【洋風画と泥絵展】
art-17 【洋風画と泥絵展】 日本民藝館
夏休み5日目は日本民藝館へ。
前々から行ってみたいと思っていたものの機会がなく・・・
先週の日曜美術館アートシーンでやっていて、よし行こう!ということになった。
駅からは5分ちょっとくらいだろうか。静かな住宅街の一角にある。
日時指定予約だが、支払いは現地で。
シューズカバーをもらって靴の上から履いて歩く。
まずは2階から見学。
朝鮮半島の焼き物や日本の焼き物などじっくり見てまわる。
大きな片口が欲しいなあ(笑)
意外と見応えがあり、特別展の部屋に到着するまでに結構時間がかかってしまった。
今回の特別展は柳宗悦が蒐集した洋風画や泥絵などの工芸的絵画の展示。
洋風画、ガラス絵、泥絵・・・
洋画ではなく、洋風な画・・・ということで異国情緒漂う作品が並ぶ。
船・・・帆船を描いた作品がなぜか多いですね。洋風といいえば船だったのだろうか。
あと、風景画はいったいこれはどこなんだ?というものが多く、しかも不思議な遠近法で・・・なんかアンリ・ルソーを見てる気分に(笑)。いやそれが味わいなのだけど。
風景画の一種?「殿中」という作品は、いったいこれはどんな建物なんだという(笑)じわじわくるな~
楽しかったのは、スイッチを入れると、お日様やら月やら行燈やらが光って見える絵。こういうのはじめて見たかも!
のぞき眼鏡絵もおもしろい。立体的に見える。
泥絵は、泥っぽいわけではなく・・・
青が美しい風景画。「泥絵名所図」は日本各地の名所を描いていて、なかなかよい。全部見てみたいものだ。
「洋狗図」(細い黒犬と白犬が描かれている)とか「婦人図」とか、なんかおかしな感じの絵もあったりしたが、楽しめました。
1階は棟方志功の特集展示。
やっぱりすきなのは「二菩薩釈迦十大弟子」などの仏教版画。
棟方志功としては静かな作品かと。とにかくエネルギッシュで圧倒されますね。
西館(旧柳宗悦邸)が公開(今は公開中止中)されたら、是非また行ってみたいですね。
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