八王子七福神めぐり1
12月に甲州街道を歩いた際、松姫のことがちょくちょく出てきて興味を持った。
松姫とは武田信玄の四女(五女、六女との説もあり)。
織田信忠と婚約したものの、その後武田織田家は手切れとなり婚約は解消。その後武田家は滅亡、松姫は八王子へと逃れる。心源院にて出家し、御所水に移り住み、近所の子どもたちに読み書きを教えつつ、蚕を育て織物をつくる。武田家の旧臣からなる八王子千人同心たちの心の支えともなった松姫は信松院にて死去。
というのが概略である。
その信松院が、八王子七福神に含まれているということで、めぐってみようと計画。
ん?七福神じゃなくて八福神なんですね。
八王子にちなんでということで。
スタートは西八王子駅。9時45分。
最初の目的地は宗格院。ここは甲州街道を歩いた際も寄ったところ。馬場横丁を入ったところにある。
河西祐助の顕彰碑。
千人同心組頭見習いで、幕末の北方警備と蝦夷地の開拓に尽くた人物とのこと。
千人同心事蹟碑。
八角地蔵堂。
この中に寿老尊が祀られている。
せき地蔵尊も。開基山本弥衛門忠房の娘せきの供養の為つくられ、この女性は大変お酒を好みお酒を供えると「咳の病」が治ると伝えられている。
二宮尊徳像。元々八王子市立第二小学校にあったものとのこと。
本堂。
そして、前回見つけられなかった松本斗機蔵の墓も発見。
千人同心組頭で天保8年(1837)に書き上げた「献芹微衷(けんきんびちゅう)」で海防や開国を論じた人物だそうだ。
次に向かう。
南浅川の土手を歩き、向こう岸に渡る。
吉祥院到着。
お地蔵様と如意輪観音様が迎えてくれる。
吉祥天のところではお掃除中だったので、帰りに撮影することにし、先に進む。
子育て地蔵尊。
鐘撞き堂。
十五仏。
先頭は不動明王ですね。
左に入ったところには、高尾山飯縄大権現。
天狗様。
ここからは景色がよく、高尾山も見える。
さらに進むとなぜかトトロたちが!!メイちゃんがのっている。
まっくろくろすけもたくさんいる。
おばあちゃん。声は北林谷栄だったけ。
どうやら少し離れたところに猫バスとか中トトロ、小トトロもいたらしいのだけど、見逃してしまった。残念・・・
お墓の入り口で引き返し、下る。
無事、吉祥天を撮影。
入り口には弘法大師様と仁王様が。
(2へ続く)
« コノスル ピノ・ノワール ビシクレタ クールレッド | トップページ | 八王子七福神めぐり2 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 山手線一周(第9回) 上野駅~東京駅(2024.11.24)
- 神代植物公園5(2024.11.21)
- 神代植物公園4(2024.11.20)
- 神代植物公園3(2024.11.19)
- 神代植物公園2(2024.11.18)
コメント