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2020/08/07

【近代日本画の華展】

art-16【近代日本画の華展】 大倉集古館

2008071
先々週に行ったばかりだが、新しい展覧会がはじまったので、またまた大倉集古館へ。

横山大観のパトロンだった大倉喜七郎の支援の元に昭和5年にローマで開催された日本美術展覧会の出品作品を中心とした展覧会である。

ローマでの写真があったけれど、横山大観は和装で全然日本にいるときと変わらないという(笑)

日本の里山を描いた作品からスタート。
川合玉堂いいですね。好みからいうと暖かみのある「暮るる山家」かな。「秋山懸瀑」はちょっとごつごつしすぎていて。

動物たちの姿のコーナー。動物の絵は大好きなのでどれもよかったけれど・・・
小林古径「木菟図」木菟のフォルムがかわいい~
菱田春草「かけす」構図がよい。
竹内栖鳳「蹴合」闘鶏かな?鶏が恐いぞ。
一番気に入ったのは橋本関雪「暖日」ペルシャ猫のふてぶてしさがなんともいえない。

2階に移って・・・
川合玉堂「高嶺の雲」どこの山だろうか?ヒマラヤっぽくもある。非常にリアルな山で、特に遠くからみると大迫力だ。
横山大観「霊峰富士」「山四趣」富士をたくさん描いた大観。安定感あり。

花と女性。
並木瑞穂「さやえんどう」。画面いっぱいがさやえんどうという不思議な構図でインパクトあり。
鏑木清方「七夕」美しいなあ。着物がまた素敵で・・・涼しげだ。

またコレクションを見に行きたいと思います。

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