【ベルナール・ビュフェ回顧展】
art-2【ベルナール・ビュフェ回顧展】 Bunkamuraザ・ミュージアム

お正月2つ目の展覧会はビュフェの回顧展。
ビュフェといえば、何度か行った三島のクレマチスの丘のビュフェ美術館。また行きたいなあ。
展示は時系列で、作風の変化がよくわかる。
しかし、ワタクシにとって、若い頃の絵のイメージが強いんですね。
モノクロ、細く鋭い線・・・
なんか寒々とした絵というイメージ。
「村の通り」の人気のなさも寒々しい。というか、ビュフェは風景に人は描かないですね、あんまり。
こういう画風が「キリストの十字架降下」のような絵にはあうのだ。
「肉屋の男」。牛の皮が恐い・・・
プロヴァンスに移り住み、絵に色がのるようになる。
線も若干太くなる。カクカクした線に変わりはないのだが。
黄色、ピンク、緑。
静物画が対象物が大きく描かれ大迫力だが、なぜだろう?決して明るい絵ではないのだ。強烈な印象の絵であることは間違いないのだが・・・
アナベルとの結婚後は、さらに画風が変化。
フォービズムのようなさらに太い線と強烈な色彩。
ニューヨークを描いた2点はこの線が活きる絵で、結構いいかも。
「えび」も巨大でインパクトあり。
「赤い花」のような厚塗りはちょっと・・・という感じもするけれど。
「小さいミミズク」「蟹」「魚の骨」といった博物誌的な作品は結構好き。
「皮を剥がれた人体:頭部」、「狂女:二人の狂女」はじわじわくる怖さ。
その後風景画が多くなるのだけれど、「ペロス=ギレック」はこれがビュフェ?という絵。よくよく見ると確かにこの線はビュフェかな。
「ドン・キホーテ 鳥と洞穴」。晩年の作品で、おかしみがあるけれど、ちょっと狂ってる感じが・・・
「自画像」を描いた頃はアル中(何度も治療している)だったそうだが、あえておもしろく描いてみたのだろうか。
「死」のシリーズを完成させてまもなく自殺したビュフェ。
生涯を通して、不安定な絵を描き続けたのだなあ。
いただいたクリアフォルダー。

是非どうぞ。
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