甲州街道歩き(第2回) 初台~下高井戸・上高井戸~柴崎3
(2より続き)
いよいよ下高井戸宿に入ってきた。
上高井戸宿と半月交替で問屋業務を務め、下高井戸宿は前半だったとのこと。本陣1、問屋1、旅籠3であった。
明治40年の竹細工のお店竹清堂はこの日はお休み。象さんも竹細工なんですね。
覚蔵寺。
日蓮聖人直刻の「鬼子母神」があるそうで、これは日蓮が鎌倉の龍ノ口で危うく処刑されかかった時、胡麻のぼた餅をくれた老女に礼としてあたえたもので、鎌倉妙法寺から移されたものだそう。
宗源寺。
このお寺の不動堂はかつて高台にあって高井堂と呼ばれ、それが高井戸の地名の由来となったとの説もあるらしい。
大きなラカンマキがあった。
下高井戸の一里塚跡を通り、上高井戸宿へと入る。
本陣1、問屋1、旅籠2。下高井戸宿と合宿で問屋業務は月16日から月末までだったそうだ。
2時近く、かなり暑くなっており、そろそろアイスでも食べたい・・・
と思ったところで、ファミマのイートイン発見!
宇治抹茶&ミルクソフトを食べてクールダウン。ここでホントに冷たいものが食べられてよかった・・・
英気を養って出発。
井の頭辨財天道の道標があった。
毎年、お正月にはここへ初詣いくのだ。
その先に長泉寺。
ここには武蔵屋本陣(何も残ってはいない)をつとめた並木家の墓があるとのことだったがわからない。
参道にはたくさんの石仏が。
本堂にも。
庚申塔と馬頭観音。
続いて大橋場跡。鳥山用水に架橋されていた橋とのこと。
隣には地頭名主をつとめた下山家が造立した島山地蔵が。身代わり地蔵とか出世地蔵とも言われたらしい。
横には青面金剛像。
さらに進んで石仏石塔群を通り過ぎ・・・
ちょっと寄り道したのは給田観音堂。
徳川家所縁の尼寺跡。
宝永4年(1707年)建立の宝篋陀羅尼経之塔がある。
仙川を渡る。
昌翁寺の山門は立派。
正保2年(1645)建立の宝篋印塔、宝永3年(1706)建立の五輪塔がある。
(4へ続く)
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