甲州街道歩き(第3回) 日本橋~内藤新宿~初台3
2より続き
東福院坂(天王坂)という急坂を下る。途中にあったのが東福院。
ここには豆腐地蔵があった。豆腐が置かれている!と思ったら偽物だったが・・・
毎晩豆腐を買いにくるお坊さんがいたが、代金は葉っぱ。狐がタヌキに違いないと手を切ったところ、血の跡がお地蔵さんのところまで続いていた・・・
向かいにある愛染院には、盲目の国学者塙保己一や、内藤新宿を開設し、本陣や問屋を勤めた高松喜六の墓があるそうだが、墓所には入れない。門のところに塙保己一の記念碑があった。
梵鐘や庚申塔など。
観音坂を下って、須賀神社への階段(男坂)を上がる。
ここ、なんか見たことあると思ったら、大ヒットしたアニメ映画「君の名は」のラストシーンの舞台となった場所なんですね~
一時期は聖地としてたくさんの人が訪れたらしい。
この階段を上がった、神社の前に公園があったので、先ほど買ったわかばのたい焼きを食べる。
たいやきわかばは東京たい焼き御三家の一つ(他は浪花家総本店と柳屋・・・柳屋はまだ食べたことがない)で、以前、勤め先が四ッ谷にあったのでわりとなじみのある味。ちょっと塩気のある餡子がおいしい。頭からしっぽまであんこがぎっしり!
さて、須賀神社だが、四谷十八ケ町の鎮守で6月に行われる祭りは江戸五大祭りのひとつだそうである。
女坂の方を降りて祥山寺へ。
伊賀衆の菩提寺ということで忍者地蔵があるとのことだったがどれかわからず・・・
赤いよだれかけをしたお地蔵さんがそうらしいのだが・・・
そして、お岩稲荷へ。
四谷怪談で有名なお岩さんだが、本当はいい人だったそうで・・・知らなかったなあ。
その前にあった陽運寺にも於岩稲荷とあり、お岩さまの井戸もあった。
街道にもどりちょっと進むと笹寺(長善寺)がある。
二代将軍秀忠が立ち寄った際に笹が繁ったいたことから、笹寺と呼ばれるようになったと伝えられるお寺だ。
無縁仏もたくさんあった。
四谷四丁目交差点には石碑などが。
そして、四谷大木戸門跡碑。玉川上水の石樋を利用して造られている。
水道碑記もあった。玉川上水開削の由来を記した記念碑だ。
新宿御苑は内藤家下屋敷跡。家康の江戸入府にあたり根回しした内藤家はここに屋敷地を拝領したのである。
街道に戻り秋葉神社に寄る。
ここの狛犬はめずらしい子連れである。
4へ続く
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