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2021/10/26

中山道六十九次歩き(第15回) 大桑~須原宿~上松立町3

(2より続き)

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清水医院跡は、島崎藤村の『ある女の生涯』の舞台となったところだそうだ。
家自体は明治村に移築されているそうで、多分見てる・・・はず。

このあたりで雨が降り出し、傘をだしザックカバーをかける。
このあとも、降ったりやんだりだったが、強い雨でなくてよかった。

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西尾酒造は脇本陣跡。
西尾家は木曽家の家臣で、中山道の宿場が出来るのに伴い須原宿の脇本陣・問屋・庄屋を兼ねてきた。木曽のかけはしを造っている蔵元だ。
すでに木曽のかけはしは入手しているので、今回は買わずに通り過ぎる。

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向かいにあるのが正岡子規の歌碑。子規は明治24年に須原に止まったのだそうだ。
「寝ぬ夜半を いかにあかさん山里は 月いつるほとの 空たにもなし」という句が刻まれている。

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本陣跡。今はなにもなし。

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水舟が続く。

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これも。

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一番趣があったのはこれかな。

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高札場も何もなし。

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だいぶ坂を上がってきた。そろそろ宿もおしまい。

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須原駅。明治42年開設。駅舎はその当時のものだそうだ。

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駅前に幸田露伴の碑があった。
幸田露伴は明治22年須原に宿泊したそうだ。ここを訪ねての出世作が『風浪仏』だ。

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駅前にあったお店が大和屋さん。桜の花漬を製造販売する。

国道の合流地点に一里塚跡があり、歩道案内があるところから、旧道に入る。

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井戸にところに水神がある。

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先に進むと工事中とあり、隙間を通る。
先日の台風で崩落してしまったんですね。下を見下ろすと国道は片側走行になっていた。

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国道に合流すると先の歩道はかなり狭い。草もボウボウに生えていてちょっと通りづらかった。

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猿沢歩道橋。
水量豊富だ。

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その先に林道松渕沢線の開設記念碑があった。ここで右に入ると糸瀬山への登山道に至る。

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中央線のトンネルをくぐると神明神社がある。

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夫婦大杉があるのが大きい!

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室町時代の五輪塔もあった。

(4へ続く)

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