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2020/02/25

【パッション20 今みておきたい工芸の想い展】

art-9 【パッション20 今みておきたい工芸の想い展】 東京国立近代美術館工芸館

旧近衛師団司令部庁舎(明治43年築)である赤煉瓦の建物を使用した工芸館だが、金沢へ移転のため、閉館することとなった。
この展覧会(3月8日まで)が、この場所でのラストの展覧会となる。
ということで、行ってみた。
芹沢銈介展に行って以来久々だったが、これで終わりというととても寂しい。

展示は古いものから新しいものまでいろいろ。
楽しい展覧会でありました。

日本人と「自然」
1)作ってみせる
宮川香山。今はすっかりおなじみの香山。もちろん高浮彫の花瓶もいいのだが、すっきりとした色入菖蒲図花瓶が素敵だった。

2)囲みとって賞でる
ワタクシは着物を着ないのであまりよくわからないのだが、志村ふくみの青い着物きれいでしたね。

 オン・ステージ
3)垂れ下がって気を吐く 

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この展覧会で一番印象に残ったのが、小木名陽一「赤い手ぶくろ」。インパクトありますね~なんかスパイダーマンみたい・・・爪がカラフルなのもおもしろい。

4)ジャパン・プライド

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鈴木長吉「十二の鷹」。なんてリアル!一羽一羽違うのだけど、ホントよく特徴をとらえていると思う。

回転時代
5)モダンv古典 
杉田禾堂「用途を指示せぬ美の創案」。いや、ホントこれって何に使うの?

6)キーワードは「生活」 
壁掛けが素敵。
藤井達吉の電気スタンドは、ちょっとアール・ヌーボー的?

7)古陶磁に夢中 
石黒宗麿の作品が並ぶ。唐三彩の馬もすきだけど、一番のお気に入りは魚が描かれたお皿。

8)線の戦い
シンプルな美しさの白磁。

9)私は旅人

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民藝運動。芹沢銈介の装幀、いいですね。

 伝統⇔前衛
10)「日常」 

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芹沢銈介のマッチ、カレンダー、うちわ。欲しい!

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野口光彦の童子人形がなかなかのインパクト。ユーモラス。

11)人間国宝 
人間国宝の作品というと古風かと思うと、意外と斬新だったりするのですね。

12)オブジェ焼き 
前衛陶芸。なんだこれ?と思ったりするが、それが狙いなのかも?

13)日本趣味再考 
これはなんだろう?何の形?と思うものがぞろぞろ。蛇?ドーナツ?

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中村錦平「日本趣味解題 閉ジタ石」は、いろんなものを貼り付けた石・・・で前衛的。コラージュの一種だろうか?

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松井康成「西遊記」。この色いいなあ。お隣の面もなんだか気になる・・・

14)生地も一色 
人間国宝の友禅作家の着物。渋い。

15)「工芸的造形」への道 
前庭にあった橋本真之の作品。

16)素材との距離

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田嶋悦子「Cornucopia08-Y2」。お花のイメージ?意外と好き。

 工芸ラディカル
17)瞬間、フラッシュが焚かれたみたいだった 
羅。透け感がポイント。

18)オブジェも器も関係ない
高橋禎彦のガラス。ちょっとこの色は苦手かな・・・
 
19)人形は、人形である 
四谷シモンの人形。一頃よくテレビでも見かけたシモンさん。これまたあまり得意ではない・・・

20)当事者は誰か

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留守玲の鉄のオブジェ。なんだかよくわからないけれど、なんかいい気がする・・・

金沢に移転しても是非行ってみたいですね。

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