ポール・アダム『ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器』
本日の本
book-5 『ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器』 ポール・アダム著 創元推理文庫
STORY:ヴァイオリン職人ジャンニの教え子、ノルウェー人リカルドがイタリアを訪れ講演を行うが、その夜殺害されてしまう。彼の持っていた楽器が消え、ジャンニらはノルウェーに行くが・・・
☆☆☆シリーズ第3作。
久々の新作だが、日本の読者のリクエストにこたえて日本向けに特別に書き下ろされた作品だという。なんかうれしいですね。
ジャンニのノルウェー人の教え子が殺され、ジャンニと刑事のアントニオ、恋人のマルゲリータとともにノルウェーに飛ぶ。
ということで、ベルゲンをはじめ、ノルウェー観光気分で読み進められる。今回も作曲家グリークや、現地の楽器フィドルなど音楽の蘊蓄がたくさんで
楽しい。また、このシリーズ、食事の場面もなにげに多いのだけど、ベルゲンは物価が高いとぼやいてばかりの3人(笑)。
ミステリーとしては、ちょっとした目くらましが用意されているものの、本筋はああやっぱり、と思ったり・・・
まあでも、なんといっても、主人公のジャンニがいいのですね。
音楽をこよなく愛し、穏やかな性格(しかしやるときはやる!)で、魅力的な人物。
アントニオの恋の行方も気になるところだが、次は出るのかな・・・
是非続きを読みたいものだ。
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