日光街道歩き(第10回) 石橋宿~雀宮宿~宇都宮宿~上戸祭3
(2より続き)
続いては熱木山不動尊。
初代下野の国司宇都宮宗円が奥州征伐の際、城山村多気山頂に陣を張ったときに、戦勝を祈願して造った三体の不動尊のうちの一体が祀られている。
炎が赤くて迫力がある。
一向寺山門。
本堂。
宇都宮景綱による開基で、第12代当主であった宇都宮満綱によって、応永12年(1405)に建立された銅造阿弥陀如来坐像が安置されている。この像は、世の中に異変が起こると汗をかくと云われ、別名 「汗かき阿弥陀」 と呼ばれているそうだ。残念ながら日曜日のみ拝観できる。
報恩寺。宇都宮藩主奥平家昌の正室仙遊院(本多忠勝の娘)により開山された。
山門は茅葺きである。
戊辰薩藩戦死者墓。
戦死烈士之墓。
本堂。
吾唯足知と文字が刻まれた蹲。龍安寺みたい!
変わったお地蔵様?
お寺のまわりは瓦をのせた黒板塀で囲まれていた。
光琳寺。久々の飛び出しぼうやもあり!
鳥居の向こうには、戊辰の役の官軍の墓がある。
「討つ人も討たるる人ももろともに同じ御国の為を思えば」という歌碑があったが、官軍の墓も旧幕府軍の墓もある。
本堂内陣。きらびやかだ。
さて、ちょっと寄り道、宇都宮城址公園に行ってみる。
その手前で、なんだか石橋駅とデジャブな時計が見えてきた。宇都宮市役所内である。
どうやら一輪車に乗った子供たちが行進して動物たちが踊るからくり時計のようだが、東日本大震災の際に故障して今は動いていないようだ(不確かな情報)。ただ、下を通ると音楽は流れる。
宇都宮城址公園に到着。
晴明台櫓。
富士見櫓。
桃太郎の山車と・・・
火焔太鼓の山車が展示されていた。
ものしり館の中では、模型が展示されている。
宇都宮の城下町は広かったんですね。
(4へ続く)
« 日光街道歩き(第10回) 石橋宿~雀宮宿~宇都宮宿~上戸祭2 | トップページ | 日光街道歩き(第10回) 石橋宿~雀宮宿~宇都宮宿~上戸祭4 »
「街道歩き」カテゴリの記事
- 青梅街道歩き(第7回)東青梅~青梅宿~石神前6(2025.03.10)
- 青梅街道歩き(第7回)東青梅~青梅宿~石神前5(2025.03.09)
- 青梅街道歩き(第7回)東青梅~青梅宿~石神前4(2025.03.08)
- 青梅街道歩き(第7回)東青梅~青梅宿~石神前3(2025.03.07)
- 青梅街道歩き(第7回)東青梅~青梅宿~石神前2(2025.03.06)
« 日光街道歩き(第10回) 石橋宿~雀宮宿~宇都宮宿~上戸祭2 | トップページ | 日光街道歩き(第10回) 石橋宿~雀宮宿~宇都宮宿~上戸祭4 »
コメント