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2022/05/06

【空也上人と六波羅蜜寺展】

art-10【空也上人と六波羅蜜寺展】 東京国立博物館

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東京国立博物館で開催中の空也上人と六波羅蜜寺展に行って参りました。

半年ぶりに東京にやってきたという空也上人像がなんといっても目玉。
なかなかの混雑ぶりでした。

ぱっと目に飛び込んできた空也上人。意外と小さいですね。
117センチとか。原寸大ってことはないか・・・
ちょっと前屈みになっているということもあって余計小さく見える。
上人が南無阿弥陀仏の名号を唱えると、声が阿弥陀如来の姿となった・・・という6つの阿弥陀如来はガラスケースの外からは、はっきり見えるわけではないけれど、それでも間近に見ると感動しますね。
もちろん見所はそこだけではなくて、よくよく見ると、非常にリアルに彫られているんですね。さすが運慶の四男康勝の作!
上人の着ている服がなんか堅そうなのと、なぜ鹿の角のついた杖(下の方に蓮華が彫られている)を持っているの?と思ったら、上人が可愛がっていた鹿が猟師に撃たれしまい、悲しんだ上人がその革と角を受け取り、革を衣服とし、角を杖につけたのだそう。
いやしかし、運搬するの大変だったでしょうね。

他の展示は・・・

「地蔵菩薩像」。美しいフォルム。
「閻魔王坐像」。ちょっと笑ってしまう閻魔様。
「薬師如来座像」「四天王立像」。四天王がちょっとやさしげというか・・・邪鬼を踏んでいませんね。
「伝運慶坐像」「伝湛慶坐像」。運慶の方が目力強いなあ。
「伝平清盛坐像」。これは教科書なんかでもよく見る座像。ちょっとほほえんでいるようにも見える。
「夜叉神立像」。歯の痛みが治るということで、歯の部分を触る人がいたのだろうか、歯がないみたいだった。

特別5室の近くの本館11室にも六波羅蜜寺所蔵の像が5体展示されている。
いかめしい「司禄坐像」「司命坐像」がよかったです。

是非どうぞ。

今回の常設展示のお気に入り。

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