中山道六十九次歩き(第26回) 横川駅~松井田宿~安中宿~安中駅3
(2より続き)

しばらく進み、御巡幸道に入り、大坂地下道で国道の向こう側に出る。

こんな感じの旧道を下り、また登っていく。

国道に合流した向かいに文化5年(1808)の妙義山常夜燈がある。妙義神社への参詣者のための道標だったようだ。
セブンイレブンのところから左に入るのが中山道だが、その前にセブンイレブンで日本酒妙義山を購入。このあたりの酒蔵のお酒ではないのだが、妙義山が見える・・・はずだったということでおみやげに。
郷原の集落を進む。

安永3年(1774)の道祖神、百番供養塔があった。
百番供養塔というのはあまり見たことがないが、西国33ヶ所、秩父34ヵ所、坂東33ヶ所を巡礼し、その完結を祝って建立したものらしい。
自性寺(新島襄の先祖の菩提寺)に古い宝篋印塔があるとのことで行ってみたのだが・・・

山門は閉まっていて入れず(脇からもしかして入れたかも?)、山門前の二十三夜塔や双体道祖神などを撮影したのみ。
お隣の日枝神社に行ってみる。

庚申供養塔、青面金剛塔。

これは狛カエルなのだろうか?(それにしては1つしかない)。

神楽殿(奥に見えるのが拝殿)。

七福神。
さて、そろそろお昼を過ぎたところ。
この先街道沿いにはお店がなさそうなので、いったん国道に出て山田うどんに入る。

注文したのは野菜の旨みたっぷりうどん。
豚肉、きくらげなども入った野菜炒めがのっているうどん。野菜がたくさんとれるのがいいですね。
食べ終わって出発する頃にはようやく霧雨もやんだので、傘をしまう。

元々は寄る予定はなかったのだが、街道に戻る曲がり角に磯部煎餅のお店たむらがあったので、おみやげを買う。
前に磯部温泉で舌切雀のお宿に泊まったことを思い出して、舌切雀せんべいを買う。おまけでごませんべいもたくさんいただいてうれしい。
街道に戻って先に進む。

あんなかスマイルパークを過ぎた先に八本木延命地蔵尊があった。
ご本尊は100年に一度の御開帳とのことで見られない・・・次はいつになるんだろう。
が、境内にはいろいろな石造物があった。

天保6年(1835)の聖徳太子孝養像。

寛永2年(1625)の安中最古の庚申石祠。

馬頭観音、庚申塔など。

六地蔵。
ん??頭が下に3つ置かれている・・・

五輪塔たくさん。

一石六地蔵。

延命地蔵尊の向かいは立場茶屋跡である。
またまたお菓子やさんが見えてきた。この日は気温も低めだったこともあり、ついついいろいろと買い込んでしまう。
小野屋さんで買ったのはとおあし最中である。

郵便局の前に「山本有所旧宅跡」という看板があったが、原市の人で、磯部鉱泉の観光案内「磯部鉱泉繁昌記」を書いた人らしい。

眞行寺。

時の鐘が残っている(鐘があったのは跡の標柱のあったところ)。
第二次世界大戦に供出されずに済んだ鐘である。

明治天皇御小休跡碑。
ここは五十貝茶屋本陣跡で、高札場もあったところ。
(4へ続く)
マップはこちらを使っています
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