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2020/12/16

甲州街道歩き(第4回) 矢川~日野宿~八王子宿~高尾4

(3より続き)

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甲州街道の方に戻り、少し進むと了法寺がある。

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なんだろう?このキャラは!
なんでも名物の萌え看板らしく・・・お寺っぽくないというか・・・
萌え寺として有名なんですねぇ。

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亀もいたり・・・

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宇賀神様もいたり・・・
何かとおもしろいお寺だったが、千人同心の墓は見つけることができなかった。

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向かいの道を入ったところにあるのが興岳寺。
千人同心頭石坂弥次右衛門の墓と顕彰碑とのことだったが、これまた見つけることができず。
石坂弥次右衛門は、戊辰戦争で日光東照宮の守備にあたったが、官軍と戦わずに引き返し、日光東照宮を守ったが、官軍と一戦も交えない責を問われて切腹した人物とのことだ。

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千人長の交差点を通過し、馬場横丁を入ると宗格院がある。

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岩見土手の一部や、千人同心頭松本斗機蔵の墓は見つけられず、わかったのは千人隊事蹟碑のみ。

その先で旧道に入る。

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道標があり、「右高尾山道」「左真覚寺道」と刻まれている。

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枡形になっている。
ということを説明した石碑ですね。

再び都道に合流、そこにあるのが長安寺。

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参道の敷石は八王子市内を走っていた武蔵中央電気鉄道の敷石だそうだ。昔路面電車が通っていたのですねぇ。

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境内には寛延3年(1750)と安永5年(1777)の地蔵もある。

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法華千部供養塔もあった。
千部書き写して供養したということかな?

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本堂には葵の御紋が。
なぜだかは調べてもよくわからなかった。

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通りには、八王子いちょう祭りコラボの自販機が。
いちょう祭り、今年も行われたのですね。
このキャラは何?と思ったら、むーちゃんというムササビらしい・・・

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追分から高尾駅入り口まで4キロあまり、いちょう並木が続いているが、残念ながらほぼ葉が落ちてしまっていた。
もっと手前のいちょう並木はちょうど見頃だったのだが・・・

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たまに残っているこんな木もあったけれど。

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山並みに日が沈む中、先を進む。

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八王子市役所横山事務所内にあるオオツクバネガシ。
浅間宮の御神木である。このあたりに散田の一里塚があったらしい。

武蔵陵墓地参道道標(昭和天皇の陵墓)及び多摩御陵参道道標(大正天皇)を右にみて旧道に入る。

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山王社にある松姫ゆかりの子育て地蔵。
松姫は武田信玄の六女で、武田家滅亡後八王子に移り、三人の娘を育てた。松姫は千人同心の心の支えだったという。

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石地地蔵さんはちっちゃなマスクをしていた!
脇の狭い道は八王子城に通じていた。

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黒塀の旧家が続き・・・

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最後に寄ったのが天正元年(1573)八王子城主北条陸奥守氏照が再建したという熊野神社。

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縁結びの木と呼ばれる欅の木と樫の木の根元がいっしょになって成長した相生木がある。北条氏照の家臣で篠村左近之助の娘に安寧姫という美しい娘がおり、郷士の息子で笛の名手である若者と恋に落ち、この木の下で逢瀬を重ねた。この木の根元に自分の名前と思いを寄せる人の名前を書いた小石を二つ置くと願いが叶うのだそうだ。

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高尾駅に到着した時にはすっかり日が暮れており、4時54分の電車に乗り地元到着は5時22分。

なじみのお店で小規模に打ち上げ!
あん肝と白子ポン酢あいもり、白魚と生海苔の卵とじ、海鮮しそべージェピザ、いかとにらのチヂミ。

帰宅は7時半前。
約44000歩。よく歩きました。

いよいよ次は小仏峠越えです。

(完)

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