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2020年8月

2020/08/31

「遠距離恋愛 彼女の決断」

本日の映画


movie-15 「遠距離恋愛 彼女の決断」 GOING THE DISTANCE  2010年米


DIR:ナネット・バースタイン
CAST:ドリュー・バリモア、ジャスティン・ロング、ジェイソン・サダイキス、チャーリー・デイ、クリスティナ・アップルゲイト
STORY:ニューヨークの音楽業界で働くギャレットは、ある夜、バーでジャーナリスト志望のエリンと出会い意気投合、恋愛関係へと発展する。6週間後、サンフランシスコに戻ることになったエリン。2人は遠距離恋愛をスタートさせるが・・・

☆☆☆ラブコメディ。

ドリューのラブコメはいつも楽しい。
一番好きなのは「50回目のファースト・キス」、次点が「ラブソングができるまで」。
まだ見ていないのが何本かあって、その一つがこの映画。

軽い気持ちでつきあい始めた2人が真剣交際に発展、一夏の恋で終わらせるつもりが離れがたくなり、だが東海岸と西海岸とで離ればなれに。
時差もある中、こまめに電話やメールでやりとりし、休暇にはお互い会いに行き・・・
という具合にうまく行くかと思われたが・・・

ニューヨークでの就職を希望していたエリンにサンフランシスコでの就職が決まり、悩むエリン。そのことを知って、なぜニューヨークで就職しないのかと非難するギャレット・・・
いやいや、なぜエリンの方が譲らなきゃならないんだよ~と突っ込みを入れたくなりましたね。

結局、シスコでの仕事を断りニューヨークでウェイトレスをと決断したエリンに対し、キャリアをあきらめるなというギャレット。別れることになった二人だったが・・・

おお!彼女の決断に対し、彼も決断したんだ!
めでたしめでたし・・・

やっぱりドリューはこういう映画が似合うよな~
プロデューサーとしても才能のあるドリューは、自分のみせかたがうまいというか。

姉役のC・アップルゲイトのとぼけた演技もよかったですね。

2020/08/30

サントリー ザ・プレミアム・モルツ 秋<香る>エール 2020

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昨年も発売された香るエールの秋バージョン。
缶のデザインも秋っぽいですね。よくよく見るとイチョウも描かれてますね。

注いでみると、琥珀色。
飲んでみると、まずは焦げ味だけれど、そう強くもなく、次に感じるのは甘み。でもいやな甘さじゃなくて、コクにつながる甘さ。

うーん、おいしいですね。

 

2020/08/28

プリンシペ・デ・ビアナ ビニャ・パロメラス・ブランコ

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安い白ワイン。
スペインのワインなのだけど、ブドウ品種がわからない・・・
モスカテル?アルバリーニョ?

注いでみると、白としては濃い色。
飲んでみると、わりとしっかりした味かな。酸味もあるし、まずまず。

2020/08/27

市島酒造 大吟醸原酒 王紋 極辛19

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新潟新発田市の酒蔵のお酒をいただいた。

辛口も辛口?まさか+19???
と思ったら、度数が19だった(笑)
なかなかに強いお酒だな~
と思っていたら、ハイボールで是非とのことだったので、ソーダを入手。
普段、ハイボールはまったく飲まないだけど。

おすすめの割り方はお酒5に対しソーダ4とのことだったが、ついつい半々で割ってしまった。

ほほお、なるほど。
きりりと辛口の日本酒ハイボール。夏にはなかなかよいですよ。
問題はどんどん飲んじゃうことですね(笑)

2020/08/26

小澤酒造 澤乃井 純米吟醸 生酛造り 東京蔵人

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東京のお酒が続きます。

澤乃井は飲み屋さんでもよく飲むのだけれど、いただいたこのお酒ははじめて。
ラベルがいいですね。

手間ひまかかるという生酛造りのお酒だが、どうか。

飲んでみると、わりと甘めですね。
甘ったるいわけではなくて、酸味もあるのでちょうどいい感じ。
おいしいです。やはり澤乃井はいいな~

2020/08/25

田村酒造場 嘉泉 極め付け辛口

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福生の酒蔵のお酒。
嘉泉飲むの久しぶり!

極め付け辛口って、ホントに辛口っぽい感じだけど、どうか。

飲んでみると、うん確かに辛口ですね。きりりとしたお酒。
常温で飲んでみたけれど、ちょい冷やした方がいいかも・・・
料理にはなんにでもあいそう!

しかし、今まで飲んだ中で一番辛いと思ったのは、秋田のど辛からも。

2020/08/24

「恋人よ帰れ!我が胸に」

本日の映画


movie-14 「恋人よ帰れ!我が胸に」 THE FORTUNE COOKIE  1966年米


DIR:ビリー・ワイルダー
CAST:ジャック・レモン、ウォルター・マッソー、ロン・リッチ、クリフ・オズモンド、ジュディ・ウェスト
STORY:フットボールの試合中継中に選手にタックルされ病院送りになったテレビカメラマンのハリー。ずるがしこい義兄の弁護士ウィリーは半身不随を装わせ、巨額の損害賠償金をさしめようとするが・・・

☆☆☆ワイルダー監督のコメディ。

ワイルダー監督作品、結構見てると思ったけれど、まだ見ていない作品もちらほら。これもその一つ。

J・レモンとW・マッソーは名コンビでたくさんの映画で共演している。
「おかしな二人」、「フロントページ」(これはワイルダー監督)などなど。二人の掛け合いがとにかくおもしろいのだ。相乗作用でおもしろさ倍増なのだけど、この映画に関していえば、W・マッソーが圧倒的におもしろい。機関銃のようにしゃべり、アクの強い演技全開!さすが、アカデミー賞助演男優賞を受賞しただけのことはある。あまりに図々しく辟易するような人物なのになんとなく憎めない。
レモンもいつも通りの役柄で楽しいのだけど、マッソーにすっかりくわれた感じ。

ワイルダー映画のおもしろさは、台詞、かけあいのおもしろさで、この映画もしかり。ニヤニヤクスクス見ていたのだが、最後がねー
どうせなら、もっとコミカルに終わったらよかったんじゃないかなという気が・・・

それと、この邦題はなんじゃ?
映画の内容と全然違うと思うのだが・・・

2020/08/23

アサヒ クリアアサヒ 秋の宴

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今年もクリアアサヒの秋限定商品が出た。
ということでもちろん飲んでみます。

注いでみると、濃い色。アンバー。
飲んでみると、焦げ味がぐっときたのち、甘い味に変化。
でもコクはないんですね。
というわけで、そのあとすーっと味が消えてしまう。
度数は6度と高めなのだけど、そんなに秋向きじゃない気がするなあ。

 

2020/08/22

キリン 秋味

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今年も出ました秋味!
なんでも30年目だそうで・・・
そんな前からあったのですね。

今日も35度あって全然秋って感じではないのだけれど、昨日買ったので早速飲んでみた。

注いでみると、フツーの黄金色。
飲んでみると、じわじわと濃いなあと思う。
それなりにホップの香りもするし、しっかりとした苦味もある。

やっぱりいいですね~秋のビール。

 

2020/08/21

『突撃!ラッコさんのうらないBOOK』

本日の本


book-9 『突撃!ラッコさんのうらないBOOK』 satoco著 KADOKAWA

ワタクシが持っているわけではないのだが、好きなLINEスタンプに突撃!ラッコさんというのがあり、結構気に入っていたのだが、本が出たというので購入。

何か迷ったり悩んだりしたときに、どこかページを開くと答えがあるよという占いブックということなのだけど・・・
フツーに端から読んでも、時々含蓄のある言葉だったり、励まされたり、クスッとなったりと楽しい。
リラックマの本みたいな感じですね。

時々開いては癒やされています。

2020/08/20

「フリー・ウィリー 自由への旅立ち」

本日の映画

movie-13 「フリー・ウィリー 自由への旅立ち」 FREE WILLY: ESCAPE FROM PIRATE'S COVE  2010年米

DIR:ウィル・ガイガー
CAST:ビンディ・アーウィン、ボー・ブリッジス、マイク・ファルカウ
STORY:オーストラリアで父と2人で暮らす少女キラは、父が入院し、南アフリカの祖父ガスのもとで一夏を過ごすことになる。浅瀬に迷い込んだシャチの子に出会い、ウィリーと名付け、次第に仲良くなっていくキラ。ウィリーで一儲けしようと祖父のライバル業者が近づいてくるが・・・

☆☆☆シリーズ第4弾。

といっても、前3作と舞台はまったく変わり、しかも主人公は女の子。
まあテイストは同じですけどね。

少女がシャチと出会うことで成長し、それまでわだかまりのあった祖父とも仲直り、そしてウィリーも・・・というめでたしめでたしのお話で何のひねりもない。南アフリカという舞台もあまり生かし切れていないような・・・

いやでも、素直に見られるこういう作品もいいですね。
安心して見られる。

主人公を演じ他ビンディ・アーウィン、動物の扱いがうまいな~と思ったら、父親はクロコダイル・ハンターの故スティーブ・アーウィンじゃないですか。昔アニマルプラネットの番組をよく見たなあ。娘がこんな映画に出ていたとは!

シャチって正直言って、かわいい~とかは思わないけれど、芸達者なんでしょう、多分(笑)

ボー・ブリッジスは、どうしようもない、でも憎めないおじいちゃん役でいい味だしてるけど、いやはや年取った・・・

夏休みに見るのにちょうどよいファミリー向け映画と言えましょう。

2020/08/19

ヤッホーブルーイング 軽井沢高原ビール ワイルドフォレスト

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ヤッホーが初めて出したビールだそう。
通常は軽井沢でしか販売されていないそうだが、駅のコンビニで発見!
期間限定で売ってるのかな?

1缶ごと1円、軽井沢の自然保護団体「軽井沢ワイルドフォレスト」に寄付していて、野生動物対策ゴミ箱の設置などに使われているとのこと。ふーん、知らなかったな。

注いでみると、わりと薄い色。
飲んでみると、ホップのいい香りがして、苦味は控えめ、爽やかなビール。でもじわじわとコクを感じる。

夏向きかも。

2020/08/18

金沢百万石エール IPA

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先日、同居人が金沢出張みやげで金沢百万石ビール・ペールエールを買ってきてくれたところだが、たまたま入った駅のコンビニ(NewDays)に売っていたこのビールを購入。
どうやら、JR東日本エリアのNewDays、NewDays KIOSKで最近発売になったらしい。
貫はやはりきらびやかですね~さすが金沢!

注いでみると、かなり濃いオレンジがかった色。
飲んでみると、味も濃いけれど(度数も7%と高め)、思ったほどの苦味ではないかな。穏やかなIPAですね。
ちょうど飲んだ日はとても暑い日で、冷蔵庫からちょっと出しておいただけでぬるくなってしまったのだが、これはキンキンに冷やさない方がむしろよかった感じ。おいしいです。

 

2020/08/17

【市民からのおくりもの2019―平成30年度 新収蔵品から―展 】

art-21 【市民からのおくりもの2019―平成30年度 新収蔵品から―展 】 江戸東京博物館

当初行く予定にはしていなかったのだが、すみだ北斎美術館に行くのでついでに行こうということになった。タダだし!

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この展覧会は、昨年度、新たにコレクションに加わった作品を展示するもの。

第1章 江戸の治政
2代将軍徳川秀忠の肖像画があった。秀忠の肖像画はほとんど残っていないそう。影が薄かった?

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今まで知らなかった、幕末の三舟の一人、高橋泥舟(他は勝海舟、山岡鉄舟)に関する資料がたくさんあったのだが、なかなか味わい深い書画を書いたのですね。骸骨やカッパなどなど、禅画風だ。

第2章  江戸東京の娯楽と町の姿
浮世絵がいろいろ。

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国貞や国芳などが並ぶが、おもしろかったのは国芳の「當盛見立人形之内 粂の仙人」。洗濯する若い女性の白いふくらはぎに惑わされ、飛行していた粂仙人が落ちた・・・という伝説。
明治に入ってからの歌川国利「東京名所下谷ステイション蒸気発車之図」、静斎年一「諸工職業競 時計師」など色鮮やかな浮世絵もまた楽しい。

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一番気に入ったのは柴田是真「猫と筆紙」。

第3章  関東大震災と復興
博物館では関東大震災に関する資料を収集しているそう。
写真、ポスター、ビラ、新聞や文書、絵画など。なかなかに生々しいものもある。

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佐藤素洲の「大正震災図絵 浅草之巻」3点は火に包まれる様子が恐い。
衛生に関するポスターや、人々を鼓舞するようなビラなど、いつの時代も同じですね。

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「新版大震災帝都復興双六」などという勇ましいものもあった。

第4章 昭和の記憶・記録

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前川國男が設計した笠間邸のドアの展示があった(平成18年取り壊し)。重厚なドアなのだけど、セコムのステッカーが貼ってあるのがちょっと・・・

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懐かしい丸メンコ。リアルタイムで見たことがあるわけではないのだけど、月光仮面とか力道山とか赤道鈴の助とか?なんか懐かしい。

特別企画「『青』でみる江戸東京」
コロナとたたかう医療従事者の方々への感謝の気持ちを表す青色の作品を集めたコーナー。

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なんといっても広重ですね。広重ブルー!

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そして、川瀬巴水も。「東京二十景 明石町の雨後」が気に入りました。犬がポイント!

機会がありましたら是非どうぞ。

 

2020/08/16

両国:かくや 両国店

すみだ北斎美術館に行ったあとの昼食。
駅の方まで戻る途中で、これがそばやさん?というお店発見。
行きから気にはなっていたのだけど・・・
いったん通り過ぎてやっぱり入ってみよう!ということで突撃。

はじめに目に入ったメニューがばーめん!
見た目、ラーメンなのにそばという・・・

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ワタクシはやはり初志貫徹?冷やし味噌ばーめんに。
なると、もやし、ねぎ、メンマ、ほうれん草、糸唐辛子、卵に肉味噌。
これがちょいぴり辛でアクセント。
スープもラーメン風で、おもしろい!
多分、ラーメンの方がもっとあうだろうけれど、そばでも問題なし。
そばは結構弾力がありました。

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同居人の鶏つけそば(大盛)。
これも候補の一つだったのだけど、かなり辛かったとか・・・
つけ麺ですね。
上にのっているものはごぼうに見えたけれど、揚げネギだそう。
最後がスープ割りじゃなくて、そば湯割りなのだけど。

また行ってみると新しいメニューがありそうですね。

東京都墨田区横網1-3-1

2020/08/15

【大江戸歳時記展】

art-20【大江戸歳時記展】 すみだ北斎美術館

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夏休み9日目はすみだ北斎美術館へ。
暑いので、両国駅から若干(普段歩く時はそうは感じないけれど)歩くこの美術館はやめた方がいいかなとも思ったが・・・
予定どおり出かけた。

何せ、今はどこへ行っても検温があるので、暑い中歩いていくのがちょっと心配で・・・

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チケットを買うと、今カルビーとのコラボポテチを差し上げていますが、残り少ないのでまずはもらいに行ってとのことだったので、ゲット!
どうやら4種類の絵があるらしい。
いただいたのは、コンソメパンチ味で、「冨嶽三十六景 凱風快晴」と「北斎漫画」。
うすしお味は「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」と「冨嶽三十六景 尾州不二見原」のしりあがり寿によるパロディ作品らしいですね。
コンビニ等で期間限定発売中とのこと。

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今回の展覧会は年中行事を描いた北斎や門人たちの作品を紹介するもの。
江戸時代は、現在と異なり、1~3月が春、4~6月が夏、7~9月が秋、10~12月が冬。

蹄斎北馬の「十二か月物売図」でざっと季節ごとに変わる物売りをチェック。わからないものもありますね。


お正月の行事としては門松とか七草とか、獅子舞、猿曳(猿回し)などはわかるけれど、万歳というのははじめて聞いたような・・・
大道芸人で家の前でお祝いの歌を歌い、ご祝儀をもらう。太夫と才蔵の2人一組の芸人で、年末に太夫が才蔵を雇ってコンビを組んだという。
ひな祭りの白酒、今はあまり飲まれないのかな?


端午の節句。

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男の子がいる家では鍾馗様や家紋の描かれた幟をたてたそう。今では鯉のぼりしか見ない・・・というか鯉のぼりもあまり見なくなったと思う。
そして、菖蒲を軒先に飾る・・・というのはやまと尼寺精進日記で見ましたね。
北斎の「朱描鍾馗図」はなかなかの迫力。疱瘡除けになるということで、今後はやるかも・・・(同居人は先日手ぬぐい購入)
茅の輪くぐりは今年もやりました!


七夕・・・って秋のイメージはまったくないけれど、江戸時代では秋。
昔は素麺を七夕に食べたのですねぇ。北斎漫画の素麺の絵は先日も見たところだけれど、これは七夕の絵だったのか?
9月9日は重陽の節句。菊の花びらを浮かべた菊咲けを飲んで祝い、夜には菊の花に綿をのせ、翌朝露に濡れた綿で顔をぬぐうと年をとらないという言い伝えもあったという。この元になった菊慈童のお話、はじめて知りました。
芝神明(芝大神宮)のだらだら祭り(生姜祭)。
以前、東海道歩きでここを訪れた時、生姜塚があってなんだろうと思っていたのだけど、このあたりは生姜の産地だったのですね。


冬といえば、雪。
北斎の雪月花の雪は残念ながら前期展示で見られなかったけれど、「勝景雪月花 東都品川の雪」も美しい雪見の図。
年末というと、忠臣蔵に餅つきなども。

楽しい展覧会でした。
是非どうぞ。

 

 

 

2020/08/14

東京:やちむん 東京丸の内店

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三菱一号館美術館に行ったあとの昼食。
暑くて地上には出たくなく、地下をうろうろしていて見つけたお店。
沖縄料理は久しぶり!

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軟骨そば定食を注文。
ジューシーと小鉢(しその実味のこれなんだろ?海藻?)がついている。
紅生姜は袋入りで出てきたけれど、コロナ対策かな?

ソーキがとろとろ。軟骨がおいしい。おだしも優しい味で。コーレグースをちょっと入れるとしまってよろしい。

ジューシーも大好き!

落ち着いたら沖縄料理のお店で飲みたいなあ。


東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー B1F

 

2020/08/13

【画家が見たこども展】

art-19 【画家が見たこども展】 三菱一号館美術館

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夏休み7日目は三菱一号館美術館へ。
行きそびれてしまった・・・と思ったら、会期が大幅に延長になったため、ラッキーなことに行けることになった。

【開館10周年記念 画家が見たこども展―ボナール、ヴュイヤール、ドニ、ヴァロットン】とあるように、ナビ派の画家を中心としたこどもを描いた展覧会である。

プロローグ 「子ども」の誕生
スタートはモーリス・ブーテ・ド・モンヴェル「ブレのベルナールとロジェ」。なんとも不思議な絵。画家が二人の息子を描いているのだが、無表情かつカメラ目線という。
続いてカリエール2枚。あまり得意な画家ではないのだが・・・
「病める子ども」は幼くしてなくなった自身の子ども描いており、もの悲しい。
ゴッホ「マルセル・ルーランの肖像」。ゴッホがよく描いていた郵便配達人ルーランの娘を描いているのだが(一瞬男の子かと)、目くりくりで、ぷーっとしていてなかなかにインパクトあり。

1 路上の光景、散策する人々
ボナール「乳母たちの散歩、辻馬車の列」。屏風のように仕立ててあり、余白のとり方といい、日本的。輪転がしをする子どもたちが楽しそう!
版画集「パリ生活の小景より」などもやはり構図が日本の浮世絵的かな。
ヴュイヤール「赤いスカーフの子ども」。この構図も大胆。父親は肩から下、しかも左半身のみ。子どものスカーフの色がぱーんと目に入ってくる。
「乗り合い馬車」おそろいの服を着た姉妹?が並んで馬車から外を眺める姿がかわいい。
ヴァロットン版画は撮影可。

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毒の多いヴァロットン、子どもの絵でもやはりシニカル。
いろいろな子どもの表情が楽しめるのは「可愛い天使たち」。キョンシーやら助清やら(笑)
「突風」の犬がかわいい。

2 都市の公園と家族の庭
大好きなドニ。「赤いエプロンドレスを着た子ども」。これかわいい~大きな点描でドレスや花が描かれている。ドニって点描で描いたりしてたんだっけ?ドレスが透けてる??
「雄鶏と少女」雄鶏の目つきが攻撃的だ。
マイヨールが何点か。彫刻家だとばかり思っていたけれど、若い頃は絵も描いていたんですね。人物、背景ともに穏やかなゴーギャンといったところ。
ヴュイヤール「公園にて、麦わら帽子」もよく見る光景。母親の表情がよく描かれている。ヴュイヤールもなかなかいいですね~
意外なのがヴォロットン「リュクサンブール公園」。版画と違って暖かみのある作風。
ミュラー「ピクニック」。色の置き方のせいなのか、なんか寒々しい絵で、楽しそうに見えないのだが・・・

3 家族の情景
ボナールが描いた子どもは甥っ子たちだったのですね。
「歌う子どもたち(シャルルとジャン・テラス)」お兄ちゃんがすごい巻き毛だな(笑)。暖かみのある作品。
今回一番気に入ったのが「子どもたちの昼食」猫がじーっと子どもたちを見ていてほほえましい。光の使い方もよい。マグネット購入。

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リトグラフ「家族の情景」はちょっとデフォルメされていて滑稽。
そして、ドニ。やっぱりいいな~
子だくさんだったドニ、たくさん子ども(と奥さん)の絵を描いているのだが、どれも優しい。
子どもを抱いた奥さんの絵などは聖母子像のようだったりするが、「サクランボを持つノエル」の子どもの顔、いい表情なのだ。
好きなのは「子ども部屋」。ノエルの赤い洋服がビビッド。
またまたヴァロットンあり。「エトルタの四人の海水浴客」。新たな一面を見た感じ。

4 挿画と物語、写真
ナビ派の画家たちは、たくさん写真を撮っていたそうで、さすが!絵みたいな写真を撮るのだなと感心。
ボナールの学習本の挿絵がおもしろいけれど、子ども向けかなあ?

エピローグ 永遠の子ども時代
最後はボナールでしめくくり。
最晩年の絵が2枚。「雄牛と子ども」と「サーカスの馬」。いずれも幻想的で、シャガールのような雰囲気。
「イザベル・ルコント・ドゥ・ヌイ嬢」これ、気に入りました。

こういった視点の展覧会もいいですね。

是非どうぞ。

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2020/08/12

上野:鳥好 上野駅前店

東京都美術館に行った後の昼食。
見終わったらすでに2時をだいぶ過ぎていて、ちょっとあせる。
ランチの時間を過ぎてしまう!

鳥好がランチの看板を出していたので入ってみる。
鳥好久々だなあ。しかも昼に入ったのははじめてだ。

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親子丼と迷ったのち、ワタクシが選んだのは鶏照り焼き重御膳。
鶏照り焼きがおいしい!さすが鶏のお店。

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同居人はかき揚げせいろそば御膳。
鶏のお店でなぜそのチョイス?(笑)
が、かき揚げは分厚くておいしそうですね。

夜、手羽先の唐揚げで飲みたいなあ。


東京都台東区上野公園1-57 UENO3153 UENO3153 B2F

 

2020/08/11

【The UKIYO-E 2020 ─ 日本三大浮世絵コレクション展】

art-18【The UKIYO-E 2020 ─ 日本三大浮世絵コレクション展】 東京都美術館

2008111

夏休み6日目は東京都美術館へ。
The UKIYO-E 2020 ─ 日本三大浮世絵コレクション展である。
浮世絵をハイライト的に見せる展覧会でしょ、行かなくてもいいかなあと思っていたのだが、たくさん見られそうだし、見たことないのもあるかもと出かけることに。
いや、これ行ってよかったなあと。

三大浮世絵コレクションとは太田記念美術館、日本浮世絵博物館、平木浮世絵財団。
太田記念はよく行くけれど、平木浮世絵美術館は何回か行ったものの、だいぶ前に閉館してしまい、日本浮世絵博物館(松本)はまだ行ったことがない。浅草に分館ができるそうだが。

第1章 初期浮世絵
浮世絵の祖と言われる菱川師宣からスタート。
はじめは墨一色からはじまって筆彩色から版彩色へ。
墨摺絵もなかなかいいですね。モノクロの魅力。
筆彩色も、カラフルというわけではないけれど、きれい。
続いて、鳥井清信を祖とする鳥居派。意外と色っぽい絵があったり。
石川豊信は鈴木春信に影響を与えたとされる絵師だが、春信よりふっくらした顔の女性を描いている。

第2章 錦絵の誕生
18世紀後半には多色摺の版画がうまれる。錦のように美しいといところから錦絵と言われるようになる。
やはり、代表的な絵師は鈴木春信。
春信の美人画、やっぱりいいですね。細身で体のフォルムが美しくて。ただ、春信は男性を描いていても女性と区別がつかないという(笑)
美人画ではないけれど、「猫に蝶」が気に入って、マスク入れを購入。
鈴木春重という絵師は知らなかった・・・と思ったら、司馬江漢なんですね。春信の贋作絵師をして浮世絵を描いていたとか。浮世絵にもちょっと不思議な遠近法が用いられているような?「雪月花内」の三作なかなかよいです。
春信の影響を受けているとされる礒田湖龍斎。春信ほど細身ではない。意外といいかも!
役者絵はあまり得意な分野ではないのだけれど、勝川春章のは好き。生き生きと描かれていて。舞台が目に浮かぶよう。

第3章 美人画・役者絵の展開
さらに美人画や役者絵が発展、浮世絵も黄金期に。
春章の門人、勝川春好。大首絵ならぬ大顔絵を描いたという。
この人の作品では「江戸三幅対」がおもしろい。当代の人気力士に人気役者、人気芸者を描いているのだが、取り合わせがおもしろい。
そして鳥居清長!春信よりさらに細身の女性を描いていて、今だってこんな八頭身以上の人はいないぞ。
40年ぶりに公開されたという「大川端夕涼み」いいですね。
清長は背景の風景もきっちり描いているところもポイントだ。
喜多川歌麿といえば大首絵。歌麿が描くことにより江戸中にモデルとなった女性の名が広まった。幕府は風紀を乱すとして制限を加えたものの、判じ絵で名を表すなど対抗したそうだ。ブラボー!
ちょっと気になった作品は「婦女人相十品 文読む女」。まるでフェルメール!
「娘日時計」や「五人美人愛敬競」などのシリーズものもいい。
謎の絵師東洲斎写楽。大首絵の役者絵、迫力だなあ。 

第4章 多様化する表現
何年か前にちょっとしたプチブームになった菊川英山。
時代遅れになってその後しばらく消えてしまった英山だけれど、派手さはないもののなかなかいいと思うなあ。
弟子の渓斎英泉は、ワタクシにとっては木曽街道六十九次を広重とともに描いた人(広重が引き継いだらしい)なのだが、わりと艶っぽい美人画を描くのですね。
が、美人画だったらやはり歌川国貞が好み。いろいろと好きなシリーズあり!
今回はじめて見たものでは「紅毛油画風」「紅毛油画名所尽」のシリーズがおもしろかった。
団扇絵のコーナーがあったけれど、広重の風景画の団扇、こんなものが団扇絵にと。安倍川なんていいじゃないですか。

第5章 自然描写と物語の世界
北斎、広重、国芳!
人気の絵師が揃う。
見たことのある作品が多いけれど、新しい発見も。
北斎の「冨嶽三十六景 凱風快晴」、「冨嶽三十六景 凱風快晴」、「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」の摺りの違い、結構あるのですね。
諸国瀧廻りや諸国名橋奇覧は好きなシリーズ。いつみても飛越の堺つりはし、危なすぎで渡れないと思う(笑)。
摺りの違いといえば、広重も。「東海道五拾三次之内 蒲原 夜之雪」。暗めの方がいいかなあ。
これ見たことあったかな。「阿波鳴門之風景」。渦がちょっとマンガチック。「鮎」とか「八重桜に小鳥」といった風景画じゃないのもいいですね。
最後は国芳。富士見三十六景もいいのだけど、一番のツボは「蛸の入道五拾三次 日本橋/神奈川」。なぜタコなんだと(笑)。

今回の展覧会、見せ方もうまいなと思いました。

日時指定予約制なので、人も少なくじっくり見られました。2時間半も見てしまいました・・・
後期も行きたいな。

おみやげはチケット入れ2種と、鍾馗さまの手ぬぐい。

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2020/08/10

吉祥寺:天下寿司 吉祥寺店

日本民藝館のあと、旧前田家本邸に寄ったらば、もう2時過ぎ。
駒場東大前駅近くで何か食べるお店がないかと探したけれど、こんな時間ということもあってか適当なお店が見つからず・・・

結局、吉祥寺まで戻って食事することに。
なんのプランもなかったけれど、もう3時近く。そうだ!回転寿司のお店へということで向かったのが天下寿司。孤独のグルメにも出てくるお店。
すごく久々!

さすがにこの時間なので店内はすいている。
そして、まわっているのは卵のみ!!
ということですべてオーダー。

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こはだ、サバ、かつお。

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鯛の昆布締め。

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いか、穴子。

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炙りサーモン、大とろ。
2時過ぎると大とろがなんと130円!
大とろなんて久しぶりにたべたな~

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甘えび、筋子巻き。

おいしゅうございました!


東京都武蔵野市吉祥寺南町1-1-3三河屋ビル

 

2020/08/09

旧前田家本邸

日本民藝館に行った後、せっかくなので旧前田家本邸を見学することにした。

そもそも駒場公園の入り口がどこかよくわからず・・・
洋館もやっと見つけた!
と思ったら、庭側だった。
ということでぐるっと廻ってようやく玄関にたどり着く。

入場無料。靴を脱いで見学。
しっかり検温はあった。

このお屋敷は、昭和4~5年にかけて、前田家16代当主前田利為侯爵が、駒場の1万坪の敷地に、洋館(3階、地下1階)と、渡り廊下で結ばれた和館を建てたもの。往事には使用人が100人以上いたという。

その後利為侯は戦地ボルネオ島で死去、家族は他へと移り、終戦後は接収される。
昭和42年東京都立駒場公園として生まれ変わり、近代文学博物館として使用されたあと、今は一般に公開されている。

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外観はイギリスのカントリーハウス風。

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庭からの写真。角にライオンがいる。

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階段広間。

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第一応接室。

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小客室。

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大客室。

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大食堂。最大25人のお食事ができるとのこと。

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小食堂。家族のお食事どころ。

2階に上がる。

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夫人室。一番華やかなお部屋(写真は暗いけど)。

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寝室。枕元には前田家当主の守り刀が置かれている。

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三女居室。

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会議室はシンプル。

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長女居室。とても広く日当たりもよい。長女の部屋が一番大きいような?

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書斎。重厚。

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次女居室。小さなお部屋。

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いったん外に出て(現在は渡り廊下は通れず)和館へ。
あらためて検温あり。

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全然趣が違いますね。とても静かな空間である。

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お庭がまたいいですね~

近くに行った際には是非!

2020/08/08

【洋風画と泥絵展】

art-17 【洋風画と泥絵展】 日本民藝館

夏休み5日目は日本民藝館へ。
前々から行ってみたいと思っていたものの機会がなく・・・
先週の日曜美術館アートシーンでやっていて、よし行こう!ということになった。

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駅からは5分ちょっとくらいだろうか。静かな住宅街の一角にある。
日時指定予約だが、支払いは現地で。
シューズカバーをもらって靴の上から履いて歩く。

まずは2階から見学。
朝鮮半島の焼き物や日本の焼き物などじっくり見てまわる。
大きな片口が欲しいなあ(笑)

意外と見応えがあり、特別展の部屋に到着するまでに結構時間がかかってしまった。

今回の特別展は柳宗悦が蒐集した洋風画や泥絵などの工芸的絵画の展示。

洋風画、ガラス絵、泥絵・・・
洋画ではなく、洋風な画・・・ということで異国情緒漂う作品が並ぶ。
船・・・帆船を描いた作品がなぜか多いですね。洋風といいえば船だったのだろうか。
あと、風景画はいったいこれはどこなんだ?というものが多く、しかも不思議な遠近法で・・・なんかアンリ・ルソーを見てる気分に(笑)。いやそれが味わいなのだけど。
風景画の一種?「殿中」という作品は、いったいこれはどんな建物なんだという(笑)じわじわくるな~

楽しかったのは、スイッチを入れると、お日様やら月やら行燈やらが光って見える絵。こういうのはじめて見たかも!
のぞき眼鏡絵もおもしろい。立体的に見える。

泥絵は、泥っぽいわけではなく・・・
青が美しい風景画。「泥絵名所図」は日本各地の名所を描いていて、なかなかよい。全部見てみたいものだ。

「洋狗図」(細い黒犬と白犬が描かれている)とか「婦人図」とか、なんかおかしな感じの絵もあったりしたが、楽しめました。

1階は棟方志功の特集展示。
やっぱりすきなのは「二菩薩釈迦十大弟子」などの仏教版画。
棟方志功としては静かな作品かと。とにかくエネルギッシュで圧倒されますね。

西館(旧柳宗悦邸)が公開(今は公開中止中)されたら、是非また行ってみたいですね。

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2020/08/07

【近代日本画の華展】

art-16【近代日本画の華展】 大倉集古館

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先々週に行ったばかりだが、新しい展覧会がはじまったので、またまた大倉集古館へ。

横山大観のパトロンだった大倉喜七郎の支援の元に昭和5年にローマで開催された日本美術展覧会の出品作品を中心とした展覧会である。

ローマでの写真があったけれど、横山大観は和装で全然日本にいるときと変わらないという(笑)

日本の里山を描いた作品からスタート。
川合玉堂いいですね。好みからいうと暖かみのある「暮るる山家」かな。「秋山懸瀑」はちょっとごつごつしすぎていて。

動物たちの姿のコーナー。動物の絵は大好きなのでどれもよかったけれど・・・
小林古径「木菟図」木菟のフォルムがかわいい~
菱田春草「かけす」構図がよい。
竹内栖鳳「蹴合」闘鶏かな?鶏が恐いぞ。
一番気に入ったのは橋本関雪「暖日」ペルシャ猫のふてぶてしさがなんともいえない。

2階に移って・・・
川合玉堂「高嶺の雲」どこの山だろうか?ヒマラヤっぽくもある。非常にリアルな山で、特に遠くからみると大迫力だ。
横山大観「霊峰富士」「山四趣」富士をたくさん描いた大観。安定感あり。

花と女性。
並木瑞穂「さやえんどう」。画面いっぱいがさやえんどうという不思議な構図でインパクトあり。
鏑木清方「七夕」美しいなあ。着物がまた素敵で・・・涼しげだ。

またコレクションを見に行きたいと思います。

麻布十番:洋麺屋五右衛門 麻布十番店

森アーツセンターギャラリーのあとは、大倉集古館へ。
普段ならばこの距離、なんなく歩くのだけど、なにせどこでも検温があるので、一番暑い時間帯に歩くのはよろしくない・・・
ということで麻布十番から一駅地下鉄に乗ることに。

その前にお昼ご飯ということで、麻布十番駅の真ん前の五右衛門に入った。久しぶりのような?

季節のおすすめスパゲッティーも気になったが、あえて頼まず(笑)。

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まずはスープがでてきたあと・・・

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ワタクシのたらことじゃこ山椒と湯葉の京味三昧。
思ったより山椒の味はせず、もちろん湯葉は主張しないから、たらこ味に(笑)。でもおいしい。

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同居人の鰯三昧(アンチョビと煮干しのバターオリーブオイル風味)。ワタクシもこれにしようかちょっと迷ったのだ。オイルサーディンがいい感じ。

なんとなく五右衛門では和風スパゲティを食べちゃいますね。

東京都港区麻布十番2-1-8グランドメゾン麻布十番館2F

2020/08/05

【おいしい浮世絵展】

art-15 【おいしい浮世絵展】 森アーツセンターギャラリー

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夏休み4日目は浮世絵・・・食べること、がテーマの展覧会へ。

もちろん、日時指定予約制で、チケット売り場で提示し、券を受け取るシステム。
いつも森アーツは混んでいて見るのが大変なのだが(チケット買うの含め)、さすがにすいていて、快適に鑑賞することができました~
浮世絵は小さいので混んでるとみるの大変なのだけど、日時指定はそういう点はいいですね。

第1章:季節の楽しみと食
季節ごとに行事を楽しみつつ、食を楽しむというのは今も昔も同じ。
春は花見弁当、夏は端午の節句の柏餅・・・今より季節が早かったんですねぇ。
おおっと思ったは歌川国貞の「十二月之内 文月 廿六夜待」。月待ちに関しては、先日街道歩きでちょうど月待塔(二十六夜)を見たところだったので・・・
冬は餅つきもあるけれど、焼き芋も。昔からあったんですね。

歌舞伎に関する浮世絵の展示もあった。
意外とがっつりしたものを席で食べてたのだなと。

第2章:にぎわう江戸の食卓
まずは寿司から。海老やこはだ、卵、まぐろなどまあおなじみのネタが並ぶけれど、盛り方がなんだこりゃ!歌川国芳の「縞揃女辨慶(松の鮨)」では、何段にも寿司が重ねられてる!こういう盛り方したんだろうか?

続いてはうなぎ。国芳の「春の虹蜺」では、うなぎの一カ所だけに串がささっていて、そこを持って焼き鳥みたいに食べてるという・・・こうした食べ方が一般的だったのだろうか?屋台ではそうだったのか?

次は天ぷら。この時代、天ぷらといえば魚で、海老や鱚など。野菜の天ぷらは精進揚げと言われていたとのこと。そして、火事になるといけないので揚げ物は建物の中でできず、屋台で食べるものだったそう。月岡芳年の「風俗三十二相 むまさう 嘉永年間女郎之風俗」で描かれている天ぷらは衣が厚そう・・・実際も厚かったらしいですね。ワタクシ的には衣の薄いほうがよいです(笑)

歌川広重の魚づくしシリーズ。これは見るのはじめてかも?鯛には山椒と決まっていたのか・・・
江戸時代には東京湾でも漁が盛んだったとみえて、江戸名所図会では佃島の白魚網が描かれていた。

そして、蕎麦。
国芳の「木曽街道六十九次之内 守山 達磨大師」がとってもユーモラス。食べ過ぎだよ(笑)なんで達磨にそば?と思ったけれど、釈迦から数えて28代目にあたることから二八蕎麦とかけているらしい。

豆腐。豆腐百珍については、以前北斎美術館でも見ているのだが、いろいろな食べ方があるようで・・・(この展覧会、随所にレシピも展示されていてちょっと作ってみようかという気になる)
でも一番の定番は田楽なんですね。田楽を作っている絵、結構ありました。

貝、海苔ときて、山くじら。山くじらとは猪などの肉なんですね。当時は肉食はあまりしなかったが、こっそりお店で食べたりしたらしい。広重の「名所江戸百景 びくにはし雪中」に描かれているのはそうしたお店だ。

醤油番付というのがおもしろかった。それまで関西で作られた醤油は高価だったが、江戸時代に銚子や野田で濃口醤油が作られるようになり広まった。ヒゲタとかヤマサのマーク発見!

デザート部門は、果物に白玉。
国芳の「五行之内 西瓜の水性」は女性がスイカの種を一生懸命とっていて、これがまたおいしそう!白玉も食べたくなります・・・国芳の「名酒揃 志ら玉」。

第3章:江戸の名店
国貞&広重の「東都高名會席盡」シリーズが紹介されていた。コマ絵の部分を広重が描いている。
ついつい、広重が描いた部分、料理やさんの門構えや名物料理をじっくり見てしまった。店の名前や料理の名前が役者や役名にひっかけてあるというしゃれたシリーズだ。

第4章:旅と名物
ここも楽しみなコーナー!
東海道を歩いた時のことを思い出し懐かしく思いながら見る。
安倍川餅に、鞠子のとろろ汁おいしかったなあ・・・
よくよく目をこらしてみると広重「東海道五十三次之内 岡部 宇津の山之図」には十団子が小さく描かれている!
今は売られていない二川の柏餅、池鯉鮒のあたりの芋川うどん(きしめんの起源)、食べ損なってしまった桑名の蛤など、残念ながら食べずに終わったものもあるが・・・
水口のかんぴょうは先日、東京の滋賀のアンテナショップで買った食べたし、走井餅も京街道を歩いている際に食べたし!

楽しい浮世絵の展覧会でした。
是非どうぞ。

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2020/08/04

「刑事グラハム/凍りついた欲望」

本日の映画




movie-12 「刑事グラハム/凍りついた欲望」 MANHUNTER  1986年米



DIR:マイケル・マン
CAST:ウィリアム・L・ピーターセン、キム・グライスト、トム・ヌーナン、ジョーン・アレン、ブライアン・コックス、デニス・ファリーナ
STORY:ある事件で傷を負い、今は家族と静かに暮らすFBI捜査官のグレアムに出動要請がある。ハンニバル・レクターからヒントを得て、犯人を追い詰めるが・・・


☆☆☆トマス・ハリス著『レッド・ドラゴン』の映画化。


同一原作の映画化では、先に2002年の映画「レッド・ドラゴン」を見ている。これはおなじみ、レクター博士をアンソニー・ホプキンスが演じており、エドワード・ノートンがグレアムをやっていて、いやなかなか恐かったよ~


その映画のだいぶ前にこんな映画が作られていたとは・・・
ストーリー忘れていたけれど、見始めたら思い出しましたね。
うーん、この映画もなかなかに恐い。


「レッド・ドラゴン」の方がワタクシとしては好みだけれど、そっちを先に見てなければ、もっと評価高かったかも・・・
「刑事グラハム」(グレアムだしFBI捜査官なのにね~なんでこのタイトル?笑)の方がわりと淡々とストーリーが進むのだけれど、カットを多用したり、スタイリッシュな演出を好む監督の趣味全開という気もする。


キャストは渋めだけれど、なかなかによくて・・・
主役のピーターセンはのちの大ヒットテレビシリーズ、CSIの主任じゃないですか!途中で脱落しちゃったけれど、好きだったんだよな~いやしかし、若い頃は痩せてる(笑)


演技派J・アレンや、B・コックス(このレクター博士も悪くないけれど、やっぱりA・ホプキンスの方が印象的かな)他、いい役者を揃えていて・・・


まあでもやっぱり「レッド・ドラゴン」の勝ち!


 

2020/08/03

河鹿園

夏休み初日の土曜日。
突如思い立って、ドライブに出かけることになった。
目的地は御嶽駅の近くの河鹿園。対岸には玉堂美術館がある。

出発したのも遅かったのだが、途中渋滞もあり、お昼も食べてということで、到着は3時。5時までと思っていたのだが、コロナの影響?4時までとのことだった。入場は3時までだったのでギリギリセーフだった・・・

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河鹿園は、大正14年創業した割烹旅館。
4棟、約一千坪の建物の中に、大広間と16の客室があるという。
国登録有形文化財。

建物も一見の価値があるが、美術品もなかなか。
ちょうど昨日まで【夏季館蔵展】をやっていて、とても充実していた。

各部屋に書画が飾られいるのだが、各部屋趣きが違っていて、部屋にあった書画でいいなあと。
景色ともマッチした書画が展示されていて、部屋ごと美術品という感じだった。

建物としては、屋久杉を欄間に使用していたり(建設当時は屋久杉を使用することができたそう)、当時のガラスが残っていたり・・・
ちょっと迷路的な建物探検は楽しい。

まずは2階の紅葉の間からスタート。

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長澤蘆雪「軍鶏図」や応挙の「芭蕉に猫図」「仔犬図」など。猫がちょっと恐い。若冲の「文鳥図」がかわいい。

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ここの欄間が屋久杉だった。
川合玉堂の書も立派。
(ちなみに写真は撮ってもよいが、接写はおやめ下さいとのこと)

その後、下りつつ各部屋を見てまわる(階段が以外と急だ)。

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外を見ると、ラフティングをやっている人たちがいる。

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富岡鉄斎は絵もごついが字もごつい。
「漁村照図」。

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土田麦僊の金魚の絵は涼しげだ。

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高村光太郎の書の下に置かれていた風神雷神の茶碗がとても気に入った。

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与謝蕪村の妖怪絵巻が展示されていたお部屋、いいですね。

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特に下の方の階のお部屋からの眺めが素敵!。

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富士山!三保の松原をあらわしているそう。

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菱田春草の「童子水牛図」。春草は大好きな画家の一人。

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橋本雅邦の「雨中白鷺図」もいいですね。

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大広間。

旅館を美術館として残す・・・なかなかいい試みかと。

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帰りにわさび漬と多満自慢のお酒を買って帰宅。

ふとした思いつきで出かけたのだが、とても楽しい一日でした。

 

2020/08/02

羽村:ジョナサン 小作坂上店

夏休み一日目の昨日は御岳(御嶽)方面にドライブ。
目的地は河鹿圓。その前の昼食。

ジョナサンはかなり久しぶりだったのだけど・・・

入ると、消毒をしてからお好きな席にお座り下さいと。
注文は、タッチパネル!!
お水とかお手ふきは自分で持ってくる。
おー、ここまでは店員さんと会ってませんね。
これ、いいと思う。
これからこういったスタイルがフツーになるのかな?

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で、注文したのは、
私の盛岡冷麺(白)。
白はブイヨンベースで、お好みでコチュジャンを足すタイプ。
具は卵、キムチ、オクラ、わかめ、トマト。
一瞬すいかかと思ったらトマトでした~

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同居人の盛岡冷麺(赤)。
スープがキムチベースなんですね。具は同じ。

暑い日の冷麺もなかなかよいですね。

東京都羽村市小作台5丁目29-1

2020/08/01

太田和彦『ニッポンぶらり旅 宇和島の鯛めしは生卵入りだった』

本日の本


book-8 『ニッポンぶらり旅 宇和島の鯛めしは生卵入りだった』 太田和彦著 集英社文庫

太田和彦といえば、毎週月曜日BSで放映されている「ふらり旅 新・居酒屋百選」。なんとなく見ている番組だが、いつも燗酒を飲んでいるのが印象的。

ということで本も読んでみた。

読んでみたら・・・テレビそのままだった(笑)
いや、本を先に読んでたら、本と同じだと思ったに違いない。

一人でふらりと旅に出て、ふらりと居酒屋に入って、おいしい肴とともに日本酒を飲む。
まあそれだけのことなのだが、なんともうらやましい限り。
ふらっと出かけたくなります!

 

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