『血の郷愁』 ダリオ・コッレンティ
本日の本
book-9 『血の郷愁』 ダリオ・コッレンティ著 ハーパーBOOKS
STORY:北イタリアで、女性の変死体が発見された。一九世紀の連続殺人犯の手口と同じと、インターンの記者イラリアから聞いた定年間近の記者マルコは、イラリアともに事件を追う。
☆☆☆☆イタリアンミステリ。
イタリアのミステリも時々は読むのだけれど、英米仏北欧と比べたら少ないんですね。まあ翻訳があまりないというのがあるのだけれど。
これ、結構事件自体は陰惨で、グロいんですね。
殺し方が猟奇的で・・・
これは読んでてキツいかなとも思ったのだけど、実はそうでもない。
それは、お荷物記者のマルコとイラリアのコンビがとてもよいから。
なんか、ほのぼのとするコンビなのだ。そして、おいしそうなレストランが描かれて、いいなあと。
厭世的なマルコと、一種の強迫観念に駆られているイラリア(過去につらい目にあっているため)のコンビ、最初はどうかなと思ったけれど、読み進めていくうちに最高のバディだということがわかる。
一匹狼で古風な取材をするマルコと、現代っこのイラリアとが、いいあんばいで犯人を追い詰めていく・・・
このコンビがとても気に入ったので、続刊希望!
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