スーザン・イーリア・マクニール『バッキンガム宮殿のVIP』
本日の本
book-3 『バッキンガム宮殿のVIP』 スーザン・イーリア・マクニール著 創元推理文庫
STORY:1942年。ドイツにいる異父姉妹の到着を待つマギーは、MI5長官から連続殺人事件の捜査への協力を依頼される。スコットランドヤードのダージン警部とともに捜査にあたるが・・・
☆☆☆マギー・ホープシリーズ第6弾。
久々にこのシリーズを読んだ。
知らない間にもう3冊も出てた・・・
さて、前作ではアメリカに行ったマギーはイギリスに帰って、つまらない事務仕事についていた。
いやーこの時代、女性軽視というか男女不平等が激しく、マギーも不満を募らせる(これはひどいね。現代でもまだまだだけど)。
くすぶっていたところに古巣の長官より直々に捜査協力の依頼で、意気揚々といくのだけれど、はじめは担当警部とぶつかってばかり・・・
が、予想したとおり、だんだんいい感じに。
って、マギー、毎回モテモテすぎるんですけど。
この警部カッコいいな~
プロファイラーみたい。
事件は、切り裂きジャックを模倣した連続殺人事件で、なんとなく途中で犯人は想像できてしまうのが、やや甘いけれど、最後までちゃんと飽きずに引っ張ってくれるのはよい。
サブストーリーの家族の話がまた、すごい展開で・・・
次作も読まねば!
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