ソフィー・エナフ『パリ警視庁迷宮捜査班 魅惑の南仏殺人ツアー』
本日の本
book-6 『パリ警視庁迷宮捜査班 魅惑の南仏殺人ツアー』 ソフィー・エナフ著
STORY:アンナ・カペスタン警視正率いる特別班に新たな殺人事件が舞い込む。被害者はアンナの元夫の父親だった。捜査を進めるうちにプロヴァンスとリヨンで起きた殺人事件にたどり着くが・・・
☆☆☆シリーズ第2弾。
前作がおもしろかったので楽しみしていた第2弾。
相変わらずおもしろいですね~
とにかく登場人物のキャラがたっている・・・というか立ちすぎなんですね。
前回はあまりにクセつよと思ったけれど、慣れてしっくりきたなと。
しかし、今回はさらにメンバーが2人増えて、これまた濃いキャラなんですよ。会話を読んでいるだけで楽しい。
とはいえ、この副題はどうなんだろう?
コメディではないと思うのだけど・・・
今回のお話は主人公アンナの過去に大きく関わってくる。
元夫、そして元夫の父親の警察官。
犯人はわりと早い段階でわかってしまうのが難点だけれど、特別班の面々の話を読むのがおもしろいので大丈夫。
特にトレズの特技にビックリ!!
そして、クリスマスのエピソードではなんか暖かい気持ちになれる。
3作目も是非書いてほしいなあ。
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