甲州街道歩き（第５回） 高尾～駒木野宿～小仏宿～小原宿～与瀬宿～吉野宿～藤野２

（１より続き）

高架をくぐって少し行くと峰尾豆腐店がある。
おからドーナツをおみやげに買った。

素朴な味わいだ。

常林寺に寄る。
南朝方の重鎮小山氏の末裔峰尾氏がこの地に土着して開基したお寺。

板碑がある。

浅川国際マス釣場。
みなさん、ちゃんと距離を保ってますね。

日影バス停を曲がったところで中央線が見えた。

「右小仏峠影信山」「右日蔭沢高尾山」の道標を通り過ぎ・・・

赤煉瓦ガードをくぐると小仏宿である。
小仏峠宿は、難所小仏峠を控え賑わい、小仏川のヤマメが名物。本陣、脇本陣はなく、問屋１軒、旅籠１１軒。

小仏バス停で休憩。
ここがバスの終点だ。

浅川神社。
境内の湧水が浅川の水源になっている。「水の神」として崇敬されたそうだ。

そのお隣にあるのが、宝珠寺。

参道口に弘化4年（1847）建立の馬頭観音。

小仏のカゴノキ。
でかい！

おもしろい葉っぱだ。

小仏川。

舗装道路が終わり、砂利道がはじまった。

道はだんだん細くなる。
九十九折の道で、意外とぐいぐい登っていく。

お地蔵さんなど。

向こうに見える景色は八王子？？

登り切るとなぜかタヌキが・・・

小仏峠（560メートル）は行基が峠に寺を建て、１寸８分の小さな仏像を安置したことに由来するネーミングらしい。

明治天皇小佛峠御小休所趾御野立所碑。

三条実美歌碑。

寛政7年（1795）建立の高尾山道標。
茶屋があったのだろうが、今はない。

陽の当たる場所で昼食をとる。
きっと寒くなるだろうと思い、脱いでいたセーターをきてフードをかぶる。

昼食。
案の定、すっかり冷え切り、早々に歩き始める。

神奈川県に入る。

ここからは下りだ。

葉がすっかり落ちてふかふかだが、下がよく見えないので石や木の根っこにつまづかないよう十分気をつけねばならない。

これは竹？
七夕に使う笹っぽい。

（３へ続く）