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2022/05/16

中山道六十九次歩き(第19回) 宮ノ越宿~奈良井宿2

(1より続き)

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山吹山をぐるりとまわって道は続き、山吹トンネル手前から旧道があるのだが、立ち入り禁止(実際はフェンス脇から抜けられそうだったが)なので、トンネルを通る(音がうるさいのと空気が悪い)。

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トンネルを抜けると木祖村(木曽川源流の里だそう)に入り、一里塚碑がある。吉田一里塚跡。67里目。

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吉田橋を渡る。
昔は板橋がかかっていたそうだ。

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宮ノ越から歩いてきて、ふきをしばしば見かけた。このあたりで多く栽培されているんでしょうね。道の駅に寄ったら売っていたのかも??

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やがて吉田洞門が見えてきた。
山ぎりぎりのところを道が通っている。

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歩道は川側に作られている。風が気持ちいい。

その後、旧道があるのだが、工事中で通れず、国道を歩く。

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大きな鳥居峠の壁画があった。
鳥居峠を越える旅人と馬子が描かれている。
むむう、壁画がおおきすぎてうまく写真が撮れていない・・・

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獅子岩橋で木曽川を渡るが、橋には木祖村の花りんどうと、村の木のとちのきが。

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マンホールもやはりりんどうととちのき、そして木曽川。

少し先で、歩いてくる人たちがいて、遠くからでもきっと街道ウォーカーさんに違いないと思ったら、案の定!
京都の方たちで、東京から歩いているという。
鳥居峠の遥拝所から御嶽山がよく見えましたよという話だったので、もしかしてみられるかも?と楽しみになった。

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藪原の交差点から左の道に入り、線路をくぐって進むと一里塚跡があった。そしてなぜかSLが。68里目。

藪原宿に入ってきた。
この宿は鳥居峠と飛騨街道追分を控え、お六櫛の生産地として賑わった。明治17年の大火で、宿並の大半が焼失してしまっている。本陣1、脇本陣1、旅籠10。

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お六櫛の工房。

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高札場跡の標柱(と丸ポスト)。丸ポストがあるとついつい撮影してしまう。

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この宿も屋号札がかかっている。

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檜物屋酒店。

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お六櫛問屋篠原商店。

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漆器店もあった。

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水場もたくさんある。

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静かな宿だ。

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防火塀跡。水車と後ろに明治天皇駐輦所碑が見える。
元禄8年(1695)薮原宿のほとんどが焼失する大火があって、その対策として石垣を築き、その上に高い土塀をたて防火壁としたそうだ。

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極楽寺(観音堂はお六櫛のお六が祀られ、天井画は藤田嗣治が描いた)と、藪原神社(式部鳥居)が街道から見えるが、時間の都合上カット。

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湯川酒造店。ここが醸す木曽路は前回歩いた際に購入した。

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米屋。明治の大火後に須原宿から移築された建物だそうだ。

脇本陣跡にある笑ん館で少々休憩、本陣跡を通り過ぎ、水場をいくつか見て、宿を出る。

(3へ続く)

マップはこちらを使っています。

 

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