甲州街道歩き(第7回) 上鳥沢宿~猿橋宿~駒橋宿~大月宿~下花咲宿~上花咲宿~下初狩宿~中初狩宿~白野宿~阿弥陀海道宿4
(3より続き)
小山田信茂首塚は街道からちょっと距離がありそうだったので先を進む。
石仏石塔群。馬頭観音、至音塔、南無阿弥陀仏名号碑、正徳元年(1711)の地蔵尊、、安永7年(1778)建立の秋葉毎夜燈。
花桃がまだまだきれいに咲いている。
御舟石碑。
親鸞聖人が船形の石に座って説法を行った。この石自体は明治40年の水害で流失してしまっている。
中央線のガードをくぐる。このあたりは、歩道がなくてちょっと恐い。
白野宿に入ってきた(一里塚跡はパス)。
白野宿は本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠4軒。阿弥陀海道宿と黒野田宿と三宿で一宿とし、問屋業務は月の内23日からも晦日まで勤めた。
国道から離れほっとする。
街道らしい風景だ。
紅葉が赤々としていたけれど、今の時期になんで???
と思ったら一年中赤い紅葉の品種もあるようですね。
宝林寺に寄る。永正6年(1509)の開基。
一石六地蔵がある。
またまた花桃がきれいだ。
本陣、脇本陣跡は何ら標識もなく・・・
子神社に寄る。
白野宿の鎮守で、境内の大杉は名木、ここから大鹿峠に向かう裏街道があったという。しかし大杉が見当たらなかった。もうないのかもしれない。祭神の大国主命の遣いがね(ねずみ)であることからこの名が付いたらしい。
鬼の立石に寄ってみる。
百八十八番供養塔、馬頭観音群のある奥にある。
これまた大月桃太郎伝説めぐりの一つなのですね。
岩殿山の赤鬼が桃太郎一行に投げつけた右手の石の杖が力余って飛んできた・・・らしい。
こうなると、全部まわってみたくなるなあ。
中央線のガードをくぐり旧道を進む。
萬霊塔があった。いけるもの総てを供養するもの。
稲村神社には一つの根から三本の幹がはえる大きな杉がある。
廿三夜塔など。
本殿。
しだれ桜がきれいだ。
神社の前にあったのが、親鸞聖人念仏供養塚。毒蛇済度旧跡碑やいろいろな石仏がある。
親鸞聖人が毒蛇になった娘を成仏させたというところ。
葦ヶ池碑は、毒蛇となった娘が棲みついたところという。
葦草が群生し、低地であったため葦ヶ窪の地名の由来となった。
少しだけ旧道を歩き、旧笹子橋を渡る(車は通れない)。
楽しみにしていた笹一酒造により、無事お酒をゲット!
笹子餅もおみやげにと思ったが、残念ながら売り切れ。
阿弥陀海道宿に入ってきた。
本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠4軒、問屋1軒。白野宿と黒野田宿の三宿で1宿とし、問屋業務は月の内16日から22日だった。
ここはもう駅前で、笹子隧道記念碑がある。
無事歩き終了。
首尾よく4時8分の電車に乗ることができ、高尾駅で乗り換えて地元到着は5時40分。
イタリアンのお店で夕食。
国分寺野菜のピザ(ウドものってる)、魚介のハーブマリネ、アンチョビポテト。
白ワイン、赤ワイン、スパークリングワイン。
帰宅は7時半。
おみやげのお酒。
約43000歩。前回より少ないですが、まずまず歩きました。
次回の甲州街道歩き(いつ行けるようになるのか?)はいよいよ笹子峠越えです。
(完)
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