マウリツィオ・デ・ジョバンニ『P分署捜査班 集結』
本日の本
book-14 『P分署捜査班 集結』 マウリツィオ・デ・ジョバンニ著 創元推理文庫
STORY:マフィアに情報を流したと疑われたロヤコーノ警部は閉鎖寸前のP分署に送りこまれる。集められた警官たちは、何か問題をおこして厄介払いされた者たちばかり。資産家の女性の殺人事件、少女の監禁事件の捜査にあたるが・・・
☆☆☆☆イタリアの警察ミステリ第1弾。
21世紀イタリアの87分署!とのうたい文句を見て読んでみることにした。
87分署シリーズ、数冊しか読んだことはないけれど、好きなんですよね~
シリーズ第1作ということで、登場する警官たちの人物像が語られるのだが、なんとまあ個性的な面々(笑)
主人公のロヤコーノ警部なんてフツーな方・・・
仕事熱心すぎるパルマ署長、とりつかれたようにある捜査を続けるピザネッリ副所長、家庭内に大きな問題を抱えたIT担当カラブレーゼ副巡査部長、暴力の衝動をとめられないロマーノ巡査長、銃が好きで発砲事件をおこし異動させられたディ・ナルド巡査長補、スピード狂のアラゴーナ一等巡査。
彼らの私生活も語られつつ(これまた問題だらけ)、資産家女性殺人事件をメインとして、いくつかの事件の捜査が進む。
捜査自体は地味だけれど、じわじわと真相に迫っていく過程がおもしろい。
ワタクシ、やっぱり警察小説が好きなんだな~と。
登場人物たちのその後も含め、次作が大いに楽しみだ。
今回の事件もすべてきちんと解決されたわけではないし、どうなることか・・・
« サッポロ 黒ラベル エクストラモルト | トップページ | ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー 2020 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- ミステリー文学資料館編『ペン先の殺意』 (2025.12.27)
- 貫井徳郎『プリズム』 (2025.11.30)
- マウリツィオ・デ・ジョバンニ『P分署捜査班 誘拐』(2025.11.09)
- 『パパ、ママ、あたし』 カーリン・イェルハルドセン(2025.10.12)
- ウィリアム・ランディ『ボストン、沈黙の街』 (2025.09.13)
« サッポロ 黒ラベル エクストラモルト | トップページ | ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー 2020 »


コメント