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2020/12/17

ソフィー・エナフ『パリ警視庁迷宮捜査班』 

本日の本

 

book-15 『パリ警視庁迷宮捜査班』 ソフィー・エナフ著 

STORY:停職あけで新しく結成された特別捜査班を率いることになった警視正のカペスタン。集められたメンバーは警視庁の厄介者ばかり。二十年前と八年前の未解決殺人事件の捜査を始めるが・・・

☆☆☆☆フランス版『特捜部Q』だそうである。

先日、イタリア版87分署シリーズという『P分署捜査班 集結』を読んでとてもおもしろく、警察小説をさらに読んでみたくてこの本をチョイス。

はみ出し者ばかりが集められた捜査班という設定は似てるな~
過剰防衛で停職になったアンナ・カペスタン警視正を筆頭に、コンビを組むと必ず相方が不幸に見舞われ誰も寄りつかなくなったトレズ、売れっ子作家になったのちまた警察に舞い戻ってきたお金持ちロジエール、ゲイをカミングアウトした途端追い払われたルブルトの他、スピード凶、ギャンブル凶、アル中、ハッカーなどなど。実に個性的。

はじめはまとまりのなかった捜査班だが、次第にまとまりをみせ、過去の二つの事件がリンクしたところから、一気に加速。
途中にはさまれるエピソードがなるほどそういうことだったかと。。

あてがわれた本部は古びたアパルトマンで、備品も古く・・・
というところにお金持ち警部ロジエールがシャンデリアを持ち込んだり、みんなでごちそうを食べたり・・・
こうしたエピソードがはさまって、ちょっとホッとするんですね。

次作も10月に発売されたので、これは是非読まねば!!

 

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