GOOSE IPA
西友で見つけたビール。
シカゴのクラフトビール醸造所グースアイランドのもの。
グースの絵がかわいくてついつい買ってしまった・・・
このグースIPA、グレートアメリカンビアフェスティバルで6回もメダルを受賞したものなんだとか。
注いでみると、きれいな黄金色。
飲んでみると、ホップの香りがぐぐっときて、心地よい苦味。強烈な苦味ではないけれど、満足できるIPA。
この醸造所の他のビールも売ってないかな?
是非飲んで見たい。
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西友で見つけたビール。
シカゴのクラフトビール醸造所グースアイランドのもの。
グースの絵がかわいくてついつい買ってしまった・・・
このグースIPA、グレートアメリカンビアフェスティバルで6回もメダルを受賞したものなんだとか。
注いでみると、きれいな黄金色。
飲んでみると、ホップの香りがぐぐっときて、心地よい苦味。強烈な苦味ではないけれど、満足できるIPA。
この醸造所の他のビールも売ってないかな?
是非飲んで見たい。
セブンプレミアムの新ジャンルがリニューアルしたので買ってみた。
デザインはジョッキ生みたい?
注いでみると、フツーにピール色だし、泡もちがとてもよい。
しかし、飲んでみると、やはり不思議な香りなんですね。その時点でビールではないとわかる。
とはいえ、この値段なら文句は言えないなと。
プレモルの派生品。
ダイヤモンドホップ一部使用とのことで、このネーミングなのかな。
注いでみると、やや濃いめの黄金色。
飲んでみると、甘みが結構ありますね。苦味も結構あるのだけれど、甘みの方がやや勝っている感じ。が、これがコクになっていて、なかなかいいんじゃないでしょうか。
都美術館に行った後の昼食。
UENO3153はだいたい混んでいて入れないのだけれど、たまたまねぎしの前を通りかかったらば、2組しか待っていなかったので、これならわりとすぐ入れるかも?と思い並ぶ。
わりとすぐに入れて、頼んだのが、がんこちゃんセット。
がんこちゃん?なんじゃそれ?
と思ったけれど、舌の先の方の赤タンなんだそう。
しっかりとしたかみ応えなのでがんこちゃんなのかな?
がしかし、薄く切ってあるんですね。
というわけで固いという感じはありませんでした。
味噌をつけて食べるとなおいっそうおいしい。
麦飯はちょっと食べたあと、とろろをかけてザーザーといただく。
久々の牛タンおいしゅうございました。
我々がお店に入ったあと、次々人が並んでいたので、いいタイミングだったかも・・・
東京都台東区上野公園1-57 UENO3153(サイゴーサン)2F
art-23【The UKIYO-E 2020 ─ 日本三大浮世絵コレクション展】(後期) 東京都美術館
終了間際に前期も行った展覧会へ。
前期がとてもよかったので、総入れ替えの後期も見ることにした。
もちろん予約制。
前期に行った時は結構すいてるなと思ったが、終わり間際だったからか、予約制でもまあまあ人がいました。
前期に長々と書いたので、後期は簡単な感想程度で。
第1章 初期浮世絵
初期の浮世絵を見ることはあってもこんなに大量に見るのはめったにないこと。まとめて見てみるとこれがいいんですね~
鮮やかな浮世絵もよいけれど、単色~筆彩色、版彩色の作品もよい。
菱川師宣、よくよく見ると、女性の顔が見返り美人だ!
第2章 錦絵の誕生
なんといっても鈴木春信。
前期より気に入った作品が多かったですね。
「座鋪八景」、「風流諷八景」など風流。
「雪中相合傘」は大好きな作品だ。
鈴木春重=司馬江漢もおもしろい。よくよく見ると微妙に西洋画風だったりするのだ。
残念ながら歌舞伎の素養がないので、役者絵というと表情を楽しむしかなく・・・やはりもうちょっと歌舞伎も勉強した方がより楽しめるかも?
ちなみに、歌舞妓芝居之図は結構好きだったりする。
第3章 美人画・役者絵の展開
鳥居清長の美人画もきれい。ちょっとデフォルメしすぎではあるけれど。
こんなスタイルのいい人はいなかったに違いない・・・
今回一番気に入ったのは「六郷渡船」。
そして喜多川歌麿。「高名三美人」は好きな作品だけれど、今回おもしろいと思ったのは、「五人美人愛敬競」のシリーズ。地名の判じ絵が描かれていて、解読するのが楽しい。
写楽の大首絵はしばしば見るけれど、どれも大迫力だ。
第4章 多様化する表現
北斎の初期の頃の作品が3点。初期はごくごくフツーの師匠に似た感じの作品だ。
渓斎英泉の美人画も前後期通してだいぶ見たけれど、なかなかよいかも?
歌川国貞もまた美人画で有名だが、前期も出ていた風景画がめずらしく、見られてよかったなと。
第5章 自然描写と物語の世界
安定のラインナップ。
前期も見たぞ?と思ったら、別の摺りだった富嶽三十六景。微妙に違うんだよな~
何度見てもいいですね。瀧廻りも名橋奇覧も。
風景ではないけれど、「杜若にきりぎりす」。これも好き。
広重も定番が並ぶ中、「月二拾八景之内」のシリーズはいままであまり見たことがなかったかも?ずいぶんシリーズものを手がけてるんですね。
国芳の「東都富士見三十六景」も是非まとめて見てみたいものだ。
「蛸の入道五拾三次」シリーズには笑いました。
というわけで、前後期あわせて450点以上。
充実した展覧会でした(すでに終了しています)。
国立近代美術館に行った後の昼食。
近代美術館に行ったのは祝日だったのだけど、近いところで食事できるところはなく・・・平日だったら、新聞社の入ったビルの地下があるのだけれど。
ということで、中野まで戻ってお店探し。
なかなかぴんとくるお店がなかったのだが、最終的には函館ラーメンのお店に決定。
どうやら塩そばがスタンダードな模様。
実は、だいぶ前に某お店で塩ラーメンを食べたところ、いまいちで、それ以来塩ラーメンは敬遠していたのだけど、どうか・・・
と思いつつ、頼んだのは塩そば。
塩なのでもっと澄んだスープかと思いきや、やや濁りがありますね。
飲んでみると、ちょっと魚介系の味。函館産の昆布、貝柱、鶏ガラと豚ガラ、人参などでスープをとっているらしい。しっかり味があっておいしいけれど、ちょっと塩がききすぎかな~好みの問題だけれど。
麺は縮れ麺でしっかりとしていて、具は、チャーシュー、メンマ、のり、ほうれん草、なると。
青みがのっかってるのって最近あまりないけれど、うれしい。チャーシューはわりとホロホロしていていい感じ。
おなかに余裕があったら大門めし(松前漬け、いか塩辛、鮭しらすから選べる)も食べてみたかったな~
東京都中野区中野5-64-8 乙女屋ビル1,2階
art-22【ピーター・ドイグ展】 国立近代美術館
スコットランド出身の画家ピーター・ドイグ展に行って参りました。
現代絵画はあまり得意ではないのだけれど、ドイグならば多分OK?ということで見に行くことに。
撮影は全面的にOKでした。
第1章 森の奥へ 1986年〜2002年
このパートは、なんとなく懐かしい風景画かなと思いつつ見始める。
「ブロッター」
凍った水の上に立つ男。静かな雰囲気の絵。
「スキージャケット」
まるで、ブリューゲルの冬の光景のような絵であるが、なんと日本のスキーリゾートの広告写真を参照して描かれているとのこと。
細かい人、人、人。
「エコー湖」「カヌー=湖」
ふーん、湖を描いた絵か・・・と近づくと何か不穏な空気が・・・湖を見て耳をふさぎつつ叫んでいる人、カヌーの上に倒れている人(死んでる?)。ぞぞーっとくる絵。
なんでも、「13日の金曜日」からインスピレーションを得た描いたとのことだけど、ラストってこんな場面だったっけ?覚えていない・・・
「のまれる」
これも同様かな。やっぱり恐い。
「街のはずれで」
右端に立つ男性の顔色というか体の色がなんとも気持ち悪く、木々は海藻のよう・・・これが恐くなければアンリ・ルソーになりそうな絵だ。「天の川」も似たテイストの絵。
「ロードハウス」
画面を3分割している。つながっているようなつながっていないような・・・
色も青から赤へと変化していておもしろい。
「ガストホーフ・ツァ・ムルデンタールシュペレ」
一瞬、グエル公園かと思ったがドイツのダム湖とのこと。なんかカラフルで楽しいけれど、二人の人物はいったい?
第2章 海辺で 2002年〜
「ペリカン」「赤い船」
南国な雰囲気が漂う絵。トリニダード・ド・ドバゴへ移住して以降の絵で、怖さ不気味さはなし。
「無題(パラミン)」
これは青鬼?
「ラペイルーズの壁」
ピンクを基調とした絵。これいいな。小津安二郎の映画「東京物語」の静けさを念頭に置いて描いたとのことだが、あまり結びつかない・・・
「ピンポン」
これまた不思議な絵。男がピンポンをしているのだが、相手がいない。そして、きっちり積み上げられたビールの箱はなんなんだろう。
「スピアフィッシング」
銛?を持った人が乗った船にいる黄色いマントをかぶった女性はいったい誰?銛を持つ人が驚いて見ているような?いろいろ想像してしまう絵だ。
「ボート・オブ・スペインの雨(ホワイトオーク)」
外を闊歩するライオン、透明になりかかった人物、格子窓の向こうに見える男。人間はとらわれの身?ということを表しているのか。
「影」
影のように見える黒いマントの男だが、骨が透けてみえているという・・・生きている人なのかどうか・・・
「赤い男(カリプソを歌う)」「水浴者(カリプソを歌う)」
主題より後にいる男に蛇が絡まっているのが気になる・・・
第3章 スタジオフィルムクラブ - コミュニティとしてのスタジオフィルムクラブ 2003年〜
トリニダード・ド・ドバゴで友人と開催していた映画上映会のためのポスター。
見ても何の映画?というのもあったりするが、「ブルーベルベット」はわかりすぎるほどわかった。耳で!
日本の映画も結構あって、好きなのかな?
おもしろい展覧会でした。
是非どうぞ。
(3より続き)
鶴峯八幡宮のお隣にあるのが光了寺。
文化14年(1817)の芭蕉句碑「いかめしき 音やあられの ひのき笠」。
古河市名木古木に指定されたヒバ。
円光寺。
お庭がとても素敵だ。
本願寺。
文化年間(1804-17)に旧峰埼の地から発掘された板碑があった。
日光街道の踏切を渡る。
渡ると中田の松原が続く。
寛永7年(1630)古河城主永井尚政が植えた松並木で、東海道にもこれほどきれいな松並木はないと言われたが、戦時中伐採されてしまう。
今の松は最近になって植えられたと思われ、まだまだ小さいがそのうち立派な松並木となることだろう。
すぐ先に石仏群があった。
文政6年(1823)の馬頭観世音供養塔、元禄15年(1703)の青面金剛庚申塔、天明5年(1785)の十九夜念仏供養塔、明治10年(1877)の馬頭尊などである。
いやー十九夜塔、よく見ましたね。
田んぼに積みわら。モネが描いたものより小型ですけれど。
ここのコンビニで飲み物を買う。
この時点で4時をまわり、難しい選択に迫られる。20分すぎにバスがくるのでそれでもう帰ることにするか、がんばって寄り道して古河公方公園に寄るか・・・
なんとかがんばって公園に寄ることにするが、これが結構距離があり・・・
とても広くきれいな公園だ。
御所沼。
古河公方館址の碑。
鎌倉公方足利成氏が享徳4年(1455)に移り住んだところである。その後、足利氏は古河公方と呼ばれることとなった。
残念ながら、遅くなってしまったので民家園は閉まるところで、中田家(延宝2年(1674)頃の家)などは外の垣根ごしの撮影となった。
20分ほど待つとバスがくるのだが、もうこうなったら歩いてしまえ!ということで駅まで歩く。
古河市のマンホールは渡良瀬遊水地花火大会・・・谷中湖(渡良瀬遊水地)の中之島から打ち上げた花火を、渡良瀬川の三国橋越しに見た風景が描かれている。この花火大会は2005年で終わってしまっているそうなのだが。
街道に戻る。
古河の一里塚(再現)は古河第二高等学校の校庭内にあるため、少々撮影しづらい。16里目。
そして、古河宿に入ってきた。
原町口木戸跡である。
すでに日没、暗くなってきたので、この日の街道歩きはここで終了。古河駅へと向かう。
駅到着は6時すぎで、すぐにきた東北本線に乗り、浦和で京浜東北線に乗り換え、南浦和で武蔵野線、西国分寺で中央線に乗り換えて国分寺着は7時半過ぎ。
いつもの庄屋でかんぱーい。
久々の街道歩きでしたが、よく歩きました。
約45700歩。最後には足がつったよ・・・
次回も日光街道の続きかな。
(完)
(2より続き)
向かいの浄信寺。
梅澤太郎右衛門(徳川秀忠公日光東照宮社参の折、暴風雨のため利根川が満水となり、将軍の渡る船橋が危うくなった。人夫を率いて水中に入り、命がけでこの橋の安全を守り、災難を救ったという人物)の墓があるとのことだったが見つけられず・・・
また覆屋に安置されているという十九夜塔も見つけられずじまい・・・残念。
深廣寺には、南無阿弥陀仏名号塔がある。二代住職単信上人が伊豆より大石を船で持ち帰り、承応3年(1645)~明暦2年(1656)の間に供養塔を20基建立、その後、明和3年(1766)に九代住職法信上人が1基建立したという。
本堂内陣にはご本尊阿弥陀如来。
栗橋宿は利根川の舟運で栄えた宿。対岸の中田宿と半月交替で問屋をつとめた。本陣1、脇本陣1、旅籠25。雰囲気は残っていますね。
築地塀の残る家もあったり。
ちょっと寄り道。栗橋駅前に向かう。
途中の猫。ソーシャルディスタンスばっちりだ(笑)。
駅近くに静御前のお墓がある。
静御前は、義経を追って奥州に向かう途中、義経の死を知り、文治5年(1189)9月15日に此の地で亡くなったと言われる。
この後すっかり暑くなってしまい、セブンイレブンでアイスを買って体をひやした。
街道に戻る。
突き当たりにある神社が八坂神社。栗橋宿の総鎮守である。
御神輿。
で、ここは狛犬でなくて、狛鯉!!
鯉ははじめてみましたね。
右が招福の鯉、防災の鯉だ。
おみくじ?も鯉。
ここは境内社もいろいろあり、御神木は樹齢300年の欅であった。
利根川橋に向かう途中に栗橋関所跡の碑があったはずなのだ見逃してしまい・・・
利根川橋を渡る。写真にはうまく写っていないが、うっすらと筑波山が見えた。
昔は舟渡しだったそう。
渡っている途中で茨城県に突入!古河市である。
向こうに見える電車は東北本線だ。
渡りきったところで、左折、中田関所跡(その後関所は対岸の栗橋宿へと移った)、中田宿の説明板を通り過ぎる。
本陣1、脇本陣1、旅籠6。対岸より小さな宿という感じ。
鶴峯八幡宮に寄る。
源頼朝もしくは二代将軍源頼家が、鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請したものという。
神楽殿。永代太々神楽は市の無形民俗文化財。
拝殿。
狛犬たちはマスクをしている。このマスク、誰かが作ったのかな?
御慶事の樽が奉納されていたが、このお酒是非買いたい(今回は時間切れで買えず)。
日光街道旅の神にお詣りする。
もちろん?狛犬はマスクをしている。
左から松尾大社・月読宮・諏訪明神・青龍権現・若宮八幡宮・春日社・住吉神社。
(4へ続く)
(1より続き)
堤を歩き終え、街道に復帰、中川を行幸橋で渡る。
国道とはここで別れ、旧道に入っていく。
と、突如、Y字路に現れた道標。安永4年(1775)建立。
道標には、「東川つま道 まいはやし道」、「右つくば道」、「左日光道」 と刻まれている。川つまは現在の五霞村川妻、まいはやしは総和村前林のことである。
その先の古い感じのお店は吉羽屋酒店。
田んぼの中を進む。もうほとんど収穫が終わっているようだ。
向こうに見えるのは東武日光線である。
雷電社湯殿社。外国府間村の鎮守で300年ほど前からあったらしいが、平成13年不審火により全焼、再建されている。
境内にはいろいろな石造物が。
左から、延享4年(1747)の一面六臂の青面金剛の庚申塔、弘化2年(1845)の如意輪観音を刻んだ十九夜塔、安永8年(1779)の西国秩父坂東供養塔。
前回、二六夜塔を見たが、一九夜塔ははじめて。
月待塔は十三夜から二十六夜塔まであるらしいが、一九夜塔は山形、福島、茨城、群馬、埼玉、千葉などにあるとのこと。如意輪観音が刻まれているのが一般的なようだ(この日はこの後も見ることとなる)。
久喜市に入る。
少し進んで、真光寺。
墓地の片隅にあったのが、またまた文政8年(1873)建立の如意輪観音像一九夜供養塔、如意輪観音、享保7年(1722)の青面金剛庚申塔。
そしてちょうどお寺の前にあるのが、小右衛門一里塚。13里目。
塚はお寺側が約2メートル、道路側が60センチほど。
塚の上には権現堂川から移設した弁財天堂が再建されている。
蔵を残した立派なお屋敷を通りすぎたところで、雨がポツポツと降ってきた。が、まあたいしたことはなかったので傘をささずに歩く。
ここでそのまま街道を行かず、権現堂川の歩道を歩くことにした。
下流の方にキューピーの工場が見える。
船も見えた。
川の色は深緑だ。
ツクツクボウシがまだまだ鳴いている。鳴き始めが遅い分、最後まで鳴いているのがツクツクボウシだ。
雨はあっという間にやみ、少し蒸してきて暑い(その後予想に反して晴れて、さらに暑くなった)。
再び国道4号線の南西側に渡り、旧道へ。
川通神社である。
裏から入ってしまったのだが、青面金剛庚申塔、一石六地蔵などが並んでいた。
権現堂堤にはまだ咲いていなかった赤い曼珠沙華も開花。
玉垣に囲まれた本殿の手前右には富士仙元宮、さらに手前には文化11年(1814)の常夜燈がある。
この日は蚊が多く、それまでも刺されてはいたのだけれど、ここでもなんと6つも刺されるという・・・
少し先にあったのが会津見送稲荷。
会津藩の武士が藩主江戸参向に先立ち、先遣隊として江戸へ書面を届けるため、この街道を栗橋宿下河原まで来たところ、地水のため通行できず、街道が何処か分からず大変困っていると、突然白髪の老人が現れて道案内をしてくれた。お陰で武士は無事江戸へ着き、大事な役目を果たすことができた。その後、この老人は狐の化身と分かり稲荷様として祀ったという。
狐がいっぱい・・・
ようやく久喜市・・・栗橋のマンホール発見。
八坂神社の大祭「天王様」の大御輿が描かれている。関東三大神輿の一つなんですって!
県道60号線に合流、栗橋宿に入ってきた。
だいぶ行ってしまってから焙烙地蔵を通り過ぎてしまったことに気づき、慌てて戻る。
関所を通らないで渡った者、または渡ろうと企て事前に発見された者は、関所破りの重罪人として火炙りの刑に処せられ、こうした人たちを憐れんで供養の為に地蔵を祀ったという。
中には地蔵とともに奉納された焙烙がたくさんあった。
顕正寺に寄る。
池田鴨之介の墓がある。
慶長年間(1596-1614)に下総国栗橋村より村民を引き連れ、後の栗橋宿となる上河辺新田を開墾した人物だ。
くりはし八福神の毘沙門天と三面六臂の馬頭観世音もあった。
(3へ続く)
約2ヶ月ぶりの街道歩き。
今回もまた甲州街道を歩く予定だったのだが、東京都外に出てもよしとなったので、日光街道を歩くことにした。またいつ都外に出られなくなるやら・・・
中央線、武蔵野線、東武線を乗り継いで、前回のゴール幸手駅へ。
予定より早い電車に乗れて、歩きはじめは10時ちょっと過ぎ。
まずは前回、電車の時間で急いでいて寄れなかった駅近くの一色稲荷神社へ。かつて幸手を支配していた一色氏の陣屋跡であるが、館跡と思われる位置から南東の方角に祀られた陣屋稲荷は、別名一色稲荷とも呼ばれている。
前回、一里塚跡まで街道沿いの見所をまわったので、街道から少し入った道沿いのポイントを見ることに。
一色氏の館の鬼門に位置していたという天神神社を通り過ぎ、満福寺へ。ご本尊の如意輪観音様は拝めず、延命地蔵堂の延命地蔵尊を撮影。
本堂の屋根に飾られているのは、鴟尾だろうか。
本堂の前には弘法大師の像があった。
続いて幸宮神社へ。
本殿は文久3(1863)年に再建された、総欅の流れ造り。
まわりに施された彫刻がすばらしい。
幸手宿の総鎮守であった雷電神社をちらりと見て、マンホールを撮影。前回時間がなくて撮りそびれてしまっていたのだった。
桜をデザインしたもの。
権現堂堤の桜が有名ですもんね。
どこが入り口かわからず、ぐるっとまわってしまったのが聖福寺。
残念ながら、幼稚園開園日だったため、中には入れなかったので門のみ撮影して退散。
立派な唐破風四脚門の山門は、徳川将軍と例幣使以外は通行できなかったという。徳川将軍の日光社参の際と、東照宮例大祭に天皇の代理で参拝した例幣使の帰路の休憩所に用いられたとのこと。
続いてすぐそばの正福寺。
入ってすぐのところに寛政12年(1800)建立の馬頭観世音道標がある。大きくて目立つ。権現堂河岸との追分にあったのを移設したもの。
石造物群。たくさんあるなあ。
義賑窮餓之碑があった。天明3年(1783)の浅間山噴火が原因の飢饉の際に、幸手町の有志が難民を救済したことを讃える顕彰碑である。
まずここで1匹目の猫発見。
暑い日の日中は全然見ないのだが、少し涼しくなって見かけるようになってきた。
明応元年(1492)創建の内国府間八幡神社(幸手城主一色宮内大輔の家臣遠藤石見清吉が、山田氏と改姓、帰農し、開発したと云われている)を通り過ぎ、国道に合流。
まだ11時とかなり早かったのだが、この後食べるところはなさそう、ということでもう昼食にすることに(いくらも歩いてないのに)。大衆食堂いこいである。
おなかぺこぺこというわけではなかったので、軽くということで肉うどんを注文。コシのあるうどんで武蔵野うどんっぽい感じ?意外とおなかいっぱいになりました。
ここからちょっと寄り道。権現堂堤に行ってみることにする。
春は桜と菜の花、初夏はあじさい、そして秋は曼珠沙華。
残念ながら今年は曼珠沙華まつりは中止とのこと(桜まつりもあじさいまつりも中止)。人が集中しそうな催しはなかなか難しいんでしょうね・・・
まだ曼珠沙華にはちょっと早いのだが、黄色い曼珠沙華は開花しているという情報を得たので、行ってみると・・・
おおっ、咲いてました。
固まって咲いていたのだけれど、ぽつんと一つ咲いているのも。
近くにあったのが順礼供養塔と順礼供養之碑。
享和2年(1802)、利根川が決壊、土手の修復をしようとしたが激しい濁流で工事を進めることができず、通りかかった順礼母子が見かねて、自ら濁流に身を投じ工事を無事完成させたという。しかしもう一つの説があって、工事は無駄だと言ったため怒った工事人夫に投げ込まれたとか。どちらが本当なのかわからないけれど、親子を供養するため建立された。
供養之碑には、日本画家結城素明の筆による母子の姿が刻まれている。
権現堂川用水記念碑もあった。
先に進むと何かいる!
近づいてみると、ヤギだった。ヤクシマヤギだそう。なぜここにいるんだろう???
どうやら公園の草を食べる仕事?をしているらしいのだけど。
堤の終わりには、行幸堤之碑(と、行幸堤新築開渉吏員職名標、明治天皇権現堂堤御野立所碑)がある。
明治9年、明治天皇が東北巡幸の際に立ち寄られてその労を感じ入り、この仕事に携わった者の名前を石に刻んで残すように言われ、費用の一部が下賜された。人々は大変恐縮し、是非この堤を行幸堤と呼ばせていただきたいと申し出たところ許可されたそうである。
(2へ続く)
book-12 『タルト・タタンの夢』 近藤史恵著 創元推理文庫
STORY:小さなフレンチのお店、ビストロ・パ・マル。おいしい料理を作り出す三舟シェフは鮮やかな推理を披露する。
☆☆☆☆日常の謎ミステリ。
ずっと前から読みたかった本なのだけど、なぜか縁がなく・・・
ようやく読むことができた。
これ、絶対好きになるやつに違いないと思っていたが、やはり好きになりましたね。
フレンチのシェフが、何気ないヒントを元に名推理を繰り広げるというミステリなのだが、読み心地がとてもよいのだ。
日常の謎系で、陰惨な事件は起こらず、まずそこで安心できるのだけれど、ラストもみな、ほっこりして終わるので、ああよかったと思うのだ。
それだけでなく、お店のメンバーが皆いい人で・・・
素浪人のような見た目のシェフ、シェフにあこがれてきた元大手ホテル勤務だったスーシェフ、俳句好きの若き女性ソムリエ、そして語り手である新米ギャルソン。この顔ぶれがホントいいんですよね。
お料理も、デザートに至るまでどれもおいしそうで・・・
特に、カスレを主題としたお話を読んで、久々食べたくなりました~
2作目、3作目も是非読んでみようかと。
このラベル、なんか好きですね~
南仏産ぶどうとテンプラリーニョ配合ということで、当然?南仏のワインかと。
いやしかし、南仏産ぶどうってなんなんでしょう?
それもまたブレンドってことなんでしょうか?
これは濃くておいしいですね~
好きなタイプのワインです。
フランス、ラングドックの赤ワイン。
グルナッシュ54%、シラー46%。
神の雫に登場したワイン???
と思ったら白の方でした・・・
なんかこのワイン、澱がすごいんですね。
なので、相当濃いかと思ったらそうでもなく・・・
どちらかという軽め。
だからスイスイ飲めちゃいました!
アルザスのワイナリーの白。
アルザス、なつかしいな~
ワイナリー巡りも楽しかったな~
で、リースリング。
色は結構黄色いですね。
白としては度数が14%と高め。
そして味は濃い。
満足な白でした。
南フランスの赤。
品種は不明・・・
14度と度数高め。
さすが、濃いな~
けれど柔らかなワインでおいしい。ちょっとだけ甘みもあって、じわじわくるワインでした~
ボルドーの赤。
ラベルに描かれているのは、昔ボルドーを訪れるワイン商人が必ず通ったジロンド川の河口に建つヨーロッパ最古の燈台(ファール・ド・コルドゥアン)だそう。
楽しみにしていたワインだったのだが、なにせ2005年もの。色も赤茶色だし、ちょっと心配になる。
でも全然問題なし。
メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンで、メルローの割合が多いが、なかなかに濃いワイン。色も元々こういう色なんだな、多分。
春、夏に続いて、秋の金麦が出たので買ってみた。
缶は確かに秋っぽいですね~
注いでみると、フツーの黄金色。
飲んでみると、あまり苦味はなく、どちらかというと甘めですかね。
秋のビール(及び新ジャンル)はじっくり飲む系が多いけれど、まあこれもそういう感じですかね。
春夏との明確な違いはわかりにくものの、夏よりは濃い感じかなと。
イタリア、ピエモンテ州の白ワイン。
品種は、トレッビアーノ、ガルガネーガ、コルテーゼ。
軽めのワインですね。
そしてちょっと甘い。蜂蜜っぽい感じ。
こういうワインはクイクイ飲めちゃうところが問題(笑)
ちょっと冷やした方がいいかと。
コート・デュ・ローヌの赤ワイン。
グルナッシュ50%、シラー30%、ムールヴェードル20%。頭文字をとって、GSM!なるほど。
ムールヴェードルってあんまり聞かないなあと思ったら、スペインのモナストレルのことなんですね。なるほど。
飲んでみると、味はわりと軽めでフルーティな感じ。
ムールヴェードルの割合が多いともっと濃いめになるのかな?
いやでも悪くないですね。
ボルドーの赤。
メルロー、カベルネフラン、カベルネソーヴィニヨン。
フルーティで軽め。
どちらかというと濃いめ、重めの方が好みなのだけど、こういうのもたまにはいいな~
ぐいぐい飲んじゃいそうで心配だけど(笑)
本日の本
book-11 『ふたば PHOTOBOOK』 掛川花鳥園編 廣済堂出版
ハシビロコウ、最近きてますね~
はじめて見たハシビロさんは、伊豆シャボテン公園のビルじいさん
。
いや、亡くなってからビルばあさんだったことが判明したんでした・・・
これ、すごいビックリ!!!
もう一度会いに行きたかったな・・・
続いて行ったのは掛川花鳥園。ふたばさんである。
そのふたばさんのフォトブックが出たので買ってみた。
かわいい~
ふたばさん、アホ毛がとても立派なのだけど、見るたびにヘアスタイルが違ってておもしろいし・・・
表情豊かだし、魚飲み込むの下手だし(笑)
やっぱり、また会いにいきたいな。
7月、甲州街道を歩いた際、大國魂神社の近く、野口酒造中久本店にて購入したお酒。
大國魂神社にも国府鶴の菰樽が奉納されてたっけ。
この名は国府が大國魂神社に置かれたことに由来するようだ。
飲んでみると、お米の甘みを感じますね。
まろやかなお酒。
やや冷やして飲んだ方がおいしいかも・・・です。
本日の本
book-10 『ビール職人のレシピと推理』 エリー・アレグザンダー著 創元推理文庫
STORY:ビールの町レブンワースにオクトーバーフェストの季節がやってきた。ビールをテーマにしたドキュメンタリー映画の撮影隊がやってくるが、関係者が殺されて・・・
☆☆☆ビールミステリ第2弾。
1作目が楽しかったので、2作目が早く出ないかな~と思っていた。
主人公がビール職人というだけで、テンションが上がります(笑)
今回も冒頭からチェリーヴァイツェンなるおいしそうなビールが出てきて、飲んでみたいな~と。
お料理もまた前作に引き続いておいしそうで、とにかくビールとおつまみ!という気分に。
ミステリ的には・・・
まず、この人絶対殺されるよ!という人が殺され・・・
主人公はこの人が犯人って思ってるけれど、それは絶対ミスリードだよねと思ったらやっぱり(笑)という展開。コージーミステリだからそれでいいんですけどね。
今回は、孤児だった主人公の出自がもしかして明らかになるかも?というサブストーリーも用意されていて気になりますね~
次作が待ち遠しいです。またおいしそうなビールがきっと出てくるだろうな。
今年も琥珀ヱビスが発売になった。
が、今年は、プレミアムアンバーとか・・・
何か違うのだろうか?基本は違わないような?
注いでみると、もちろんアンバー。
飲んでみると、焦げっぽい香りと味がするが、すごくというほどではない。が、苦味は結構あっていい感じですね~
少しずつ味わいました。じっくり味わうべきビールですね。秋にぴったり。
本日の映画
movie-16 「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」 PRINCE OF PERSIA: THE SANDS OF TIME 2010年米
DIR:マイク・ニューウェル
CAST:ジェイク・ギレンホール、ジェマ・アータートン、ベン・キングスレー、アルフレッド・モリナ
STORY:古代ペルシャ。勇気ある行動が王の目にとまり、第3王子として迎えられたダスタンは、王暗殺の容疑者となり、隣国の姫とともに逃走する。ダスタンは手に入れた短剣をめぐる過酷な旅に出るが・・・
☆☆☆アクションアドベンチャー。
J・ブラッカイマー製作映画なので、何でも大がかり、お金かかってるな~という感じ。ただ、ディズニー映画なので、子ども向けとは言わないまでも、かなりおとなしめにはなっている。かつ、やっぱりちょっと大味なんですね。
いや、フツーにおもしろい映画なのだけど・・・
きっとすぐに忘れちゃうだろうな~という感じ。
と思ったら、これ、ゲームの映画化なんですね。最近はこういうの多いな。
時間の砂で過去に戻れるというのは、ありがちな設定ではあるけれども、その戻り方はおもしろい。CGよくできてる。
ストーリー的には先が読める展開だし、なんといってもキャストを見た段階で、この人が犯人だというのがわかってしまうのが致命的(笑)まあ、それも含めて安心感があるってことかな・・・
あと、J・ギレンホール、こういう役に似合わないと思うなあ。
またまたボルドーの赤。
メルロー100%。
飲んでみると、ふーん、メルローだけれどちょい濃いめだし、スパイシーな感じもありますね。これはいいですね。
昔は、赤ならカベルネ・ソーヴィニヨン!って思っていたけれど、最近はメルローもいいなあと思うようになりました。
ボルドーの赤。これまた激安ワイン。
しょっちゅう後悔するのに、ついつい激安ワインを買ってしまう(笑)
さて、チャレンジはいかに・・・
セパージュは不明。
飲んでみると、よく言えば飲みやすい。
ちょっと薄いかな。
けれど、2日目になったらちょっとよくなった気が。
メルロー単体もしくは、メルローの割合が大きいワインかな。
ボルドーの赤。
ワインコンクール2016金賞受賞とか・・・
こういうの、あまり信用はしないですけどね。
メルロー60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%。
飲んでみると、結構濃いですね。度数も14.5だけれど。
少しずつ飲むのがいいですね、こういうのは。
フランス、ラングドックの赤ワイン。
見た目、なんか薄い色だな~
度数も低いな~(12度)。
カリニャン60%、グルナッシュ40%。品種的には好みなのだけど、なんとなく不安に・・・
飲んでみると、不安的中。なんかしゃばしゃば・・・
いかにも安い味。
いや、値段も安いんだから文句は言えませんが。
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