中山道六十九次歩き(第24回) 長久保宿~芦田宿~望月宿~八幡宿~塩名田宿3
(2より続き)
ピーチソーダをぐぐっと飲んで出発。

そろそろ芦田宿も終わりだ。

芦田川を渡ると浅間山が見えてきたが、まだ雲がかかっている。
先を進むと上り坂に。間の宿茂田井に向かって少しずつ上がっていく。

茂田井一里塚跡。45里目。

おや?石祠のところに何か動くものがと思ったら猫だった。
暑い中、涼しい場所を見つけたらしい。

石割坂がはじまり道は下っていく。
勾配がきつく大きな石があり交通に不便だったが、その石を割り中山道を開通させたので石割坂と呼ばれている、のだそうだ。

高札場跡を通り過ぎ、角に大きな馬頭観音があった。
そこを右折、ちょっと寄り道。

諏訪神社。

本殿の彫刻が見事だ。

双体道祖神9体は茂田井村各地から集められたもの。

日の出地蔵もあった。

もう一カ所の高札場跡を通り過ぎた先に杉玉が見えてきた。
大澤酒造である。
大澤家は名主をつとめた。
資料館や美術館があったが、時間の都合上パス。

続いて見えてきたのが武重酒造。
明治元年(1868)創業で酒造施設30棟が国の登録有形文化財に指定されている。

ちょっと中に入ってみる。

こんな展示も。
しかし、暑くてお酒を買うのは断念。

酒蔵の向かいには若山牧水の碑があった。
このあたりをしばしば訪れていたそうだ。
ここからまた上り坂となる。

神明社。雨乞いの神様。

県道に合流した地点に緑色の池があった。
にごり池という農業用の池だ。

やがてピークに達し、下っていって、国道をくぐる。
寒念仏供養塔を過ぎて急激に下ると開けた。

佐久良公園だ。
ここでもまた草を刈っていた。

旧望月町のマンホールがあった。
望月は平安時代、朝廷直轄の牧場がある駒の里だったということで、望月の駒とりんごの花のデザインだ。

駒の里ということで看板にも馬がついている。
ということで望月宿に入ってきた。本陣1、脇本陣1、旅籠9。

大伴神社。景行天皇40年(317)の鎮座という古社。
石柱は現代書道の父、比田井天来の書だ。
(4へ続く)
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