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2021/07/26

【江戸の天気展】(前期)

art-12【江戸の天気展】(前期) 太田記念美術館

2107261

SOMPO美術館、昼食のあとは原宿に移動、太田記念美術館へ。
原宿駅が変わってからはじめて降り立ったのだけど、ずいぶん変わりましたね。

今回の展覧会は、天気にスポットをあてたもの。
あまりそこに注目しないけれど、いろいろな天気が描かれているのですねぇ。

まずは雨。
広重の「名所江戸百景 高輪うしまち」は大好きな画だけれど、いつも子犬の方に目線がいっちゃうのだけど、空には虹がかかってたんですね。雨上がりなのか。
北斎の「冨嶽三十六景 山下白雨」は稲妻かな。
国貞「江戸八景 吉原ノ夜雨」は、客の着物などを乾かす場面が描かれ、相当な雨の中やってきたことが想像される。
しかし、雨で一番はじめに思い起こすのは広重の「東海道五拾三次之内 庄野 白雨」ですね。
蜂須賀国明 「千住大橋吾妻橋 洪水落橋之図」。明治時代、千住大橋が流され、吾妻橋にぶつかりこれまた流されてしまった光景。もっと向こうの橋でたくさんの人が見物しているみたいなんだけど、危ない!

続いて雪。
雪というとはじめに思い浮かぶのが広重の「東海道五拾三次之内 蒲原 夜之雪」だが、これは後期展示。
前期は「木曽海道六拾九次之内 四拾七 大井」でしたね。この山は恵那山かな。

日の出、夕日
広重「東海道五十三次之内 日本橋 曙旅立の図」。このバージョンにも犬がいますね。
小林清親「東京橋場渡黄昏景」。清親作品、風情があっていいんですよね。

夜、月
小林清親「東京橋場渡黄昏景」。これも好きな作品。月が川に映るこの雰囲気がいいんですね。
広重の「名所江戸百景 永代橋佃しま」。この月もいいね。

異常気象
作者不詳の「怪雲現る」。これは竜巻かな?

天気という切り口で浮世絵を紹介する展覧会。
なかなかおもしろかったです。
後期も時間があれば行きたいな。

なお、コロナ対策として、畳に上がるところと、2階のガラスケースは展示がありません。

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