったが、座っていたしめんどくさくなってそのまま各駅で名古屋まで。6時15分すぎ到着。

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新幹線までまだ余裕があったので、その名もなご家で、名古屋コーチン塩ラーメン、餃子と生ビールの夕食を。
あっさり味のラーメンで、紫玉ねぎが入っているのがおもしろい。胡椒をかけるとアクセントになってよろしい。

おみやげを買い、いつものひかりに乗り混み、9時10分東京駅着。
帰宅は10時半だった。

約39500歩。なんだかんだと寄り道したのでこれくらいの歩数になりました。
(完)

マップはこちらを使っています。

2019/11/12

中山道六十九次歩き(第8回) 太田宿~伏見宿~御嶽宿3

(2より続き)

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犬山道道標を通り過ぎ、子規の句碑。

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「すげ笠の 生國名のれ ほととぎす」と刻まれている。
子規は故郷の松山に向かう途中に伏見宿に泊まっているそうだ。

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そして・・・
御嵩町は可児才蔵生誕の地だったんですね。
この可児才蔵はかっこよすぎる気がするけれど(笑)。

ここからは少々上り坂。

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播隆上人名号碑があった。
御嵩町には9つもあるらしい。ここのは1834年に建てられ、226センチもあって最もおおきいものだそうだ。
ここは伏見宿の京方の見附でもある。

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伏見宿の街並み。小さな宿だ。

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松屋と旧伏見郵便局。
松屋といえばらくだ。将軍家斉に献上すべくペルシャから輸入されたらくだは、受け取りを断られ、全国を興業してまわっていた。興行師が病気でここに滞在し、めずらしいらくだを見ようとたくさんの人が集まったらしい。
郵便局はお休み処となっていたが、残念ながらこの日はお休みだった・・・

ここでちょっと寄り道。
東寺山古墳に行ってみる。

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前方後円墳だが、1号は後円部のみが残る。

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2号の方はほぼ残っている。

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御嵩のマンホールを発見。町の木、アカマツである。

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この古墳までの道には小学校があるのだが、野口英世の胸像があった。

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一本松公園にて休憩。

松の木は200年以上たっているという。
昔は松並木があったそうだが、戦時中、松根油のために拠出されない。

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東屋には、らくだ、播隆上人、松並木、新村湊などの解説板があった。

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午前中仕入れたあんぱんを食べて休む。

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「右御嵩 左兼山八百津」と刻まれた道標があった。

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浄覚寺。尾張徳川家二代目徳川光友公夫妻の菩提寺とのこと。
へー、東寺山古墳、このお寺の寺領地内だったんですね。

街道に戻る。

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ポンプ庫の絵の消防車にはらくだが!

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本陣跡を通り過ぎ、旧道に入り、また国道に合流し、またまた旧道へ。道は上っていき、小高い丘へ。

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その後道は下り、東海環状自動車をくぐった先に比衣一里塚跡(96里)。

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国道にまたまた合流すると、可児川が見える。

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顔土城址にちらっと寄る。
応仁の乱の頃に築かれたもので、空堀と土塁が残る。

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御嶽神社分霊社。

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その先に鬼の首塚。
鬼岩に住み着き悪さをして御嵩の人々を困らせていた関の太郎という男を地頭・纐纈源吾盛康の使いの4人の武士たちが退治、その首を運ぶ途中、急に重くなり、転げ落ちた首が動かなくなったので埋めたという。
なんか、似たような話を聞いたような?

(4へ続く)

マップはこちらを使っています。

2019/11/11

中山道六十九次歩き(第8回) 太田宿~伏見宿~御嶽宿2

(1より続き)

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古井の一里塚跡を通り過ぎ、なんか不思議なものがあるぞと思ったら、アメンボーグ?アメンボなんですね。彫刻シンポジウムの作品らしい。

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太田橋が近づいてきた。

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下に降りていくと化石林公園がある。
平成6年夏、異常渇水により、木曽川両岸で525本もの化石林が発見され、公園として整備されたもの。

ちょっとわかりづらいけれど、丸っぽいのがそうなんでしょうね。

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すぐそばには太田の渡し跡が。
石畳が残る。対岸は今渡渡し跡のようだ。
昔は、祐泉寺のあたりが渡し場だったとのことだが、流れが変わり、この場所になったらしい。

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太田橋の下を通って進むと、なにやらきれいな施設が。
以前は日本ライン下りの船着き場だったところが、昨年リバーボートパークとして生まれ変わったそう。テントっぽいものがたくさんあるな~と思ったら、バーベキュー会場らしい。

ここを回り込んで、いよいよ太田橋を渡る。

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大正15年にできた橋だが、以前は歩道がなかったそうで、それは怖かっただろうなあ・・・

可児市に入った。

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渡った先にはポケットパークがある。

ちょっと寄り道。

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今渡の渡し跡。
明治時代の石畳が残る。

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対岸の渡し跡もよく見える。

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弘法堂には四国八十八所観音像。

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さざれ石は苔むしていた。

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可児市のマンホールは、市の花サツキである。

街道に戻り、龍洞寺に寄る。

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地蔵菩薩、庚申塔、三十三体観音像など。

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龍の枕石。
このお寺を開基した和尚さんが龍を封じ込めた際に発見した石で、龍の枕に違いないと持ち帰った・・・そうである。

国道248号線を渡り、ずんずん進む。

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開墾記念碑とともにあったのが、開運北辰妙見大菩薩。
北斗七星を信仰するものとのことで、確かに星がついていますね。

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JRの太多線の踏切を越える。
美濃太田と多治見を結ぶ路線。

このあとすぐに国道21号線に合流。
やっぱり、国道歩きはうれしくないなあ・・・

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黙々と歩き、新しい一里塚跡碑のところにある地下道で、向かい側に渡る。

そろそろお昼。
国道沿いにはいろいろとお店があって助かる。

結局回転寿司にすることにしたのだが、なんと!
はま寿司とくら寿司が並んでいる!
一瞬迷ったが、手前のはま寿司にすることにした。
そういえば、東海道を歩いた時にも入ったっけ。
はま寿司は平日はちょっと安いのもうれしい。

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甘えび、しめさば、とろいわし、あじ、とびっこ、煮穴子、あおさの味噌汁、つぶ貝、えんがわ、合鴨カルパッチョ(!)、大とろ。
2人で1300円ちょっと。やっぱり安い。

御嵩町に入る。

ここを出ると、すぐに脇道に入らねばならないのだが、国道はなかなか渡れない・・・
仕方なくちょっと通り過ぎてから信号で渡り、戻る。
国道を離れるとホッとする。

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上恵土神社。

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西側に稲荷神社の鳥居が並んでいた。

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弘法堂のところには、新四国第八十六番札所碑などとともに四国西国巡拝碑がある。大正13年、72歳で四国西国巡礼をした女性の記念碑だそうだ。

(3へ続く)

マップはこちらを使っています。

2019/11/10

中山道六十九次歩き(第8回) 太田宿~伏見宿~御嶽宿1

 

 

2週間ぶりの中山道歩き。
いつもの通り真っ暗な中、4時半起きで出かける。とても寒い。
今の時期、寒暖の差が激しく服装が難しい。

6時16分ののぞみに乗る。

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天気がよく富士山が見える。雪をかぶっている・・・
と思ったら、静岡側は、ほとんどまだ雪がない。

名古屋で東海道線に乗り換え、岐阜で高山線に乗り換えて美濃太田へ。
9時20分前に歩き始める。

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まず寄ったのは和菓子やさんの満つ葉(まつば)。
午前と午後のおやつを確保するため。
おもしろい大福をいろいろと売っていると聞いていたので、当然?とまと大福をチョイス。プラス、栗きんとんを購入。

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前回、4時を過ぎて閉まっていた旧太田脇本陣林家住宅隠居家(重文)を見学。

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数寄屋風。落ち着いた感じの建物だ。

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続いて祐泉寺。
前回も寄っているのだが、見逃してしまったものがあったので再度。

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ちょっと読めないが、芭蕉の句碑。「春なれや 名もなき山の 朝かすみ」。

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水琴窟もあったので、音を聞く。

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お隣の太田稲荷神社。

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播隆上人のお墓があった。
槍ヶ岳を開山した上人である。

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地理学者・志賀重昴の墓も。
日本ラインを命名した人らしい。

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枡形になった道をとおり、新町木戸門跡のところで太田宿を出る。

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すぐ先に、南無妙法蓮華経題目碑と三面の馬頭観音があった。
またまた馬頭観音がたくさんありそうな予感・・・

まだ歩きはじめて間もないが、早速水神公園の東屋にて休憩。

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とまと大福の方を先にいただくことに。
と、不用意にパクッと食べたせいで、中のミニトマトの種がズボンに飛ぶという・・・一気に食べるべきだった・・・
いや、でも思ったより餡としっくりくるんですね。

休憩しているところで、お隣のお店の方が出てきて、暖かいお茶を振る舞って下さった(ありがとうございます!)。
なんでも御嵩町の障害者支援施設のパンをここで売っているらしい。
ということで、午後のおやつにあんパンを購入(栗きんとんは持ち帰ることになったが、リュックの中でちょっと潰れてしまった)。

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土手沿いには水神、御嶽神社、秋葉神社、神明神社、山神の石碑。

ここから堤防沿いを歩くことになる。

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岡本一平終焉の地の石碑。
前回、中山道会館で展示を見たが、この地で亡くなったんですねぇ。

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木曽川を眺めながらの歩きは快適だ。
水がとてもきれい。

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川の中には鵜や鷺が見える。

(2へ続く)

マップはこちらを使っています。

2019/11/09

サッポロ メガラガー

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新発売の新ジャンル製品。
何がメガ?
うまさ全部盛り・・・うまみ、苦み、刺激だそう。

注いでみると、やや薄い色。
飲んでみると、結構苦みが強い。えぐみに近い感じ。
シュワシュワっと炭酸も強い。
うまみ・・・は微妙だけれど、あらゆる意味で濃い。これがメガってことかな?

ビールとは違うけれど。

2019/11/08

府中:和食さと 府中店

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府中市美術館に行ったあとの昼食。
ごくごく近い和食さとにて。
なんか行く機会がなくて、はじめて。

和食ファミレスで、よくよくメニューを見ないと組み合わせがいろいろあって迷うのだが・・・
ようやく決定。タッチパネルにて注文。

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ワタクシのミニ丼と贅沢ミニ麺のよくばりセット。
丼はミニ鮪たたき丼を、麺はとり天うどんをチョイス。
これに茶碗蒸しとサラダがつく。
女性が好きそうなセットですね~
ミニとはいっても結構おなかいっぱいに・・・

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同居人のよくばり夫婦丼セット。丼×2、麺×1をチョイス。
丼はミニ鮪たたき丼とミニ天丼、麺はミニざるそばをチョイス。
小鉢つき。

LINEに登録するとドリンクバーがタダになるというので、登録。
ウーロン茶と紅茶をいただきました。

和食のファミレスもいいですね。

府中市浅間町3-1-1

 

2019/11/07

【おかえり美しき明治展】

art-43 【おかえり美しき明治展】 府中市美術館

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連休2日目に行ったのは、府中市美術館で開催中の【おかえり美しき明治展】。以前、日曜美術館のアートシーンでやっていて行きたいと思っていた展覧会。

今回は、常設展示室も半分以上使い、入り口手前のスペースも使って、点数の多い展覧会となっていましたね。

まず、笠木治郎吉という画家の作品。
はじめて聞く名前だが、まだまだ全貌が明らかになっていない画家らしい。油絵かと思うと、よくよく見ると水彩画!漁師や猟師の生活がリアルに描かれている。

会場に入るとまず高橋由一の「薄墨桜花輝耀の景」が迎えてくれる。よく常設展示でみる作品ですね。

懐かしい風景や、懐かしい人々の暮らしが描かれた作品の数々が並ぶ。
なんか、落ち着きますね~
水彩画のよさがよく出た作品が多かったかと。

徳川慶喜の作品があったけれど、絵を描いたんですね。
気楽な隠居生活だったんでしょうか・・・

チャールズ・ワーグマンの作品もたくさん。
写真よりも、リアルに伝えるべく絵を描いたとのことだけれど、写真より??いや、確かにリアルさはあるけれど。

同じイギリス人画家だと、アルフレッド・パーソンズの作品が好み。
風景画のきれいなこと!光の描き方が好き。

浅井忠や黒田清輝、鹿子木孟郎など有名どころの絵画もあったが、吉田博の版画でない作品が結構あり、新鮮だった。
色の重ね方など版画作品に通じるところがあるなと。「川のある風景」、美しいですねぇ。

富士山を描いた作品もたくさん並んでいたが、個人的には五姓田義松の「旧東海道馬入茅ヶ崎間左富士」がお気に入り。
亀井武二郎の石版・懐古東海道五十三驛眞景もツボ。セットで見てみたい。

最後は日光を描いた風景画が並んでいた。
五百城文哉の東照宮を描いた作品の数々が素晴らしい。すごい緻密に描かれている。日光にある小杉放庵記念日光美術館、是非行ってみたいものだ。

何かこうホッとする展覧会でした。
是非どうぞ。

2019/11/06

国分寺:WASHOKUYA 天

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美術館をはしごしたあと地元に戻って夕食・・・
当然?飲んで帰ります。
最近新規開拓に励んでいるところだけれど、このお店は2回目。日本酒がいろいろあるのがうれしいお店。
よく行く三鷹の花というお店の系列店だったのか!はじめて知った・・・

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まずは生ビール。お通しはさわらと舞茸の煮物。
鶏皮ポン酢。わさびが添えられていた。わさびで食べるのもよろしい。

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えのき酒粕バター焼き。
ほんのり酒粕の香りが。最後には酒粕をつまみに。

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鶏手羽の燻製。
このお店、燻製もウリみたい。20分くらい時間がかかるとのこと。
意外なほどにスモーキーな香りが。おいしい!

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えいひれの唐揚げ。
えいひれを唐揚げで食べたのははじめて。カットしないまま揚げて、揚げてからカットするんですね。

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生からすみ大根。
生のははじめてですね。数の子風?いや、味はもちろんからすみ。

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お酒はビールのあとは日本酒。綿屋 特別純米 美山錦。さらっとしているけれど、やや酸味もある。

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日本酒2。岩清水 エメラルドグリーン。後味がちょっと不思議。

気になるメニューが他にもいろいろあるのでまた行こう!

東京都国分寺市本町2-12-5 梅の家ビル2F

2019/11/05

【コートールド美術館展】

art-42 【コートールド美術館展】 東京都美術館

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新橋から上野へ移動。続いては都美術館。
コートールド美術館展である。
激混みかと思ったがそうでもなく、まあまあ見やすかったのが助かった。

イギリスの実業家サミュエル・コートールドの印象派、ポスト印象派を中心としたコレクションを展示する美術館。今回改装にあたってたくさんの作品が来日している。
展示室もコートールド邸を再現したりして、いい雰囲気だった。

1:画家の言葉から読み解く
ホイッスラーの「少女と桜」からはじまる。意外な一枚目。日本好きのホイッスラーらしく、平面的な感じが日本っぽい。この女の子の服装が不思議なんだけど・・・
ゴッホ「花咲く桃の木々」。アルルで描かれた作品だが、まだまだ穏やかだ。
モネ「アンティーブ」。松の木の存在感。海はキラキラとキレイなのだけど、木に目がいってしまう。
そして、たくさんのセザンヌ!
当時まだ世に認められていなかったセザンヌをたくさん購入したコートールド氏。先見の明がありますね。セザンヌ好きとしてはうれしい展示。
「アヌシー湖」。湖面に映る城と木々が美しい。
「レ・スール湖、オスニー」はパレットナイフで描かれていて粗い感じ。
セザンヌと言えばの「大きな松のあるサント=ヴィクトワール山」。松がの存在感。
大好きな「カード遊びをする人々」。オルセーのも同じ構図?カード遊びの作品は他にもいろいろあるんですね。
「パイプをくわえた男」に描かれている男はカード遊びしてる左の人物じゃないですか!コートールドははじめに「パイプ・・・」を持っていて、「カード・・・」を購入したらしい。
「キューピットの石膏像のある静物」は、あまりに床やテーブルがゆがんでいてとまどう。

2:時代背景から読み解く
ブーダンが2枚。砂浜に集う人々といえばブーダン。海も空もきれいだなあ。「ドーヴィル」は特に空の王者と言われたブーダンらしい作品。
マネ「アルジャントゥイユのセーヌ河岸」は描かれた親子の様子がほほえましい。
モネ「秋の効果、アルジャントゥイユ」はこれがのちの睡蓮につながるのだろうなと予感させる作品。水面の輝き!
アンリ・ルソー「税関」は、やっぱり何か変?昔の職場を主題として唯一の作品らしいのだが、やっぱりウマヘタな感じだ。
ルノワールのコレクションも充実。
好みは「桟敷席」かな。
「靴紐を結ぶ女」はコートールドは初めて購入したフランス絵画とのことだが、後年のルノワールの女性の絵らしく、肉感があって赤みを帯びた肌。らしい作品。
ルノワールの彫刻もあった。
ドガはまあフツーな感じだったが、ロートレックの「ジャヌ・アヴリル、ムーラン・ルージュの入口にて」といったら!20代の女性を描くのにこれって??悪意を感じるよね。まあだいたいロートレックというのは意地悪な絵をよく描いたものだけど。
マネの「草上の昼食」は、オルセーにあるものの下絵らしい。ほぼ同じかな?
そして、今回の一番の目玉とでもいうべき「フォリー=ベルジェールのバー。マネ晩年の傑作。この絵が子どもの頃祖父の家に複製画が飾ってあって毎日のように見ていたのだが・・・今まで左上のブランコ乗り?の足には気づかなかった。鏡に映るものが全体的に変で(角度とか、瓶の本数とか)、謎の多い絵だ。

3:素材・技法から読み解く
スーラ「クールブヴォワの橋」。スーラがはじめて点描を画面全体に用いた作品とのこと。いや、細かいこと・・・遠くから見るべき絵なのか・・・
あの「グランドジャット島の日曜日の午後」の習作もあった。
ボナールがいくつか。
「室内の若い女」のモデルはのちに結婚するマルトがモデルなんですね。これ好き。ヴュイヤールの「屏風のある室内」は日本的な感じだ。
ロダンの彫刻とともにドガの彫刻もあったが・・・「右の足裏を見る踊り子」は体勢が無理すぎる(笑)。実際モデルをつとめた踊り子は大変だったらしい。
この後、ゴーガンが続く。「ネヴァーモア」や「テ・レリオア」といったタヒチでの作品の方がゴーガンらしいが、ワタクシは「干し草」のようなポン=タヴァン時代の作品の方が好きだ。
途中にあったスーティンの絵画は、このコレクションからするとちょっと異質なような気も・・・

名画ぞろいの展覧会。是非どうぞ。

2019/11/04

【ラウル・デュフィ展】

art-41【ラウル・デュフィ展】 パナソニック汐留美術館

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汐留美術館で開催中のデュフィ展に行ってきました。
今回の展覧会は絵画の他テキスタイル・デザインの展示がありました。

第1章 絵画 生きる喜びー陽光、海、そして音楽
デュフィといえば、あの明るい色彩が特徴だが、若い頃の作品(は、はじめてかも?)はデュフィと言われないとわからない。
「グラン・ブルヴァールのカーニヴァル」は印象派的な作品で、色調は暗い。
「モーツァルトに捧ぐ」は色調こそ明るいものの、キュビズム的というかセザンヌ的。
「ニースの窓辺」は好きな作品。南仏の明るい光が美しい。
「オーケストラ」や「コンサート」は、音楽好きなデュフィらしい作品だが、細部はきっちり描きこんでいるところと、サラサラッと描いているところと。楽しい音が聞こえてくるよう。
「花束」はダイナミック。

第2章 モードとの出会い
デュフィは詩人のアポリネールから依頼されて『動物詩集またはオルフェウスの行列』への挿絵を木版で制作している。黒と白なので、絵画とは印象が違うが、これはこれでいいなあ。
こうした作品等を見た、デザイナーポワレと共同で布地を開発、その後、リヨンの会社と契約して布地の図案を提供するように。
こうしたデザインを手がけていたことをはじめて知ったのが、なかなかよい。
ペガサスに象・・・ジャングルなんてのもおもしろい。

第3章 花々と昆虫
16年の間、本格的にテキスタイル・デザインに取り組んだデュフィ。
バラをはじめとしたお花、昆虫。
次第に、デュフィの絵画へと近づいていく。
「夏」など斬新なデザインだし、蚕のデザインも!!蚕とともに蛾も・・・おもしろいけれど、ちょっと気持ち悪いような気も・・・

第4章 モダニティ
さらに、絵画へと近づくデザイン。
色も鮮やかだし、デザインも大胆かつ斬新。
ヴァイオリンなどは、音楽好きのデュフィらしいデザインといえるけれど、ダンスホールなんかもいいなあ。
テニスはちょっと不思議??
うろこ模様や幾何学模様などは、今でも人気が出そうな気がしますね。

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デザイナーとしてのデュフィの作品を味わえる展覧会。
是非どうぞ。

2019/11/03

四ッ谷:東京麺珍亭本舗 四谷四丁目店

昨日は土曜勤務日。
1時で仕事を終えてお昼。
何のあてもなく、四谷三丁目に向かって歩いていくと・・・

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おや?らぽっぽが移転してる。
そして、前にらぽっぽのお店があったところに油そばのお店が出来ていた。ということで入店。

基本の油そばでいいかなとも思ったけれど、マイルドに食べよう・・・ということで半熟卵をトッピング。

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食べ方が書いてあって、
1 最初に酢とラー油をかける
2 たっぷりかける
3 むらなく混ぜる
とのことだったので実践。二回しは最低でもかけろということだったので、ぐるぐると。
そして、底にあるタレと絡むように混ぜる。卵もつぶして混ぜる。

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麺はもちもち。タレもおいしい。
で、酢とラー油、結構かけたけれど、書いてあるように辛くないし酸っぱくもない。むしろもうちょっと入れてもよかったかな?

さらにパンチを効かせたかったら、にんにくタレをかけるとよい模様。
ほんの一垂らしでもにんにくの香りが広がる。

油そば、久々でした~

2019/11/02

エヴァリストⅠ

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スペインの赤ワイン。
なんかラベルがおもしろいですね。ジャケ買いしてしまいました・・・
テンプラニーリョ100%。
テンプラニーリョはわりと好きなので期待大!

注いでみると、色は結構濃い。
そして、味もそれなりに濃い・・・
なんだけど、コクがあるって感じではないんですね。ちょっと期待外れかな・・・

2019/11/01

関谷醸造 ほうらいせん

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続いても中山道歩きの帰りに名古屋駅で購入のカップ酒。
これまた名古屋市の蔵元じゃなかった・・・いや、別にいいのだけど。

開けるとほとんど透明。
飲んでみると、ちょい甘みを感じるけれど、すっきり味のお酒。わりと軽めかな。食事のじゃまをしないお酒かと。

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