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2021/11/14

中山道六十九次歩き(第16回) 上松立町~上松宿~木曽福島駅1

今回の中山道歩きより、往きもあずさに乗っていくことになりました。
我が家からは、こちらのルートの方が遅い出発でよいので楽ですね。
ただ、どうしても現地到着が遅くなるので、距離は短くなります。特に今は日が短いし・・・

ということで、立川7時21分発のあずさ1号に乗り、車内で朝食。
富士山はじめ、山々がきれいに見え、韮崎駅では観音様も見え・・・あまり寝たりせずに(いやちょっとは寝たのだが)塩尻到着9時28分。

駅に降り立つと寒い・・・
2週間前より寒くなっているようだ。最低気温が低くなっているんですね。もうちょっと暖かくしてくればよかったか・・・
しなのがくるまで30分ちょっと、待合室の中で待つ。

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向かいのホームに葡萄棚があった。
ホームに唯一!葡萄棚がある駅とか・・・

10時3分のしなのに乗り、木曽福島駅10時30分着。
11時前にバスはあるのだが、時間節約のためにタクシーに乗り、前回のゴール立町のバス停で降りる。
雨は夕方からと思っていたのに、途中から雨が降り出していた。

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バス停の待合室でザックカバーをかけ、傘を取りだし、歩き始めたのは11時5分だった。せっかくカバーをかけた途端、雨はやんでしまった・・・

歩道橋の脇の旧道に入り、また国道へと出る。

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神明社の鳥居が見え、本来であればその先の旧道を歩くはずが、夏の台風で通行止め。やむなく国道を歩く。

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川の向こうに貯木場が見える。

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国道歩きはイマイチだが、川沿いの景色はよい。

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萩原の交差点から旧道に入ると文化4年(1807)の廿三夜塔と文化10年(1813)南無阿弥陀仏名号碑があった。

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奥には風越山の湧水(和水)がある。水は冷たい。木舟があったりして、先日訪れた須原を思い出す。

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常夜灯の先で国道に合流するが、そこに萩原一里塚跡があった。左右とも榎が植えられていたそうだが現存はしない。73里目。

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10月22日に歩いた際は紅葉はまだほとんど始まっていなかったが、今回はちょうどいい時にきたようだ。

この先、小野の滝の手前で、やはり夏の台風で崩れた箇所があり、車は片側相互通行となっている。工事をしているため歩道もあまり通らない方がよいのかもしれなかったが、迂回もできないのでそろそろと進む(工事の方は快く通してくださった。すみません)。

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小野の滝到着。
中央線の高架下にあって元の風景とは違うけど、なかなかよい。
木曽八景の一つで、木曽街道六十九次の上松の絵にも描かれている。

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常夜燈、南無阿弥陀仏歓喜天と祠。

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不動明王ですね。

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滝のすぐ先で民家の脇を通る細い道を行き、小野架道橋をくぐって、中央線の反対側へと出て、道は上がっていく。

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御嶽山石の先も紅葉がきれいだ。

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馬頭観音の後は岩に磨崖文「石道 文化元甲子年」が彫られているそうなのだが、ほとんど読めない・・・

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滑川橋。アーチ状の梁を両岸に固定して、その上に橋梁を渡して下から支えるという独特な工法、刎懸造りで造られているという。桟、伊奈川橋とともに木曽三大橋と言われた。

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ここから木曽駒ヶ岳が見えるとのことだったが、残念・・・見えず。

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しかし、よい風景だ。

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その先には石畳を登って行く。下りだとちょっとすべりそうだ。

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中学校のあたりからも木曽駒ヶ岳が見えるとのことだったが、残念。やはり雲に隠れてしまっていた。

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上松町中で一番太い桂の木。幹回りは4.1mあるそうだ。

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木の横に南無勢至大菩薩、青面金剛王、南無阿弥陀仏名号碑。

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津嶋神社(合祀牛頭天王)、大宮神社(仮参拝所)。

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古い感じの建物が見えてきた。

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手前が越前屋、奥の赤いポストがある方がたせや。昔は立場茶屋だったところ。

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中山道はこのまま直進するが、寝覚めの床に寄っていくことにする。
道は下って行く。

(2へ続く)

マップはこちらを使っています。

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