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2020年3月

2020/03/31

ルーマゲ ボルドー ルージュ

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ボルドーの赤ワイン。
メルロー60%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、カベルネ・フラン10%。

注いでみると、ん?ちょっとヤバそうな色だったので心配したが・・・
まあ大丈夫。
コクはないけれど、まあこの値段だったらOKでしょう(←あまり褒めていない・・・笑)。

2020/03/30

出羽桜酒造 出羽桜 純米吟醸 つや姫

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出羽桜もいろいろあるが、つや姫を使用して作ったこのお酒を飲んでみることに。

つや姫といえば、酒米ではなく食べるお米。
こうしたお米で作ったお酒はどうなのか?

というか、つや姫自体、多分そう何度も食べたことがあるわけではないのだが・・・

ほんのり甘いお酒。
度数は15度と高くないこともあって飲みやすい。
とげとげしたところがなく柔らかいお酒でありました。

 

2020/03/29

キリン 一番搾り 超芳醇

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一番搾りの派生品。
昨年も出ていましたね。。

注いでみるとちょっと濃い色。
飲んでみると、通常品より味濃いめ。アルコール度が高いのもあるだろうけれど、甘み苦みともに強い感じ。
といってくどくはなくて思ったより飲みやすいビールかと。
よいと思う。

2020/03/28

八海醸造 純米酒 八海山 魚沼で候

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新潟みやげ第二弾。魚沼限定のお酒だそうで。
このラベルもいいな。

飲んでみると、辛口ですね。酸味は少し。
お料理によくあう。

新潟はおいしいお酒が多くていいなあ。
旅行に行きたいものです。

八海醸造 純米吟醸 八海山 雪室貯蔵三年

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新潟みやげにもらったお酒。
瓶がおしゃれ~
これはとっておかねば・・・

雪室で3年熟成したお酒。
飲んでみると、これはいいですね~
じわじわとうまみが広がる。

いいですね。

2020/03/26

恵那醸造 鯨波

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中津川で購入したカップ酒3点セット、ラストは鯨波。
山奥にある酒造さんらしいけれど、海はないはずなのになぜこのネーミング?
と思ったら、蔵から眺める雲が鯨が海を泳いでいるようだから、だそうだ。なかなかしゃれてますね。

岐阜県産酒造好適米である「ひだほまれ」とのこと。

飲んでみると、酸味がまずくるけれど、やや甘みも。まったりとしたお酒ですね。飲みやすいお酒かと。

 

2020/03/25

大橋酒造 笠置鶴

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昨年、中津川に行った際購入したカップ酒3点セットの一本。
恵那山に続いていただく。

やや色がついてますね。
飲んでみると、やや甘いかな。といっても、酸味もあるのでちょうど調和されていい感じ。
フツーにおいしいお酒でした。

2020/03/24

サントリー 春の金麦 ゴールドラガー

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金麦は今年から季節ごとに味を変えることになったそうで・・・
先日春の金麦を飲んだところだったが、ゴールドラガーも春バージョンを発見したので飲んでみることにした。

注いでみるとやや薄めの色。
飲んでみると、甘さもちょっとは感じるけれど、苦みの方が感じるかな。
けれど重くはなくて軽いビール系飲料といった感じ。この軽さがビールじゃないなと思うところだけれど、前に飲んだゴールドラガーよりいいんじゃないだろうか。
夏のも飲んでみましょう!

2020/03/23

アサヒ アサヒ ザ・リッチ

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新発売のアサヒの新ジャンル。
なんか、缶のデザインは由緒正しい感じ?

注いでみると意外と濃い色。
飲んでみると、かなりの甘みを感じる。その後苦みというよりは渋み。
これがきっぱりと苦みだともうちょっといいんだけどな~
しかし、やっぱりビールとは全然違いますね。

2020/03/22

立川:ばんから 立川北口店

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立川に用事があって出かけたので、そこで昼食を。
北口の東京豚骨ラーメンのお店。

味噌にも惹かれたが、やはりはじめてのお店ではフツーにすべしということで、ばんからラーメンにする。

食券を買って席につくと、何か好みはありますか?と聞かれるも特にないですと返答。
麺のゆで加減は6段階(やわらかめ、普通、カタメ、バリカタ、ハリガネ、粉おとし)。この設定は博多ラーメンっぽい感じ。
味の濃さは3段階(濃いめ、普通、うすめ)、脂の量も3段階(多い、普通、少ない)。

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到着したラーメンは、おお!背脂たくさん!これで普通??と思うほど。
少しずつ背脂は溶けていくのだが、それほどしつこくはなかった。
麺は、博多などのストレート麺ではなくてちぢれ麺。
うーん、この麺でハリガネや粉おとしだと食べるの大変そう(笑)。

ほんのり甘めのスープで、麺とはよく絡みますね。
そして、チャーシューはしっかり味がついていて、おいしい。

やっぱり次は味噌かな~

東京都立川市曙町2-2-25 立川タクロスビル 1F

 

2020/03/21

府中:マンマパスタ 府中店

昨日、府中市美術館に行ったあとの昼食。
実家と一緒にこの美術館に行く時にはこのお店の確立が高いような?

9組目ということで相当待つかなと思ったが、ちょうど第一陣が終わる頃だったとみえ、それほどは待たなかった。

席に案内されると・・・
おや?昨年きた時に座った席とまったく同じ(笑)。

頼んだのは・・・

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パンチェッタと七種の野菜の空豆ニョッキ(春のおすすめメニューより)。
ニョッキが空豆の形だ!
7種の野菜?空豆、アスパラ、ブロッコリー、アーティチョーク、じゃがいも・・・あと2種類はなんだったんだろう?
いやでも春らしくておいしかった。

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生ハムと燻製モッツァレラ・旬野菜のトマトソースピザ。
チーズ、確かにスモーキー。たけのこなんかものってましたね。
これまた春らしい。

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具だくさん海鮮スパゲッティ。
にんにくがとても効いているのがよろしい。

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たらこといかの和風スパゲティ。
しそとたらこってあいますね。

どれもおいしかったです。
きっとまた行くでしょう!


東京都府中市若松町2-39-1

2020/03/20

【ふつうの系譜展】

art-11【ふつうの系譜展】 府中市美術館

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本当ならば、ハマスホイの展覧会に行くはずだったのが、コロナの影響で会期が終わってしまい行きそびれてしまった・・・
あまりあいているところがない中、府中市美術館は開館!

毎年恒例の春の江戸絵画まつり、今年はなんと!ふつうの系譜展である。
様々なコンセプトでおこなわれてきた展覧会だが、意表をついて「ふつう」ときましたか!

ほとんどが敦賀市博物館の所蔵品。なかなかのコレクションですね。


序:「ふつう」ではないもの-たとえば、蕭白や又兵衛
まず、ふつうの前にふつうでない絵を。
伝岩佐又兵衛「溶解退治図屏風」。武士たちの顔がおもしろいのだが、千手観音が矢を放っているらしい?どこかに描かれていたのかな?いや描かれていないと思う。
曽我蕭白が3枚。「鍾馗図」は上から描いていたら紙が足りなかったみたいに、下が寸詰まり・・・
「騎驢人物図」はおつきの者がいやにカメラ目線なのが気になる。
又兵衛や蕭白は敦賀市博物館では持っていないから、これらは個人蔵などである。

1:ふつう画の絵画史
ふつう部門に移る。
(1)専門は「まろ画」-土佐派とやまと絵
土佐光孚「仙洞御所修学寺御幸図」。優美な画風だけれど、どこから見て描いているのか・・・構図がおもしろい。
同じく光孚の「花丸文様屏風」。非常にデザイン的。これいいなあ。
土佐光起「菊鶉図」。うずらがかわいい。
冷泉為恭「五位鷺図」。五位鷺がこの名前になったいわれを知る。なるほどね。ちょっと五位鷺とは違う感じだけど。
「童子読書図」。さらさらっと描いているのがいい感じ。


(2)専門は「中国」を見せること-狩野派
狩野探幽「観音・鯉図」。登る鯉が力強い。
狩野栄信の「菊慈童・菊図」。菊が結構カラフル。


(3)「斬新」から、あっという間に「ふつう」へ-円山応挙と円山四条派
大好きな円山応挙!
「紅葉白鹿図」。鹿の毛並みがリアル。
2枚の「狗子図」。同じ子犬をモデルにしているらしい。かわいい~
森狙仙作「藤下遊猿図」。やはり猿といえば狙仙!これまた毛並みがリアルなこと。

(4)パーフェクトな形-原在中と原派
今まであまり注目したことがなかったが、原在中いじゃないですか。
「二見浦富士図」。富士山と太陽と。位置が変な気もするけれど、いい風景。
「富士美保松原図」。これもいいな。
しかしなんといっても「養老滝真景図」。北斎のような滝。いやそれ以上?幅広いうどんだか、さらしのような。シュール。
「嵐山図」。緑が鮮やか。
「柳樹駿馬図」。馬の柄がなんだか変。

(5)「奇想」と「ふつう」の間-岸駒と岸派
岸駒も結構インパクトありますね。
「白蓮翡翠図」。葉が枯れたり破れたりした様子をここまで描くかねというとことろまで描く。
「富士山」。震えるような筆の運び。もやっとする。
しかしなんといっても「寒山拾得図」。二人に表情も不気味なのだが、なぜ赤いサンダルや青い靴を履いているのか・・・

(6)「ふつう画」のゆくえ-明治以降の画家
幸野楳嶺「雪中清水寺」。雪が美しい。
塩川文麟の「柳汀飛蛍図」。蛍がほのかに光る。きれい。
鈴木松年の「朝陽蟻軍金銀搬入図」。蟻が金銀を運ぶ様子。なぜ蟻を描いたのか??

2:ふつう画の楽しみ方
(1)「精密さ」と「たゆたう感じ」
なんか気に入ったのは原在正「七草図」。よく見ると結構細かい。
岸恭「四季花卉図屏風」。これもいい。
橋本長兵衛(初代)「仙人図」。これは笑ってしまう。楽しい。

(2)「絵の具の美しさ」と「墨の深さ」
最後に驚いたのは中島来章「三国志武将図屏風」。マンガチックで、色はどぎついくらいに鮮やか。これが円山派なの??

ふつうがおもしろい展覧会でした。
後期も是非行きたいですね。

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2020/03/19

ロバート・ロプレスティ『休日はコーヒーショップで謎解きを』 

本日の本

book-4 『休日はコーヒーショップで謎解きを』 ロバート・ロプレスティ著 創元推理文庫

 

STORY:殺人事件が起きたコーヒーショップ。ツケをチャラにしてもらうかわりに犯人捜しを引き受けた詩人がたどりついた真相は・・・他。

☆☆☆短編集。

この作者の短編集は以前読んでおもしろかったの読むことにした。
てっきり、『日曜の午後はミステリ作家とお茶を』の続編だと思ったのだが・・・

違いました。
今回はミステリ作家シャンクスものでなくていろいろな短編(プラス中編)集。

これがまた様々なテイストのミステリ(厳密に言うとミステリっぽくないのもあるのだが)で、いろいろな味わいの物語が楽しめる。

最初の短編「ローズヴィルのピザショップ」からひきこまれる。楽しいミステリ。
かと思いきや次の「残酷」はかなりブラック。

結構好きなのは「共犯」。読後感がよい。

最後の中編「赤い封筒」は意外にも本格推理でなかなかよろしい。

などなど、楽しめた短編集でした。

2020/03/18

日光街道歩き(第3回) 草加宿~越ヶ谷宿4

(3より続き)

宮前橋を渡り、越ヶ谷久伊豆神社へ。

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綱がかかっている。

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いやはや参道の長いこと!
なかなかたどり着かない・・・

やっと近づいてきた。

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第三の鳥居は伊勢神宮第61回遷宮に際し、撤下された皇大神宮の南板垣御門の古材を用いて建立されたものだという。

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この庚申塔はおもしろい。
三猿が烏帽子をかぶっている!

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藤棚があり、季節にはきれいでしょうね。

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御霊水。

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神楽殿。

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本殿。

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足止めの狛犬。家出や悪所通い多忙な仕事などで家庭を顧みない家族との絆をしっかり結びなおしたいという願いを込めて、狛犬の足に麻を結ぶという。
これははじめて見たなあ。

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本殿の裏の絵馬掛けの真ん中に大絵馬(平田篤胤大人奉納)。

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三ノ宮卯之助銘の力石。
現在の越ヶ谷市三野宮出身の力石や米俵などの重量物を持ち上げる興行を行いながら全国各地を回り、日本一の力持ちと言われた人物だそうだ。
五十貫目(約190kg)の力石を持ち上げたとされる文字が刻まれている。

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延宝三年(1675)に建造された手水舎には「登竜門」の彫り物が施されている。

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祖霊社の向かいには大きな神徳灯籠があった。かなり大きい。
左には木遣り歌碑が見える。

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参道を戻る。脇にあるお寺は天獄寺。

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たくさんの石造物。

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入り口には庚申塚と呼ばれた小高い丘があり1673年の文字庚申塔や1695年の青面金剛彫像庚申塔など、数多くの庚申塔が建てられている。

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また、参道にそった庚申塚の下にも「かハしも二郷半、川かみかすかべ」などと道しるべが付された大供養塔や猿田彦大神塔などが並ぶ。

かなり遠い寄り道だったが、寄ってよかった・・・

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街道に戻る途中の公園で休憩。
午前中、越ヶ谷宿のお菓子やさんで買った百代もなか(こしあん)をいただく。

街道に復帰。
本陣、脇本陣があった場所を通るが標柱などもなく、このあたりかなあと思いつつ歩く。
本陣1、脇本陣4、旅籠52軒の越ヶ谷宿は明治の2回の大火で灰燼に帰してしまった。

そろそろ越ヶ谷宿もおしまい。

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ということころで照光院に寄る。

山門前には天満宮があり、門脇には大沢小学校創設の地の碑がある。
明治10年のこの地に大沢小学校が開校されたとのこと。

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弘法大師像の向こうに見える鐘楼は安永8年(1779年)鋳造。
無数の無縁仏が並ぶが、下女や飯盛女の墓という。

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最後の寄り道は大沢香取神社。大沢町の総鎮守である。

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慶応2年(1866年)再建の奥殿壁面の彫刻が見事だ。浅草の彫刻師、長谷川竹次郎の手によるもの。

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このあたりで盛んだった紺屋(染め物)の作業を表したものもある。

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ちょうどひな人形の展示をしていたので見ていく。

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年代によって様々なお人形がある。
その時代によって違うのですね。

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安産の石と力石。

これにてこの日の街道歩きは終了、北越谷の駅に向かう。

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なんとか、越ヶ谷宿というお酒をゲットしたいと思っていたのだがなかなか見つからず・・・
ついに駅前のスーパーで発見!ほっ。

東武スカイツリーライン、武蔵野線、中央線を乗り継ぎ、地元到着は6時10分前。

前週に引き続き庄やにてカンパーイ!
いさだとわかめの豆腐サラダ 、菜の花としらすの卵焼き、牛タンコロッケ、明太じゃがいもチヂミ。

帰宅は8時前だった。

約31150歩。これくらいの歩数だとだいぶ楽・・・

おそらく次回の街道歩きも日光街道でしょう。


(完)

 

2020/03/17

日光街道歩き(第3回) 草加宿~越ヶ谷宿3

(2より続き)

道は県道に合流、しばらくはこの道を行く。

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途中、蒲生駅入り口交差点のすぐ先で左折、久伊豆宮寿神社に寄る。後にマンションがあるという不思議な風景だ。医療、温泉、酒造業者の信仰が篤かったという。

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街道に戻りすぐ先に明治天皇田植御覧之處碑があった。奥州巡幸の際に田植えを上覧したという。

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並びに、忠勇碑や用水完成祈念碑などもあった。

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武蔵野線のガードをくぐりしばらく行くと窮民救済の碑がある。
瓦曽根村の名主中村彦左衛門は飢饉に備え金子を幕府の貸し付け所に預け入れ、天明の飢饉の際に払い下げて窮民に与えたのだそうだ。

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そして照蓮院に寄る。

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六地蔵。

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本堂。

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内陣には本尊弥勒菩薩が安置されている。

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墓所には、武田勝頼の遺児千徳丸供養塔があった。
武田氏滅亡の際に家臣秋山長慶に伴われ、千徳丸はこの地に潜居したがほどなく千徳丸は亡くなり、悲しんだ長慶はこの寺の住職となり菩提を弔ったのだそうだ。

この先、道は左へと入っていく。

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新町八幡神社をちらっと見る。

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御神灯は文政7年(1824年)のもの。上は明らかにあたらしいけれど。

いよいよ越ヶ谷宿に入ってきた。

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横田診療所は、昭和初期の建築だそう。
ピンク色でかわいい。

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違う柄のマンホール。越ヶ谷市の花の菊だ。

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浅間神社。大きなケヤキの木があった。
越ヶ谷市でもっとも大きなケヤキとのことだ。

懸仏があるとのことでのぞいてみたが・・・
なんと久伊豆神社で保管されているとか。中にあるものはそうじゃなかったのだ・・・

街道に戻る。このあたりから古い家が続く。

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まず、木下半助商店。
明治時代後期から大正時代にかけて建築された道具店で、表通りに面する店舗のほか、土蔵、石蔵、主屋、稲荷社が現存する。

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続いて塗師屋(小泉家)。
先祖が漆を扱っていたことから塗師市(ぬしいち)の屋号をもつ江戸時代から続く呉服商で、店舗と蔵が横並びになっている形式は越ヶ谷宿で現存する唯一の建物だそうだ。

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鍛冶忠商店。
明治33年に建てられた蔵造りの日用雑貨店。

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はかり屋。秤商を営んでいた大野屋が明治38年に建てた邸宅を利用。レストランやカフェ、ギャラリーなどが入っている。

市神社を通り過ぎ、大橋のところで右折、寄り道する。

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元荒川沿いに進むと、ヒドリガモがいた。
水の中にいたカモたちが次々丘に上がっていく。
上にコロニーでもあるのかな?

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進むと、越ヶ谷御殿跡の石柱があった。
家康が建てた御殿跡。家康は越ヶ谷宿での鷹狩りがすきで、ここが休憩・宿泊場所になったという。秀忠も利用したそうだが、明暦3年(1657年)の振袖火事で江戸城が全焼した際、将軍の仮殿として江戸城二の丸に移されている。

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後になにかいる!と思ったら猫。

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少し歩きはじめてまた戻ると、姿勢が変わっていた(笑)

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そのすぐ先に建長元年(1249年)板碑。この地域で発見されたものの中では最古かつ最も大きなもの。

(4へ続く)

2020/03/16

日光街道歩き(第3回) 草加宿~越ヶ谷宿2

(1より続き)

草加松原がはじまる。
天和3年(1683年)綾瀬川を改修した際に植樹したのがはじまりと言われる。昭和40年代に減ったものの、今は634本まで回復している。

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矢立橋を上って・・・

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降りる。松尾芭蕉の 「行く春や 鳥啼き魚の目は泪 これを矢立の初めとして行く道なほ進まず」から名付けられた橋。

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こんなタイルが埋め込まれている。

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ハープ橋にはハープが乗っている!

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名勝碑。ドナルド・キーン揮毫によるもの。

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百代橋の手前には由来の碑がある。
「月日は百代の過客にして 行きかう年もまた旅人なり」ですね。
ドナルド・キーン記念植樹の木もある。

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百代橋を渡る。

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松ぼっくり。

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いやいや、松並木堪能しました。

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松尾芭蕉文学碑(奥の細道の一節「その日ようやく草加という宿にたどり着きにけり」といる)を通り過ぎ、続いてでてきたのが、水原秋桜子の句碑。「草紅葉 草加煎餅を 干しにけり」。

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ここで、お寿司屋さんが見えたのでお昼にすることにする。
頼んだのは、にぎり寿司とそばのセット。
なかなかにボリューミーでおなかいっぱい。おいしかったです、ごちそうさま。

ゆっくり休んで出発。

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ほどなく草加松原の北端に到着した。
このオブジェは、人と自然が環となり治水に取り組む姿をシンボリックに表現したものとのことだ。

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すぐ先に石仏群。
左から水神碑、一面六臂の馬頭観音、一面六臂の青面金剛の庚申塔。

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その先で外環自動車道を潜り、壁に草加宿に到着した芭蕉と曽良が描かれていた。

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綾瀬川沿いは桜並木。
もう少し咲きはじめていた。

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明治40年、旭氷川神社に合祀された愛宕神社。

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中には、祭神の馬に乗った軻遇突智命(かぐつちのみこと)が。
イザナギとイザナミとの間に生まれた火の神だ。

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蒲生大橋を渡る。

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高浜虚子の句「舟遊び 綾瀬の月を 領しけり」が書かれている。

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渡りきったところに蒲生の一里塚。
埼玉県で唯一現存する一里塚とのこと。現在は東側のみが残り、愛宕社があって、まわりにはムクノキ、松、ケヤキがある。

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六地蔵。

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藤助河岸跡。
旧日光街道と綾瀬川が交差するという地の利を生かして、綾瀬川を代表する河岸場の一つとして繁栄したが、東武鉄道に越ヶ谷駅が設置されたのを機に次第に衰退し、事実上昭和初期に廃止。
荷の積み降ろし小屋の一部が復元されている。

蒲生大橋の途中で越ヶ谷市に入ったようだ。

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ということでマンホール。市の鳥のしらこばとと市の木のケヤキが描かれている。
白子鳩は見なかったと思うが、確かに越ヶ谷市には鳩がいっぱいいたような?

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先に進むと不動明王と一面六臂の青面金剛の庚申塔があった。
不動明王の台座は道標になっていて、「是よ里大さがミ道」と刻まれていた。右に進むと、越谷市相模町にある大聖寺(大相模不動尊)へと至る。
前回もだが、不動明王をよく見るような?

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ぎょうだいさま。
外にはわらじが吊されているが・・・
もとの日光街道の大きな修理があり、修理の完成を記念して蒲生の人びとが建てたもので、旅人の道中の安全を願ってわらじが供えられているのだそうだ。

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中にあるものはなんだろう?かっぱ?鳥?
どうやらわしの神様らしいのだが・・・

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冠木門のあるお寺があった。清蔵院である。

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山門から中には入れないので、ちらっと見て退散したのだが・・・
なんと!山門の欄間に左甚五郎作の龍の彫刻があった模様。よなよな抜け出して近隣の田畑を荒らしたため、金網がかけられたとか。ちゃんと見ればよかった・・・

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本堂も山門から撮る。

(3へ続く)

2020/03/15

日光街道歩き(第3回) 草加宿~越ヶ谷宿1

前週に引き続き日光街道歩き。
まだ、当分新幹線は自粛します・・・

中央線、武蔵野線、東武スカイツリーライン経由で草加駅へ。
歩きスタート!

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駅前にはおせんさんの像が。
おせんさんってホントにいたんでしょうかね。草加煎餅の伝説上の創始者らしいけれど。

前回の終了地点まで行って街道歩きを進める。
和菓子屋さんで午後のおやつ用に百代最中を買う。

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おせん茶屋。
茶屋風の造り。

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昼過ぎだったら焼きたて煎餅を食べてみたかったお店。
おせんべいつくっているのが見えました。

東福寺に寄る。

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山門(桟瓦葺き四脚門)。

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冠木上の彫刻。なかなかに立派だ。

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鐘楼にも彫刻。

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三鈷の松。落ち葉を拾って財布に入れるとお金がたまるというので、しっかり入れました(笑)

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本堂。

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本堂の彫刻。
中の欄間の彫刻も見事らしい。

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大川図書の墓もあった。
大川図書は草加宿の開拓者で、このお寺の建立者でもある。

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地蔵菩薩と如意輪観音が彫られた供養塔、天下泰平国土安穏と刻まれた光明真言供養塔、天下泰平国土安穏と刻まれた六十六部供養佛塔、享保10年(1725年)の青面金剛の庚申塔など。

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不動堂の前の仏足石と重軽不動明王。
お詣り前に持ち上げ、後に持ち上げて軽く感じれば願いが叶うとのことだったが、そもそも持ち上がらなかった・・・

このあと、このお寺近くの草加市立歴史民俗資料館を訪ねたのだが、臨時休館・・・残念だ。

街道に戻る。

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前回撮影したマンホールのカラー版。きれいですね。

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まだまだ草加せんべいのお店がある。せんべい(笑)

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草加宿神明庵。安政年間建築と言われる旧久野家の店舗を利用した無料休憩所である。

まだ11時前で開く前だったが、ちょうどお掃除をしていらっしゃる方がいて、中に入らせてもらい、撮影。

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すぐ先に神明宮。
草加宿の総鎮守である。9月のお祭りの御神輿では、独特の担ぎ方草加もみが見られるとのこと。

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礎石の高低測量几号。前回の歩きでも神社にあったのだが、削れたのか見えなかったのだ。
明治の時代に行われた水準測量で用いられた几号といわれる標識が各地に残っているらしい。

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伊勢大神宮遥拝所紀念碑。

先に進んで、おせん公園へ。

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河合曽良の像があった。

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草加せんべい発祥の碑。
手前がせんべいに見立てた花崗岩、奥がせんべいを焼く箸に見立てた御影石。

札場河岸公園に入ってきた。
1.5キロ続く草加松原遊歩道の南にある公園だ。

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矢立橋が見える。

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五角形の望楼。町の火事発見のためのもの。

上に上がってみた。

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上からの眺め。

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内部の様子。

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松尾芭蕉の像。見返りの像である。

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高浜虚子の句碑。「巡礼や 草加あたりを 帰る雁」。

(2へ続く)

2020/03/14

はざま酒造 本醸造 恵那山

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中山道歩きの際、中津川で購入したカップ酒。
是非ともゲットせねばと思っていたお酒である。

飲んでみると、わりとあっさりしているかと思ったら、意外にうまみが感じられるお酒。甘みはそれほどではなくてちょうどいいかも。

あと2本、中津川で買ったカップ酒があるのがうれしいね。

2020/03/13

黄桜 京の滴 純米吟醸 祝米

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京街道を歩いた際、カッパファクトリーで購入したお酒。
いろいろお酒はあったけれど、なんかおめでたい気がして買ってみたお酒。

節分の時に飲もうとか書いてあったのだけど、忘れてしまい・・・
まあ別に節分の時に飲まなくてもね。

京都で生まれた酒米の祝を使ったお酒だそう。
このお米、はじめて聞いたような?

飲んでみると、まずまず辛口で、結構濃い味。
こってり料理にもあいますね。

2020/03/12

大村屋酒造場 特別純米酒 若竹

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おみやげにいただいた日本酒。

東海道歩きで島田宿を訪れた際、買いそびれてしまった酒蔵のお酒。
いやーうれしいなあ。

若干の酸味を感じるけれど、飲みやすいお酒ですね。
料理の邪魔をしないお酒で、するすると入っていきます・・・
いいですね。

つくづく東海道歩いた時によればよかったなあと思いました。

2020/03/11

日光街道歩き(第2回) 千住宿~草加宿4

(3より続き)

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谷塚駅入り口交差点の右に富士浅間神社がある。

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奥には力石が。きっと一ミリも動かないな(笑)。

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そして富士塚。この日3つめ。
このあたりは富士講が盛んだったのかもしれない。

そのすぐ近くに善福寺がある。

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山門脇には元禄4年(1691年)、正徳3年(1713年)建立の青面金剛像がある。

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境内には元禄4年の六地蔵が。

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草加市のマンホールがあった。草加市のシンボル百代橋(次回行きます)と市の木の松が描かれる。

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吉町五丁目交差点のところにあるのが火あぶり地蔵。

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公に出た娘が、母親が大病で臥せっていることを知り、お暇を願い出たが許されず、この家が火事になれば帰れると思い放火してしまい、火あぶりの刑に処せられた。これを不憫に思った村人が地蔵堂を建てたとのことだ。

交差点を渡ったところに草加煎餅のお店いけだ屋があり、おみやげをあれこれ買う。元々おうめだんごという屋号で茶店を営んでいたが、江戸末期に煎餅やを創業した。
このあと、おせんべいやさんがちょくちょく出てきた。さすが!

やがて広い通りから左に入る。

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いよいよ草加宿である。

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市役所の前に地蔵堂がある。
草加市役所は、幕末から明治にかけての豪商浅古家(屋号・大和屋)の跡地であり、地蔵堂は浅古家の屋敷にあったものだそうだ。

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回向院。元禄14年(1701年)創建。

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旅籠武蔵屋が抱えていた飯盛女の墓がある(真ん中。左は大正12年大震災死者霊供養塔)。

そろそろちょっと休憩しようかな~と思っていたところに目に入ったのがたい焼きやさん。小倉あんのを注文。

しばらくして、あつあつのたい焼きが運ばれてきた。

ん?鯛じゃない(笑)。

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車に人とうさぎ?が乗ってる・・・ごまが入った生地はまわりはかりかり、餡子が入ったところはしっとり。おいしい!甘いものを食べると力がでますね。

だいぶ日が傾いてきたがもうちょっとだけ進むことにする。

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八幡神社。

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中に獅子頭の雌雄があったのだが、これがでかい!

80センチ以上あるのだ。山車に乗せて曳いたらしい。

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藤城家。
明治期の建築で木造二階建、切妻造、二階は格子を立て、軒は太い腕木の出桁造り。国登録有形文化財である。

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問屋場跡には明治44年建立の道路元標がある。

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大川本陣跡。
草加宿は、享保年間(1716-36年)から発達し、本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠67軒があった。この本陣は宝暦年間(1751-63年)までの本陣。

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こちらは清水本陣跡で、宝暦年間から明治初期まであった。会津藩の松平容頌、仙台藩の伊達綱村、盛岡藩の南部利視、米沢藩の上杉治憲(鷹山)らが休泊したとのこと。

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最後に氷川神社に寄ってこの日の街道歩きは終了。

草加駅より東武スカイツリーラインに乗り、新越谷でJR越谷駅に乗り換え、武蔵野線、中央線を乗り継ぎ、地元に到着。

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庄やでカンパーイ!
きびなご焼き、豚キムチ炒め、細巻き3種、漬け物盛り合わせ。

帰宅は8時前だった。
約33300歩。

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今回のおみやげ。

次回歩きも日光街道となりそうです。

(完)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020/03/10

日光街道歩き(第2回) 千住宿~草加宿3

(2より続き)

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さらに大きく寄り道。炎天寺である。一茶ゆかりのお寺だ。

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石仏いろいろ。

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馬頭観音もあったり・・・

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六地蔵もあるが・・・

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なんといっても蛙、蛙、蛙・・・さすが一茶ゆかりのお寺だ。

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福蛙。なでると福が。

 

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小林一茶像。
いやー、楽しいお寺だった。

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街道に戻ると底には旧増田橋跡がある。ここじゃら赤山道が分岐し、川口市へと至る。

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渕江小学校の裏にある保木間氷川神社に寄る。
関東の豪族千葉氏の陣屋跡と伝えられ、妙見社が祀られ、のち天神を祀る菅原神社となったところ。

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この狛犬いいね。

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脇宮の疱瘡神社。天然痘に霊験あらたかと言われている。

右は天宇須女尊。天照大神が天岩戸に隠れてしまった時に、踊った神様か!

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榛名神社。富士塚がまたまたあった。

4キロほど続いたまっすぐな道からちょっとそれる。旧道跡だが、またやや広い道へと合流。

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そこにあったのが法華寺。寒緋桜がきれいですね。

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ちょうど満開。

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ここは小塚原刑場の刑死者を弔ったところで、南無妙法蓮華経題目が刻まれた無縁塔があった。

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地蔵菩薩も。

先を進む。

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水神宮(釣り人が蛇に襲われ斬り殺すものの毒臭で亡くなったしまった。その蛇を祀る・・・って蛇の方を???)を通り過ぎて、毛長川を水神橋で渡る。

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いよいよ埼玉県!草加市に入った。

(4へ続く)

 

2020/03/09

日光街道歩き(第2回) 千住宿~草加宿2

(1より続き)

橋を渡りきって左折、そして右折。

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少し行くと石不動尊がある。脇のお地蔵様は荒川沿いにあったものだそうだ。

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御堂の中には不動明王が。耳不動尊と刻まれている。

ここを左折してしばらく行くと咳に御利益があるという明王院(赤不動)があるのだが、時間の関係でカット。

このあと、道は北上する。
この日は北風がとても強く、進むのが大変・・・

さて、ショッピングモールが見えてきた。
この中にある夢庵でお昼にすることにする。

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うまか丼の味噌汁・漬け物・小鉢付のセット。ご飯は小盛りで。
暖かいお茶にほっとする。
うまか丼は、ばくだん納豆を丼にした・・・みたいな感じでおいしくいただいた。
夢庵、新聞も置いてあるんですね~

お昼を終えて出発。

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少し進んで左に入ったところに佐竹稲荷神社がある。
佐竹稲荷神社は、秋田佐竹藩下屋敷の休息所として創建され、「いぼ稲荷」 とも称される。願を掛けるといぼが取れるそうだ。
佐竹抱屋敷跡という標柱がたっている。

街道に戻る。

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「右旧日光道中 左東武鉄道旧線路跡」と刻まれた道標があった。
明治32年、東武伊勢崎線が開通したが(北千住・久喜間)、荒川放水路の建設がはじまり、路線変更となったという。

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梅島三丁目交差点を右折したところに小右衛門稲荷神社。
小右衛門新田を開発した渡辺小右衛門が故あって同僚の高橋伴右衛門を討ち、伴衛門の霊を慰めるために建立し、蔵稲魂(うかのみたま)大神を祀った。

戻って先に進むと左手に国土安穏寺寺標がある。

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左が安政2年(1855年)の南無妙法蓮華経題目碑。

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右が宝暦13年(1763年)の南無妙法蓮華経題目碑。傍らには将軍家御成橋 御成道松並木跡の標柱がある。

ということで安穏寺に寄った。将軍秀忠および家光の巡遊の折の御善所となったお寺。

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山門の仁王門。左右に阿吽の仁王様がいる。

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裏には巨大なわらじが!

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天井には龍。門には葵の御紋が見える。

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本堂。

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島根歌舞伎発祥公演之地碑なるものもあった。江戸時代に始まった素人歌舞伎で、戦後途絶えたらしい。

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徳川家光御手植え松。

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掃除小僧に・・・

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居眠り小僧。

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お庭もなかなか素敵だ。

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次によったのが鷲神社。日本武尊が海岸線の近くにあったこの場所に着いたので、浮島明神として祭祀し、文保2年(1318年)武蔵国足立郡島根村の鎮守として中興された。

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御社殿は立派な神明造だ。

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明神型石鳥居は享和2年(1802年)のもの。

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長寿山灯籠。高さ4.7メートルで、重さはなんと35トン!でかい。

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富士塚もあった。

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吉宗が腰掛けたとされる将軍石。

(3へ続く)

 

2020/03/08

日光街道歩き(第2回) 千住宿~草加宿1

先週木曜日。
予定では、京街道を歩き終えるはずだったのだが・・・
今の時期、新幹線に乗るのはちょっとためらわれ、ならば近場の日光街道の続きを歩こうということになった。

通勤ラッシュをはずし、遅めに出発。
北千住駅から10時半前に歩き始める。

西口から出てうっかり通り過ぎそうになったが、宿場町通りに入り、街道歩きスタート!

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千住宿高札場解説と冠木門がある。

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その先で右折するとあるのが長圓寺。
出羽湯殿山の行者雲海が寛永4年庵を結び、後に賢俊が開山したという。

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山門脇にはめやみ地蔵尊があった。
目の病を持つ人が訪れるところで、めめと書かれた絵馬が奉納されていた。

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お地蔵様。

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境内の六地蔵。

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左から貞享3年(1686年)の青面金剛の庚申塔、石仏の庚申塔、釈迦如来像。

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弘法大師。

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荒川辺八十八所毛彫石碣。

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享保17年(1732年)の宝篋印塔。

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魚籃観音堂の中の魚籃観音像。右手に持っているのが魚を入れた籠かな?
三十三観音の一つだ。

街道に戻る。

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千住絵馬屋吉田家。絵馬をはじめ地口行燈や凧などを描いてきた際物屋である。千住絵馬は縁取りした経木に胡粉と美しい色取りの泥絵の具で描く小絵馬だそうである。

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向かいにあるのは伝馬屋敷の面影を残す横山家住宅。立派なお宅だ。
前回通った(残念ながら開館時間に間に合わず)千住宿歴史プチテラスは横山家から寄贈した土蔵をギャラリーとして活用したものだった。
現在この敷地に残るのは外蔵一棟のみとのこと(昔は外蔵2、内蔵、紙蔵、米蔵の5つの蔵があったそう)。

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斜め向かいにはかどや。
槍かけだんごのお店である。
槍かけとは、水戸光圀公が家来に槍を立てかけさせ休息した清亮寺の槍かけ松が店名の由来。

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まだ歩きはじめて間もないが、みたらしとあんだんごを1本ずついただく。
お店の前に備長炭の箱があったが、みたらしは備長炭で焼き目をつけているらしい。おいしいなあ。このサイズもよい。

旧水戸街道との追分道標を見てからちょっと寄り道。

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安養院。鎌倉時代に北条時頼が創建したと言われ、兵火により現在地に移ってきたと言う。

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山門脇の左から青面金剛の庚申塔、地蔵菩薩の庚申塔、貞享3年(1686年)の青面金剛の庚申塔。

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境内には芭蕉の句碑もある。「ゆく春や 鳥なき魚の目は泪」。

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六地蔵。

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かんかん地蔵尊なるものもあった。
小石でたたくと願いが叶うというので、諸々お願いしてきた。
みんなにたたかれて顔などなくなってしまっていますね。

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仲良し地蔵尊。左が寛文4年(1664年)の地蔵菩薩、右が寛文10年(1670年)の地蔵菩薩。

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先に進むと、名倉医院がある。
江戸時代からつづく整形外科で、骨接ぎといえば名倉と言われたらしい。周辺には遠くからくる患者や重症患者のための宿屋が5軒もあったという。
長屋門は江戸時代に建てられたもの。

やがて荒川の堤下に突き当たるので、左折、らせん階段を上がって千住新橋を渡る。

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荒川は大正時代に開削された人工河川。千住新橋は大正4年に完成したが、昭和32年に拡張された上、昭和58年に掛け替えられたものだ。

(2へ続く)

2020/03/07

黄桜 LUCKY MOUSE

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先月京都駅で買ってきた黄桜のビール。今回はネズミさんである。
猫からはじめり5種類目ですね。来年も出すのかな?


注いでみると、ごくごく淡い色。
飲んでみると、まずは柑橘系の香りががっつりきて、苦みがぐーっとくる。
IPAにしては度数は低めということもあって、飲みやすい。

このシリーズ、どれもよかったけれど、来年も発売されるかな?

2020/03/06

関谷酒造 蓬莱泉 別撰

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中山道を歩いた際、帰りに名古屋駅で買ったお酒。
静岡寄りにある酒造なんですね。

飲んでみると、すっきりとした味わいのお酒。
甘みはほぼなし。
するする飲めるお酒。

他にも種類があるみたいなので、機会があったら買ってみようかな。


何種類かあったから、今度機会があったら別のを買ってみようかな。

2020/03/05

日本盛 生原酒 mont-bellデザインボトル

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ちょっと写真では見えていないが、左の方にmont-bellと書いてあるのである。
モンベルとのコラボ製品のお酒。

生原酒だけれど、常温保存で結構長持ち(8ヶ月)。確かにこれなら山に持っていってもよさそう。

が、そういう機会はあまりなさそうなので家で飲んでみた。
さすが、生原酒なので強い感じ。これは確かに山の上で飲んだらよさそうな気がしますね。

2020/03/04

松屋酒造 純米吟醸 平井城

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おみやげにいただいた群馬のお酒。

平井城というからには城があったんだよね・・・
と思ってググってみたら・・・

群馬県藤岡市平井に上杉氏の居城平井城があり、最盛期には鎌倉をしのぐ政治経済の中心地だったとのこと。
今も城址が面影を残しているらしい。
行ってみたいなあ。

お酒はというと、米米しいお酒だなと。
食事によくあいます。

2020/03/03

スーザン・イーリア・マクニール『バッキンガム宮殿のVIP』

本日の本



 


book-3 『バッキンガム宮殿のVIP』 スーザン・イーリア・マクニール著 創元推理文庫


STORY:1942年。ドイツにいる異父姉妹の到着を待つマギーは、MI5長官から連続殺人事件の捜査への協力を依頼される。スコットランドヤードのダージン警部とともに捜査にあたるが・・・


☆☆☆マギー・ホープシリーズ第6弾。


久々にこのシリーズを読んだ。
知らない間にもう3冊も出てた・・・


さて、前作ではアメリカに行ったマギーはイギリスに帰って、つまらない事務仕事についていた。
いやーこの時代、女性軽視というか男女不平等が激しく、マギーも不満を募らせる(これはひどいね。現代でもまだまだだけど)。


くすぶっていたところに古巣の長官より直々に捜査協力の依頼で、意気揚々といくのだけれど、はじめは担当警部とぶつかってばかり・・・
が、予想したとおり、だんだんいい感じに。
って、マギー、毎回モテモテすぎるんですけど。
この警部カッコいいな~
プロファイラーみたい。


事件は、切り裂きジャックを模倣した連続殺人事件で、なんとなく途中で犯人は想像できてしまうのが、やや甘いけれど、最後までちゃんと飽きずに引っ張ってくれるのはよい。


サブストーリーの家族の話がまた、すごい展開で・・・


次作も読まねば!


 

2020/03/02

サントリー 春の金麦

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金麦はこれから季節ごとに味を変えるそうである。
今回買ったのは春の金麦。
さてどうか。

注いでみると、ほぼフツーの黄金色。
飲んでみると、軽いですね。コクがないというか・・・
でも、すっきりな味に仕立てたので、新ジャンル特有の不思議な香りはないからその点はいいかも。

夏はどうなるんでしょう?

 

2020/03/01

国分寺:シレーナ

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ちょっと早いですが昨日お誕生日ディナーに出かけました。
3年前にも行ったお店。

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ワインは当然イタリアのもの(シチリア)。前も同じワインだったっけ・・・
ふわっと甘みも感じて(蜂蜜のような)、なかなかよろしいです。

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アミューズ。豚とラムのリエット、からすみ、自家製のチョコのパン。

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前菜盛り合わせ。豪華!見た目も美しい。
全部説明してもらったのだけど、覚えられず(笑)。
生ハムメロン、お米の形のショートパスタ、ごぼうの赤ワイン煮、カンパチのカルパッチョなどなど。

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ワタクシのイカのトマトフェトチーネ。
トマトの酸味が効いている。自家製パンをソースにつけて食べるのもおいしい。

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同居人のショートパスタ(カザレッチェ)。ひき肉のクリームソース。
クリームパスタはあまり食べないのだけど、これはいいなあ。ショートパスタにもよくからんでいる。

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メインは豚肉のコンフィ。
かりっと揚げ焼きされた豚肉。下にしいてあるのは芋かと思ったら大根。

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デザートは、ヘーゼルナッツのケーキ、紅茶。

いやーおなかいっぱいになりました。
ごちそうさま。

東京都国分寺市本町2-13-9 カーサ・クレール1F

 

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