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2020/08/15

【大江戸歳時記展】

art-20【大江戸歳時記展】 すみだ北斎美術館

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夏休み9日目はすみだ北斎美術館へ。
暑いので、両国駅から若干(普段歩く時はそうは感じないけれど)歩くこの美術館はやめた方がいいかなとも思ったが・・・
予定どおり出かけた。

何せ、今はどこへ行っても検温があるので、暑い中歩いていくのがちょっと心配で・・・

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チケットを買うと、今カルビーとのコラボポテチを差し上げていますが、残り少ないのでまずはもらいに行ってとのことだったので、ゲット!
どうやら4種類の絵があるらしい。
いただいたのは、コンソメパンチ味で、「冨嶽三十六景 凱風快晴」と「北斎漫画」。
うすしお味は「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」と「冨嶽三十六景 尾州不二見原」のしりあがり寿によるパロディ作品らしいですね。
コンビニ等で期間限定発売中とのこと。

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今回の展覧会は年中行事を描いた北斎や門人たちの作品を紹介するもの。
江戸時代は、現在と異なり、1~3月が春、4~6月が夏、7~9月が秋、10~12月が冬。

蹄斎北馬の「十二か月物売図」でざっと季節ごとに変わる物売りをチェック。わからないものもありますね。


お正月の行事としては門松とか七草とか、獅子舞、猿曳(猿回し)などはわかるけれど、万歳というのははじめて聞いたような・・・
大道芸人で家の前でお祝いの歌を歌い、ご祝儀をもらう。太夫と才蔵の2人一組の芸人で、年末に太夫が才蔵を雇ってコンビを組んだという。
ひな祭りの白酒、今はあまり飲まれないのかな?


端午の節句。

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男の子がいる家では鍾馗様や家紋の描かれた幟をたてたそう。今では鯉のぼりしか見ない・・・というか鯉のぼりもあまり見なくなったと思う。
そして、菖蒲を軒先に飾る・・・というのはやまと尼寺精進日記で見ましたね。
北斎の「朱描鍾馗図」はなかなかの迫力。疱瘡除けになるということで、今後はやるかも・・・(同居人は先日手ぬぐい購入)
茅の輪くぐりは今年もやりました!


七夕・・・って秋のイメージはまったくないけれど、江戸時代では秋。
昔は素麺を七夕に食べたのですねぇ。北斎漫画の素麺の絵は先日も見たところだけれど、これは七夕の絵だったのか?
9月9日は重陽の節句。菊の花びらを浮かべた菊咲けを飲んで祝い、夜には菊の花に綿をのせ、翌朝露に濡れた綿で顔をぬぐうと年をとらないという言い伝えもあったという。この元になった菊慈童のお話、はじめて知りました。
芝神明(芝大神宮)のだらだら祭り(生姜祭)。
以前、東海道歩きでここを訪れた時、生姜塚があってなんだろうと思っていたのだけど、このあたりは生姜の産地だったのですね。


冬といえば、雪。
北斎の雪月花の雪は残念ながら前期展示で見られなかったけれど、「勝景雪月花 東都品川の雪」も美しい雪見の図。
年末というと、忠臣蔵に餅つきなども。

楽しい展覧会でした。
是非どうぞ。

 

 

 

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