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2020/07/05

日光街道歩き(第5回) 粕壁宿~杉戸宿~幸手宿1

先週に引き続いての日光街道歩き。

前日の天気予報では結構雨が降るかもしれない、風も強いという予報だったので迷ったのだが、午前中早いうちに止むのではという希望的観測に従い出かけることにした。

順調に乗り継ぎできて、春日部駅には9時44分着。
どんよりした空の下、歩き始める。

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市の花、藤やトンボがあしらわれている。

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このシャッターもいいですね。

前回は最後に街道からはずれてお寺や神社をめぐったので、新町橋(西)交差点からスタート。

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新町橋・上喜蔵河岸跡の標柱を見て、橋を渡る。

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大落古利根川は先週より水量が上がっている。

橋を渡っていきなり寄り道。

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八坂香取稲荷神社。

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御神馬と書かれた、そして馬の絵が描かれた石造物があった。

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御神燈は文政10(1827)年建立というけれど、手前は部分的に新しいですね。

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続いてお隣の仲蔵院へ。永禄元(1558)年創建。

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むむ、これも三猿?

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寛政4(1792)年建立の青面金剛庚申塔。

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三体尊の弘法大師に

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不動明王に

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地蔵菩薩立像。

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街道に戻り少し進むと小渕一里塚跡碑があり、となりには天保3(1831)年の庚申塔がある。
正面は「庚申塔」とはっきり読めるけれど、右側は何か仮名文字?左側は「壬申・・・」?ちょっと読めない。

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そのすぐ先、Y字路を左に行くのだが、真ん中に追分道標が2つ建っている。

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右の小さい方には「左方あふしう道(奥州道) 右方せきやと道」とあり、左の大きい方は、正面には「青面金剛」、左には「左日光道」とある。大きな道標だ。それぞれ、宝暦4(1754)年、宝永6(1709)年建立。

小渕観音院到着。とうとう雨が降り始めた。

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立派な楼門(仁王門)は元禄2(1689)年建立。

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阿形の仁王像。

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吽形の仁王像。
両方とも腕が欠けてしまっていますね。

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芭蕉の句碑。「ものいへば 唇さむし 秋の風」
芭蕉はこのお寺に宿泊したとも言われているらしい。

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貞享4(1687)年の石燈籠。

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神變堂の南無神變大菩薩(役行者)。

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本堂。龍の彫刻がなかなかであった。

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天保2(1831)年の普門品供養塔と二十六夜塔。月待塔は今まであまり見たことがない気がする。

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上に彫られているのは愛染明王なんですかね。

(2へ続く)

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