中山道六十九次歩き(第25回) 塩名田宿~岩村田宿~小田井宿~追分宿~沓掛宿~軽井沢駅1
天気予報では雨は確実に降りそうだけれど、本降りになるのは夕方から夜以降ということだったので、思い切って出かけることにした。
大宮発6時53分の新幹線に乗り、佐久平着7時42分。
蓼科口に出て、バスを待つ。
51分にくるはずのバスだったが・・・
10分近く遅れてやってきた。
前回のゴール塩名田のバス停に到着した時には雨が降り出していたので、待合室でザックカバーをかけて出発。
前回、丸山新左衛門本陣を見たが、こちらも本陣跡。丸山善兵衛本陣跡で、現大井屋である。
塩名田の交差点のところで、塩名田宿を出る。
駒形坂を上がっていく。
アマガエルが何匹も歩いていた。踏まれませんように・・・
その先にあるのが、駒形神社。
源頼朝が騎乗したまま拝礼せずに通ろうとしたところ落馬したという伝説が伝わる。
参道の橋。
拝殿。石灯籠は元禄9年(1696)のもの。
後ろにある本殿は文明18年(1486)に再建されたもので国の重要文化財とのこと。うーむ、見損なってしまった。
県道に出たところでりんご畑が見えてきた。
長野県では養蚕が世界恐慌で不振に陥って、りんごへと転換していったのだという。
少し赤くなりかかったりんごも見える。
雨はやんできたが、この天気では浅間山も見えない。
蓼科山も・・・
水田の中に、浅間山の噴石の上に3つの石造物が。左右は庚申塔、真ん中は御嶽の講の記念碑と思われる。
如意輪観音碑、諏訪神社を通り過ぎ、またまたりんご畑が。
先ほどよりは浅間山が見えてきた。
公衆電話とドアに書いてあるが、昔の電話ボックスなのだろうか。
民家の塀のところに芭蕉句碑。「刈りかけし田づらのつるや里の秋」。
中部横断自動車道をくぐった先に、荘山稲荷神社。
「野を横に 馬引きむけよ 郭公」の芭蕉句碑があるはずだったのだが、見つけられず。
すぐ先で、濁川を渡る。
確かに濁っているが、石尊山が水源で、鉄
分が酸化して濁るのだそうだ。
またりんご畑が見えてきたが、小さい実のりんごがあった。
どうやらイヌリンゴのようで、そのままでは食べず、リンゴ飴になるらしい。なるほど!
砂田用水改修記念碑、水神大神を通り過ぎ、国道を渡った先にあるのが、福徳稲荷。
ろいろな石造物がある。
道が曲がるところ(枡形)にあるのが、相生の松。このあたりの地名はこの松からきている。
男松と女松が同じ松から生えているという説や、クロマツとアカマツが一緒になったからという説があるらしい。
文久元年(1861)の皇女和宮降嫁の折、ここで休憩し野点を行ったそうだが(2代目の松)、現在は3代目の松だそう。
ここで佐久市のマンホール発見。
市の花コスモスが描かれている。
御嶽神社。
甲子大黒尊天、不動尊、石祠、保食神、妙見尊、庚申塔、月神尊があった。あまり聞き慣れないものもある。
(2へ続く)
マップはこちらを使っています
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