フランソワ・フッシェ ボジョレー・ヌーボー
今年のボジョレー2本目は西友のペットボトル。
毎年、なんだかんだ買ってるんですよね。安いから!
いやでもペットボトルだからってバカにしちゃいけません。
結構イケルんですね。
さすがに?ジョルジュ・デュブッフの方がいいかなとは思うけれど、十分おいしい。
こちらの方がよりフルーティで、酸味が強い感じはあるけれども。
来年もきっと買うな。
« 2020年10月 | トップページ | 2020年12月 »
今年のボジョレー2本目は西友のペットボトル。
毎年、なんだかんだ買ってるんですよね。安いから!
いやでもペットボトルだからってバカにしちゃいけません。
結構イケルんですね。
さすがに?ジョルジュ・デュブッフの方がいいかなとは思うけれど、十分おいしい。
こちらの方がよりフルーティで、酸味が強い感じはあるけれども。
来年もきっと買うな。
昨日に引き続き、初摘みホップを。
今日は香るエールの方である。
注いでみると、やはり少し薄めの色。
飲んでみると、フツーのやつより苦味はありますね。ホップ感あり。
そして通常の香るエールのようにいい香り。
フツーの初摘みホップより飲み応えあるし、いいと思いますね。
今年も出ました!初摘みホップ。
これ、楽しみにしてる製品です。
注いでみると、ちょい薄めの色。
飲んでみると、ん?
今までよりホップ感がないような???苦味があまりなくてむしろちょっと甘みがある。
こんなだったかな?
金麦冬バージョンを見かけたので買ってみた。
注いでみると、フツーの黄金色。
飲んで見ると、ほんのり甘みを感じますね。でも嫌な甘さではない。
秋バージョンの方が濃かったかなとも思うけれど、まずまず。
来年も春夏秋冬バージョン出るのかな?
麦とホップの派生品。
この缶の色きれいだな。
注いでみると、かなり薄い色。
飲んで見ると、結構な苦味がガツンとくる。
しかし、その後は甘い香りと味。こういうところがビールと違うんですね。
まあでも麦とホップの中では飲み応えがある方かと。
東京国立博物館に行った後の昼食。
どこも混んでて入るの大変かな?と思ったけれど、2時近かったのでそれほど行列はなく・・・
3年前にも入ったことのある牡蠣のお店に決定!
一瞬、生牡蠣にあたったことあるしと思ったが、火を通せばOKなのである。
テーブルに手指消毒液を持ってきてくれるのがうれしい。
ランチセットには牡蠣のスープとサラダがつく。
このスープがおいしい。
そしてワタクシの牡蠣と燻製鴨肉のクリームパスタ。
牡蠣とクリームってあいますね。
鴨肉、しかも燻製は大好きなので、うまうまでした。
同居人のカキとカニ味噌のペペロンチーノパスタ。
ちょい味見させてもらったけれど、ペペロンチーノといってもさほど辛くはなく(同居人によれば、最後は結構きたそう)、かに味噌が結構濃い味。
生牡蠣、食べたいけどやっぱり恐いな・・・
東京都台東区上野公園1-54 上野の森さくらテラス 3F
art-27【トーハク×びじゅチューン!なりきり日本美術館リターンズ展】 東京国立博物館
桃山展を見たあと、本館に移動して見た展覧会。
これやってるの知らなかったのだけど、ポスターで知ってこれは是非見ねばと。
井上涼のびじゅチューン、大好きな番組なんですね。
ついつい見るの忘れてしまって、全部は見ていないのだけど、視点がおもしろいのだ。
井上くんが曲を作って歌い、アニメーションも作っている。
見たことある美術品がこうなるの?という驚き。
風神雷神図屏風・夏秋草図屏風 表と裏でダブルデート
そう、光琳の風神雷神の裏には抱一の夏秋草図が描かれているんですね。今は別々に保存されている作品が合体!
国宝「松林図」ライブ
この静かな作品が動くのですよ!
この発想普通はないな~
ちょうど桃山展でも見てきたので、おもしろかったです。
いやはや楽しい展覧会でした。
art-26【桃山 天下人の100年展】 東京国立博物館
東京国立博物館で開催されている桃山展に行って参りました。
なかなかのボリュームでした!
桃山の精髄―天下人の造形
洛中洛外図からスタート。
狩野永徳のは前期で展示が終わってしまったけれど、いろいろ見られたのはうれしい。ずっと見ていても飽きないですねぇ。
永徳の「洛外名所遊楽図屏風」は後期展示で見ることができ、なんとまあ楽しいこと!
そして永徳の「唐獅子図屛風」、等伯の「松林図屏風」、「楓図壁貼付」の並び、なんて贅沢。ワタクシは等伯の方が好きだと思っていたけれど、はじめて見た「唐獅子図屛風」の迫力に圧倒され、この日の気分としては永徳の勝ち。
「松林図屏風」と「楓図壁貼付」の違いにも驚く。後者のなんときらびやかなこと。
続いて南蛮絵のコーナー。
世界図屏風を見たら、まあまあよく日本が描かれているけれど北海道がない・・・
南蛮人渡来図屏風がおもしろい。
気に入ったのが南蛮人洋犬蒔絵硯箱。
南蛮人蒔絵交椅・・・折りたたみ椅子も美しい。この当時から折りたたみ椅子があったとは!
変革期の100年―室町から江戸へ
肖像画。織田信長、秀吉。よく見るやつですね。
それぞれの書簡も興味深い。秀吉が一番繊細な感じだ。
狩野派でいえば、永徳の花鳥図襖もよかったけれど、やっぱり枯れた感じの探幽かな。
桃山前夜―戦国の美
ここでも狩野派が。
狩野元信の「四季花鳥図屛風」がきらびやか。
雪村の画もいいなあ。
この展覧会、絵だけでなく工芸品もあって、硯箱とか文台がまた素敵なんですね。
茶の湯の大成―利休から織部へ
わびさびだな~
桃山の成熟―豪壮から瀟洒へ
このコーナーがとてもよかった。
今まであまり注目したことのなかった京狩野がホントよかった。
山楽と婿養子の山雪。
山楽の牡丹と梅もいいのだけれど、山雪。
とっても幾何学的で構図がいいだなあ。「竹林虎図」は、竹がアクセントになっているし、「籬に草花図襖」は曲線とカクカクがいいバランス。
岩佐又兵衛の「洛中洛外図屏風」が、若干劣化しているにしても、いいなあ。ということでマスクケース購入。
この頃は風俗画的な作品も多く、「野外遊楽図」なんてなんか優雅なんですね。
ちょい気に入ったのが「田舎絵巻」。ゆるさがよい。
武将の装い―刀剣と甲冑
刀剣というのはあまり興味なかったのだけど、今回まとめて見て意外とおもしろいかもと思った。刃についてはわからないけれど、刀装がなかなかに芸術的なんですね。
甲冑はまあ見るのは好きなんだけれど、今回見たものはお偉いさんのが多く、ちょっと大げさなくらい。これ、かぶったら目立つし邪魔だし(笑)。
おもしろいのが「紺糸威南蛮胴具足」。胴の部分も兜も西洋っぽい。
「関ヶ原合戦図屏風」。結構リアルな画とみえて、西軍が逃げている中で首なしの死体もあり。細かく見るとちょっと恐い。
泰平の世へ―再編される権力の美
なんといっても、山楽の「松鷹図襖」。ごつごつした岩に、ダイナミックな松、そして迫力ある鷹。権力を誇るかのような画である。
綾杉地獅子牡丹蒔絵鏡台もいいなと思いました。
ボリュームたっぷり、見応えありました。
是非どうぞ。
6月以来のコストコへ。
その前のお昼ご飯は、今年7月下旬にオープンした高尾タンメンイタダキの松木店に行ってみることに。
隣に家系ラーメンの大和家があり、わりと近くに次郎系の田田があるが、その2店と同じ会社が経営しているらしい・・・
前にいきなりステーキがあったところかな?このあたり、ステーキ屋も多いんですよね。
2組待ちだったがわりと早く入店できた。
いろいろ種類はあったけれど、基本の高尾タンメンを注文(同居人は大盛り)。
なんで高尾タンメンって言うんだろう・・・調べてもわからなかったが、西八王子と高尾の間の甲州街道沿いに一号店があるみたいで、それでかな?
着丼!
スープを飲んでみると、鶏ガラベースらしくはじめあっさりかなと思ったけれど、そうでもない。にんにくが効いているのでちょうどいい感じで、物足りなかったら入れるように書いてある調味料は結局入れなかった。上にちょこんとのっている辛味だれを少しずつ溶かして食べるといいアクセントになる。
麺はひらべったい、わりとストレートなタイプ。
具は豚バラ、白菜、キャベツ、ねぎ。意外と白菜がおいしい。
スープを最後まで飲み干さなかったので見られなかったけれど、丼の底に「常に全力」と書いてあるらしい・・・
東京都八王子市松木31-16
コストコは結構混んでましたね。人が戻ってきているなと。
前回は品薄感があったけれど、商品も十分にありました。
マスクも安売りしていたので一箱購入!
今日の戦利品。
やって参りました!ボジョレーの季節!!
解禁日に購入、早速飲みました。
なんとなく、最近はスタートはジョルジュ・デュブッフ。
今年は暑い夏で雨も少なくいい出来との評判だったけれど・・・
飲んでみると、ぶどうの若々しい香り。
味も若々しさがありながら、でも適度の甘みとコクもある。
今年、なかなかいいんじゃないでしょうか。
他のも飲んで見なくっちゃ!
本日の本
book-14 『P分署捜査班 集結』 マウリツィオ・デ・ジョバンニ著 創元推理文庫
STORY:マフィアに情報を流したと疑われたロヤコーノ警部は閉鎖寸前のP分署に送りこまれる。集められた警官たちは、何か問題をおこして厄介払いされた者たちばかり。資産家の女性の殺人事件、少女の監禁事件の捜査にあたるが・・・
☆☆☆☆イタリアの警察ミステリ第1弾。
21世紀イタリアの87分署!とのうたい文句を見て読んでみることにした。
87分署シリーズ、数冊しか読んだことはないけれど、好きなんですよね~
シリーズ第1作ということで、登場する警官たちの人物像が語られるのだが、なんとまあ個性的な面々(笑)
主人公のロヤコーノ警部なんてフツーな方・・・
仕事熱心すぎるパルマ署長、とりつかれたようにある捜査を続けるピザネッリ副所長、家庭内に大きな問題を抱えたIT担当カラブレーゼ副巡査部長、暴力の衝動をとめられないロマーノ巡査長、銃が好きで発砲事件をおこし異動させられたディ・ナルド巡査長補、スピード狂のアラゴーナ一等巡査。
彼らの私生活も語られつつ(これまた問題だらけ)、資産家女性殺人事件をメインとして、いくつかの事件の捜査が進む。
捜査自体は地味だけれど、じわじわと真相に迫っていく過程がおもしろい。
ワタクシ、やっぱり警察小説が好きなんだな~と。
登場人物たちのその後も含め、次作が大いに楽しみだ。
今回の事件もすべてきちんと解決されたわけではないし、どうなることか・・・
黒ラベルの派生品。
赤い缶がかなりインパクトありますね。
注いでみると、通常の黒ラベルよりだいぶ薄い色。
飲んでみると、味は薄いというわけでなく、苦味はしっかりあるし、うまみもある。
いいと思うけれど、あえて買うかどうかというと・・・
フツーの黒ラベルでもいい気もしてきてしまいますね。
(3より続き)
この日三匹目の猫。
お寺の入り口には数々の石造物。
これは大きい!
鈴鹿を思い出すなあ。
本堂。
約700年前の創建といわれるが、火災で焼失後、享保11年(1726)に再建された。現在の本堂は平成30年に老朽化の為再建されたとのことである。
このお寺にはマリア観音があるとのことで探したのだがない・・・
裏庭にあるとのことだったが・・・
と思ったらはじめに撮ってたこれがそうだったのですね。
確かに左手に十字架を持っている。天保3年(1832)のもので、木曽川の対岸にあったのを昭和46年この場所に安置したという。
鐘楼門から出て、街道に戻る。
野尻宿の東のはずれにきた。
この家の屋号もはずれなんですねぇ。
宿をでたところに南無妙法蓮華経の題目碑がある。
台座になっている大きな石は 「いぼ石」 と呼ばれ、イボのできた人がこの石に触れるとイボが治ったと言われているそうだ。後ろの石垣は高札場の名残だ。
第12中山道踏切を渡ると、その前からちらちらと見えていた、木曽駒ヶ岳がきれいに見えてきた。いいですね、この景色。
これまでたくさんの発電所があったが、こちらは大桑発電所。
木曽駒を見つつ、進む。
第11踏切を渡り、また国道に合流した。
すぐ先の道の駅大桑にてプチ休憩。
お酒やすんき漬、りんごプリンをおみやげに買う。
次第に日も傾いてきた。
第10踏切を渡って旧道に入り、大桑駅到着するが、まだちょっと時間があったので、トンネルをくぐって線路と国道の向こうの弓矢一里塚(76里目)に行ってみる。
行き過ぎそうになってしまったところで、地元の方が場所を教えて下さった。
墓地の向こうに塚が残る。
最後に、西国三十三所供養塔、南無阿弥陀仏碑、庚申塔等などの石造物を見て終了。
大桑駅にて少々待ち、4時17分の電車に乗り、南木曽で25分の待ち合わせ、4時56分のワイドビューしなのに乗り、名古屋着6時5分。
駅弁とビールを買い、6時49分発ののぞみに乗る。
今回の駅弁は東海道新幹線富士山弁當。
雪化粧をした富士山の形(はじめに撮った写真はお弁当が寄ってしまっていたので撮り直し)。
東京をイメージした、アサリ煮付や穴子天ぷらたれ漬、愛知県産の釜揚げしらす、大阪をイメージした牛すじ煮や芋・タコ・南瓜の煮物等がのっている・・・とのこと。
これはなかなかおいしいお弁当でした!最近の中でピカイチ!
東京駅着は8時24分。
帰宅は9時半前だった。約33900歩。
このあとさらに中山道を進めたいところだけれど、どうなりますことやら・・・
(完)
マップはこちらを使っています。
(2より続き)
さらに坂をあがっていくと南無阿弥陀仏碑、観音像、馬頭観音などの石造物群がある。
廿三夜塔。
斜め向かいのお墓は田口利八(西濃運輸の創業者)の生家跡だそうだ。
坂を下る。もみじがまたまたきれいだ。
下横橋を渡ると大桑村だ。
第14中山道踏切を渡ると熊出没注意の看板があった。
このあたりも出るのかな??
木曽川が木々の隙間から見える。
今度は第13踏切を渡る。踏切を何度わたったことか!
そして、何度ワイドビューしなのを見たことか!
各駅より特急の方が本数が多いんですね。
大桑村のマンホールは、村の花シャクナゲ。
下在郷一里塚跡の石碑。77里目。
いよいよ野尻宿に入ってきた。
西のはずれと書かれた家が西の入り口である。
屋号もはずれだそう!
地域の茶の間ますやの軒先の柿がおもしろい。
野尻宿は660メートル。本陣1、脇本陣1、旅籠19軒。
七曲がりといって、くねくねした道が続く。
この日2匹目の猫。
ちょっと行き過ぎてしまい、戻ったのが庭田屋。元旅籠で、男はつらいよ22作目「噂の寅次郎」のロケで使われたそうだ。
その裏に入っていくと、2メートルある大きな地蔵が。
庚申塔や安政2年(1855)廿三夜塔もあった。
脇本陣跡、本陣跡があり、本陣跡には明治天皇御小休所碑がある。
明治27年の大火でこの辺り一帯焼失してしまっている。
妙覚寺に寄ってみる。
常夜燈を右折すると、くっきりと彫られた念三夜石に・・・
庚申塔があった。
念三夜石ってなんだろう?と思ったらば廿三夜塔のことなんですね。
(4へ続く)
マップはこちらを使っています。
(1より続き)
国道の向かい側に椎河脇神社、金刀比羅神社と刻まれた石碑があり、少し行くとようやく旧道に入った。
明治天皇中川原御膳水碑と明治天皇御小休所記念碑がある。
明治天皇が明治13年小休止された場所である。
柿其橋を渡ってみる。
柿其渓谷である。南寝覚とも言われる。
寝覚めの床にも是非行ってみなければ!
街道に戻る。
この石造物は何かな?
紅葉を眺めつつ・・・
十二兼駅到着。
お昼はこの駅の待合室でと思っていたが、もうすぐ電車がくる。
ということで、先に国道にある一里塚跡の碑を見に行く。
駅に戻るとちょうど電車がすれ違うところ。
電車が行ったあと、お昼とする。30分ちょっと休憩。
駅から少し進んでトンネルをくぐって線路と国道の向こうに出るはずがうっかり通りすぎてしまい、踏切のところまで行ってしまった。慌てて引き返す。
トンネルの中は鉄板がカタカタいっていて、ちょっと恐い。
熊野神社。
拝殿の上の段に本殿。
牛の絵馬がある。
天照皇大神宮と刻まれた常夜燈は天保13年(1842)の建立。
(3へ続く)
マップはこちらを使っています。
2週間ぶりの中山道歩き。
行きづらい箇所にさしかかっており、現地往復にかかる時間の方が歩く時間より長くなってきていて大変・・・いや、電車の中では寝てるのでそう大変でもないのである。
いつもの新幹線でいっても、中津川からの電車があまりないため、ちょっとだけ遅くでて、ひかりに乗っていくこととした。
この日の道中は昼を食べる場所(飲食店)がないため、東京駅の駅弁やさんで、大船軒のすけろく寿司を購入。大船軒は、茅ヶ崎育ちのワタクシにはなじみのお店である。
6時27分のひかりに乗車。
神奈川通過中は曇っていて富士山が見えなかったが、静岡に入ったら雲がかかっているものの見えてきた。まだまだ雪はほとんどないですね。
8時18分名古屋着、30分の中央本線快速に乗り換え中津川まで。
16分の待ち合わせののち、10時の普通列車始発に乗り、10時18分に前回のゴール南木曽駅に到着。
妻籠へ行く人たちだろうか、何組かがこの駅で降りた。
歩道橋を渡って街道へ。
駅を眺めつつ、歩きスタート。
まずはじめに園原先生碑を見る。
手前に大銀杏がある。
「園原先生碣」と彫られているが、碣というのは円形の石碑のことだそう。
園原旧富は、三留野村和合の東山神社の神官の家に元禄16年(1703)に生まれた学者で、「木曽古道記」、「木曽名物記」などの著書あり。ちょっと興味ありますね。
三留貯木所が見える。
蛇抜橋を渡り(蛇抜とは土石流のことで、この地域ではたびたび災害に見舞われた)進んでいくと、民家のところに中山道の看板があった。恐縮しつつ、挨拶して通る。
梨子沢橋の手前で、この日一匹目の猫に出会う。ごろーん。
このあたりが三留宿のはじまりだ。本陣1、脇本陣1、旅籠32軒。
ちょっと寄り道。灯籠のあるところを右折、等覚寺に寄っていくことにする。
このお寺には三体の円空仏(韋駄天像、弁財天十五童子像、天神像)があるとのことで、もしかして見られるかも?と思ったのだ。
山門が立派。
網がかかっていなくて、仁王様もばっちり見える。
円空堂があり、この中に円空仏がおさめられていると思われるが・・・
残念ながらブザーを押しても誰もいらっしゃらず・・・
見せていただきたかったが、仕方ない・・・
ということで街道に戻る。
鮎沢本陣跡。明治14年7月の大火で焼失してしまったが、枝垂れ桜は残ったという(森林組合のところにあったらしいが見逃す)。
17~18世紀の間に7回も火災に見舞われている宿。
大火の前年、明治天皇が一泊したとのことで、明治天皇行在所跡記念碑があった。
斜め向かいには脇本陣跡(宮川家)。解説板のみ。
宿は古い家並みが残っていて、屋号札をかけている家も多い。
宿が終わると景色が開け、木曽川が見えてきた。
白い花崗岩とエメラルドグリーンの水がとても美しい。
方状節理も見える。
紅葉もいいですねぇ。
振り返っての景色。
正直、国道歩きが2キロくらい続くのでおもしろくないだろうなあと思っていたのだが、とても美しい風景なので退屈しなかった。季節がよかったのかもしれない。
(2へ続く)
マップはこちらを使っています。
毎年のお楽しみ、とれたてホップ。
もう15年以上?
注いでみるとやや薄めの色。
飲んでみると、一口目甘みが。そして、ホップの香りがふーっと抜ける。苦味はそれほどでもない。
今まで飲んだ中で一番甘みを感じたかな~
来年も楽しみに!
フランス南部、コート・デュ・ローヌの赤ワイン。
ラベルも含め、気軽なワインって感じですね。
注いでみると、香りがいいですね。ベリーっぽい。
飲んでみると、一口めは軽いと思ったのだけど、意外に重いワイン。
グルナッシュ 50% , シラー 20% , カリニャン 15% , サンソー 15%。
シラー意外はそんなに重くなりそうな気がしたのたけど、いや、サンソーも濃くでるのかな?
がっつり肉にあうな。
スペイン、バレンシアの赤ワイン。
このラベル、タイルみたい?
注いでみると、かなり色は薄い。
飲んでみると、薄めの色から想像されるとおり、クイクイ飲めるワインですね。味が薄いってわけじゃないですが。
香りが結構よくて、こんなワインもいいかも。
フランス、プロヴァンスの赤ワイン。
リヨン国際ワインコンクール金賞受賞とか・・・
注いでみると色はやや茶褐色系で、ん?大丈夫と思ったが・・・
飲んでみると、まったく問題なし。
この色から結構濃いかなと思ったが、それほど濃くなくてグイグイ飲めちゃいそうなメルローでした。
値段相応ですね。
スペインの赤ワイン。
このラベル、モダンでいいなあ。好き。
飲んでみると、テンプラニーリョの味がありながら、濃いところはシラーという感じ。
飲み始めはさらっとしているかと思ったら、意外とタンニンがくる。
肉料理にぴったり!
馬籠の酒屋さんで買ってきたお酒。
木曽福島の酒蔵なのだけど、フライングして買ってしまいました~
秋あがりということで、9,10月限定のお酒。
冷やしていただきます。
さすが、原酒、強いですね~
20度。
じわっと甘みを感じるお酒で、飲み応えあり。
お酒らしいお酒ですね。
クリアアサヒの派生品。
缶のデザインが寒そう?
注いでみると、フツーのビール色。
飲んでみると、うーん、やっぱり味がないですね。
その後、苦味というよりはえぐみがくる。
クリアアサヒとしては、濃いめとはいえ、やっぱりね・・・
art-25【大津絵展】 東京ステーションギャラリー
大津絵の展覧会に行って参りました。
大津絵といえば、東海道を歩いた際に大津で目にしたなと。
いや、たまーに見ることはあったけれど、こんなにまとめて見たのは初めてだ。
構成は次のとおり。
Ⅰ 受容のはじまり~秘蔵された大津絵~
Ⅱ 大津絵ブーム到来~芸術家のコレクション~
Ⅲ 民画としての確立~柳宗悦が提唱した民藝と大津絵~
Ⅳ 昭和戦後期の展開~知られざる大津絵コレクター~
大津絵は題材が限られており、そのテーマごとの展示かと思いきや、コレクターごとの展示というのがおもしろいですね。
大津絵というと、まずは「鬼の念仏」、「藤娘」が思い浮かぶけれども、他にもいろいろある。
定番のテーマは大津絵十首種と言われ、
外法の梯子剃り、雷公、鷹匠、藤娘、座頭、鬼の念仏、瓢箪鯰、槍持奴、釣鐘弁慶、矢の根五郎
だそう。
ああなるほどと思ったけれど、雷公と矢の根五郎は見たことあったかな?
その他で好きなのは、「猫と鼠」、「酒呑み猫」。
前者は猫がネズミを食べようと酒を飲ませ、唐辛子をつまみに出していて、後者は逆にネズミが猫に酒を飲ませている。まさか?ネズミが猫を食べないと思うけれど、こらしめようとしてるのかな?トムとジェリー的な感じ?
今まで見たことがなかった中で気に入ったのは、「青面金剛」、「鷹」。
街道歩きで青面金剛はたくさん見ているので親しみがあるんですね。
鷹は、とても鷹に見えないかわいらしくなっているのがポイント。
今回、同じ題材の画を見比べるのも楽しかったですね。
うまいねと思うのもあり、これはウマヘタと思うのもあり。
全体にこのゆるさがいいなあ。
明日でこの展覧会も終了です。
是非!
三菱一号館美術館に行ったあとの昼食。
かつてKITTEの上の方の飲食店はいつも混んでいて、大丈夫かなと思ったけれど(東京ステーションギャラリーの予約の時間もあったから)、一組待ちで入れ、しかも入店前に注文もとっていたから、あっという間に出てきた。
旭川ラーメンのお店である。
いろんなメニューがあったけれど、旭川だったらやっぱりしょうゆだよねということで頼んだのはしょうゆラーメン。
四谷でよく行った旭川ラーメンのお店が結構こってり系だったからそうなのかなと思ったけれど、わりとあっさり系。
麺はちぢれ麺。
そんな量でもないと思ったけれど、深型の器だったので、最後に麺がたくさんでてくるという・・・
胡椒をちょっと入れるといい感じ。
メンマが分厚いの柔らかく、チャーシューも適度の厚みでよろしい。
今度行ったら、鮭節のを食べてみたいな。
東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE 5F
art-24【1894 Visions ルドン、ロートレック展】 三菱一号館美術館
開館10周年記念の展覧会に行って参りました。
1894とは?
三菱一号館が丸の内の最初のオフィスビルとして建てられた年。
この年あたりに活躍した画家たちの作品を紹介する展覧会で、三菱一号館、岐阜県美術館の作品+数点のひろしま美術館の作品で構成される。
1 19世紀後半、ルドンとトゥールーズ=ロートレックの周辺
モローからスタート。というのが意外だった。
ドガ、ミレー、シスレー、ピサロ、セザンヌ、モネ、ルノワールと続く。
モローの「ピエタ」、セザンヌの「リンゴとテーブルクロス」がお気に入り。このリンゴはゆがみが少ないですね。
ベルナールもいいな。
岐阜県美術館いいもの持ってる!
2 NOIR─ルドンの黒
ルドンは後年鮮やかな色彩の作品へと変化していくが、黒の時代がやっぱり好き。
幻想的な作品が並ぶ中で、騎馬兵を描いた2枚はめずらしく風景版画(多分)。「永遠を前にした男」も風景画かと思いきや、むむう、この男がゴリラにしか見えない・・・
「骸骨」とかはじめて見た作品もあったけれど、好きなのもきていた!「蜘蛛」(4での展示)。
ルドンはちょっと不気味だったりする作品も多いけれど、ユーモラスな作品もあり、これはその代表かと。
3 画家=版画家トゥールーズ=ロートレック
まずはアリスティド・ブリュアン。
よく見る作品の他、スケッチもあり、モノクロ作品もあり。
4 1894年 パリの中のタヒチ、フランスの中の日本─絵画と版画、芸術と装飾
ルドン「眼をとじて」。これもいいなあ。
ロートレックも有名な作品がいろいろだけれど、女性を描いた作品、どれも悪意があるような・・・
三菱一号館といえばの、ヴァロットンもあり。相変わらずちょっと悪意を感じる作品も多い中、好きな作品は「怠惰」。のびた猫がツボ。
ゴーギャンの「ノア・ノア」。いろんな摺りがあるんですね。
5 東洋の宴
山本芳翠をまとめてみたの、はじめてかも。
「浦島」。これは突っ込み処満載。こんなに洋風な浦島??
ゼウスみたいなおじいさんとか、竜宮城が西洋のお城みたいとか。浦島もなんかフェミニンで・・・
このパートでは藤島武二の2点がお気に入り。
青木繁の「海」もいいなあ。
6 近代─彼方の白光
セザンヌの「座る農夫」。これが見られてうれしい。塗り残しがあって未完成?ちょっとキュビズムはいってる作品だ。
ルドンもカラフルになった後の作品がたくさん。
もちろん「グラン・ブーケ」もあったけれど、「快方にあるアムール」の余白がおもしろい。ケンタウロスとかアポロンとかもいいですね。日本的な屏風も。
セリュジェの「消えゆく仏陀-オディロン・ルドンに捧ぐ」も気になった作品。
シダネルの絵が見られたのもうれしい。
いいコレクションです。
是非どうぞ。
(3より続き)
高札場跡。
枡形。
口留番所跡(中山道を行く人々を監視したところ)を通り過ぎた先にある大きな岩が鯉岩。
鯉には見えないなあと思ったら、明治24年の濃尾大地震で形が変わってしまったらしい。
確かにこれだったら鯉に見えますね。
岩の前にあるのが熊谷家住宅。
この建物は、19世紀初頭に建てられた長屋の一部であるが、左右の建物が取り壊され、建て替えられたことから、長屋の間取りの右半分と左半分が残り、一軒の家として使用されたものとあった。
内部。
妻籠宿を出て先を進む。
ここまで時間を見つつきたが、どうやら寄っても大丈夫そう・・・ということで妻籠城跡まで上ってみることにする。
竹林を通り抜け、堀切、帯曲輪など通りつつ、頂上へ。
小牧・長久手の戦いの一環である妻籠城の戦いの舞台となった山城。
関ヶ原の戦いに間に合わなかった徳川秀忠が勝利を知らされた場所でもあるという。
御嶽山大権現。
妻籠宿が見えた。
こちらは南木曽駅の方だろうか。
街道に戻る。
蛇石。こちらから見ると蛇かな?
道はまた上りになるが、そこにあったのが良寛歌碑。
「この暮れの もの悲しきに若草の 妻呼びたてて 小牡鹿鳴くも」
中山道を通った折に詠んだ二首の内の一首とのこと。
やがて大きな塚が見えてきた。
上久保一里塚である。南木曽町で唯一原形をとどめているもの。57里目。
かぶと観音。
木曽義仲が平家打倒のため北陸道を京都へ向かう際、木曽谷の南の押さえとして妻籠城を築き、その鬼門に当たる神戸に祠を建てて観音像を祀ったのがはじまりとのことだ。
兜をもった観音様だが、観音堂の中にも観音様がいらっしゃるようだ。
木曽義仲が弓を引こうとした際に邪魔になった松を巴御前が袖を払って横倒しにしたというのが、袖振りの松だが、平成21年松食い虫によって枯れてしまい伐採したとのことだ。伐採された松の実から育った松はまだまだ小さい。
こちらがその伐採された松で作られた水船である。
文政8年(1825)の百万遍供養塔、西国三十三所供養塔、庚申塔、南無阿弥陀仏碑。
木曽川が見えてきた。
南木曽駅への道との分岐点にSLがあった。
中央西線の木曽谷沿いに走っていたのですね。
和合の枝垂れ桜のところでこの日の街道歩きはおしまい。
駅へと向かう。
南木曽駅。
電車がくるまでしばし待合室で休む。
きた電車はワンマンで、整理券をとったのだが塩尻で降りるのだから必要なかったな?
1時間半ほどで塩尻到着。
いったん外に出て、駅弁を買おうと思ったらなんと!売り切れ。しかももうおにぎりも1個しかないという・・・まあ薄々そんなこともあるかもとは思っていたけれど、さて困った!
ググってみると駅前に1軒飲食店があることがわかり急ぎ向かう。
おそらく蕎麦とか山賊焼がメインのお店かなとは思ったが、蕎麦は昼も食べたし、電車の時間に間に合うようすぐに出てくるものということで、かけラーメンを頼む。
なんとラーメンになめこがのっている!
そして、きなこのかかった発芽玄米と、わけぎのぬたもある。
ささっと食べ、駅の売店でビールとつまみと買ってあずさに乗り込む。
いやはや、やはり松本経由の方がいいのだなあ。
そして、日の入りも早くなってきたので、次回は名古屋経由で帰った方がよさそうだ。なにしろ、このあたりの中央線はとても本数が少ないので。
家到着は10時過ぎ。
約32400歩。
次回はアップダウンはなさそうです。
(完)
マップはこちらを使っています。
(2より続き)
酒屋発見。早速カップ酒を買う。この酒造はいずれ通るのだけれど、ちょっと先走って買ってしまいました~
上嵯峨屋のあたり。
昔の木賃宿だそうだ。
厩。
延命地蔵堂。
直径2メートルの延命岩が祀られている。
常に濡れているように見えたため、汗かき地蔵と呼ばれたそうだ。
隣にあるのが寒山拾得像。
昭和59年の長野県西部大地震で石段左手の石垣が崩れた際に発見されたもので、寒山拾得を題材にした 「箒と巻物を持った人物による双体像」 で大変めずらしいもの。
光徳寺に寄る。
大きな鬼瓦。
少し高台にあるので、宿を見下ろす感じ。
またまた屋根の上に石。
このあたりは板葺きの屋根が普通なのかな?
ここが下嵯峨屋。長屋の一戸分を解体復元したもの。
この日唯一の猫。
下嵯峨屋の先の枡形。
郵便局の書状集箱。
これ、現役のポストなんですね。
郵便局に併設されているのが資料館で、いろいろなポスト懐かしいな。
ちょっとマネキンが恐い(笑)
問屋場跡。
本陣の資料館で共通チケットを買おうとしたら、脇本陣の方からと言われ、そちらに移動。
脇本陣の屋号は奥谷。造り酒屋を営み、問屋と庄屋もかねていたという。
檜を使って明治10年に建てられた建物だ。
藤村の初恋の人、おゆふさんの嫁ぎ先である。
入場したところ、ちょうどガイドさんが説明をはじめたところで、便乗する。説明を聞くと勉強になりますね。時間があれば是非聞かないと!
残念ながら今は中は撮影禁止とのこと。
裏の歴史資料館も見学し、木曽の歴史を学ぶ。
1階から入り、2階が出口。
最後に円空仏があり、ワタクシ、円空仏が大好きなのだけど、次回三留野宿にある等覚寺にあるという円空仏見られるのかな?公開してるのかな?
本陣見学。
さすが、広くて立派だ。平成7年復元されたもの。
藤村の実母の生家。藤村の次兄広助がこちらの養子になり、最後の当主となった。
あの、こま子の写真、はじめて見たなあ。
脇本陣にもあったが、ここにもあったかりんの木。上向きに実がなることから好まれたらしい。
ちょいと休憩。
おもてというお店で五平餅を食べる。
なんでも、山ぐるみたっぷりのたれと自家製米を使って、さわらの串にさしたもの、だそうだ。
これがさわらなんだ!
くるみがいいアクセントになっている味噌だれがおいしかった。
ここで南木曽町のマンホール発見。
町の花ミツバツツジのデザイン。真ん中はナという文字なんですね。なぎそのナだ。
でかいヘチマ。
またまた水車があった。
(4へ続く)
マップはこちらを使っています。
(1より続き)
立場茶屋跡にあるお休み処(牧野家住宅)。
休憩はしなかったが、いろりなんかもあっていい感じだ。
一石栃白木改番所跡を通り過ぎ、少し進むと、お化けの木のようなサワラの木が見えてきた。
こうした下枝が立ち上がった針葉樹を神居木(かもいぎ)と言うそう。
山の神あるいは天狗が腰掛けて休む場と信じられていたという。
一石栃旧道口を進み、県道7号を渡り、また合流する。
滝マニアとしては見にいかねば!ということで、街道をちょいと離れる。
女滝。
男滝。
三段でなかなかに迫力がある。
幕末の頃までは滝の下を中山道が通っていたそうである。
街道に合流したところに庚申塔、馬頭観音。
すぐ先に倉科祖霊社。
松本城主小笠原貞慶の重臣倉科七郎左衛門朝軌は、主人貞慶の命を受けて大阪の豊臣秀吉のもとに使いに行き、その帰りに馬籠峠でこの地の土豪たちの襲撃にあい、奮戦したがついに下り谷で、従者三十余名とともに討ち死。後年、山崩れがあって祟りとされ、ここに祀ったという。
道はどんどん降りていく。
途中にあったのが牛頭観音。
馬頭観音はいっぱいあったが、牛頭ははじめてだ。
石の多い急な坂道を重い荷物を運ぶため、黒牛が使用された。中山道に唯一ある観音とのことだ。
とうがめ沢旧道口にて石畳終了。
民宿こおしんづか。
県道を入ったところに庚申塚碑。
ツタがはってますね。
養殖場のところに合鴨が。
大妻籠集落に入ってきた。
つたむらや、まるやなど民宿。いい雰囲気ですね。
前回からよく見る水車。
さて、金剛屋到着。
元々は妻籠宿までいってお昼にしようと思っていたのだが、その手前で食べた方がいいかと思い、ここを昼食場所とする(結果的にはここで食べておいてよかった。妻籠のお店はあまり開いていなかったので)。
山菜そば。
残念ながらこの日は五平餅が用意できないということで、それは妻籠宿で食べることにする。
太くて食べごたえのある蕎麦だった。つゆは甘めかな。
屋根に見える石は板葺の屋根の重しだそうである。
蘭川を大妻橋で渡る。
渡った先に石柱道標。大きいですね。
「中仙道 東京江七十八里半 西京江五十四里半」と刻まれている。
見えなかった側には「飯田道 善光寺旧跡江八里半 長姫石橋中央江八里」とあったらしい。
はしば道標には「右志ん道 左旧道つまご」と刻まれている。
いよいよ妻籠宿に入ってきた。
本陣1、脇本陣1、旅籠31。
藁馬実演販売のお店。これは大きい!
妻籠発電所を通り過ぎて・・・
おじゃごまさま。
古代からの土俗信仰の神様で 「土地精霊神」、「土地丈量神」、「酒神」などの諸説あるらしい。
宿のメインストリートに入ってきたが、それほど人がいない。
馬籠の方が人がいたかな。
(3へ続く)
マップはこちらを使っています。
前週に続いての中山道歩き。
前週は天気が危うかったが、今回は雨の心配なし。
同じ6時15分発ののぞみに乗る。
富士山はバッチリ見えた。雪はまだほんのちょっとだ。
名古屋着7時50分、8時発のワイドビューしなのに乗り換える。
団体客もたくさん乗っていて、ほぼ満席状態。旅行客がだいぶ戻ってきているんですね。
中津川着8時50分着。9時10分発の馬籠行きのバスに乗り込む。
登山の団体なのか、たくさん人が乗り込んできてちょっとひるむ・・・
バスは9時30分すぎに到着。早速歩き始める。
まだ時間が早いせいか、ほとんど人はいない。
前回見学したものの写真を撮り忘れてしまった槌馬屋資料館。
振り返っての風景。
前回補修中か、掃除中?かで覆われていた高札場が全部見える。
今回も上陣馬公園にて恵那山を撮影。
1週間前と比べても紅葉が進んでいるようだ。
ここでストックを組み立てる。
夜明け前の碑。あの書き出しの原稿用紙ですね。
木曽五木(のうちのさわら、ひのき、こうやまき)。
さ、妻籠に向かって出発!
熊が出るのだろうか・・・
石畳の道がはじまる。
熊除けの鐘。妻籠までいくつあっただろうか。途中まで数えていたのだが・・・
一応、見る度ににならしてみる。効果あるのかな?
しばらく進むと、水車小屋が見えてきた。
水車塚の碑がある。
島崎藤村の「山家にありて 水にうもれたる 蜂谷の家族四人の記念に」という碑文が書かれている。明治37年の水害で犠牲になった一家は藤村を親交があったという。
梨子ノ木坂を上っていく。
はじめはいちいち熊除けの鐘を撮影していたが、めんどくさくなり途中でやめてしまった。
道祖神。
十返舎一九の歌碑が見えてきたが、向こうの山の紅葉がとてもきれいだ。
やはりこの1週間で木々の色はかなり変化している。
碑には「渋皮の むけし女は見えねども 栗のこはめし ここの名物」とあった。
このあたり(峠集落)の名物が栗こわめしなのだそうだ。
峠之御頭頌徳碑。
峠集落には荷物を運搬する牛方が多く住んでいて、安政3年(1856)に中津川の問屋に対抗してストライキを起こした。この時の牛行司、今井仁兵衛 の業績を讃えた石碑である。
「夜明け前」にも書かれているとのことだが、当然ながら?覚えていない・・・
登録有形文化財に指定されている今井家(牛方組頭をつとめた)住宅。
明治天皇御小憩紀念碑。
その先の熊野神社の入口には明治天皇峠御膳水碑もあった。
標高777メートル地点通過!
ラッキーポイント(反対側でもみました)。
そして、ついに長野県に入った。
ここまで長かった・・・がまだまだ半分にもいってないんですね。
ほどなく馬籠峠。
そして道は下りはじめる。
南無阿弥陀仏碑、三界万霊塔、文化14年(1814)の仏など。
(2へ続く)
マップはこちらを使っています。
最近のコメント