中山道六十九次歩き(第27回) 軽井沢駅~軽井沢宿~坂本宿~横川駅4
(3より続き)

刎石坂の説明板のところに、大きな石造物がいくつか。

馬頭観音。

大日尊。

その先に柱状節理があった。
火成岩の冷却、固結するとき亀裂を生じ、自然に柱状に割れたものである。
ここからの道(刎石坂)は、石がごろごろあり、かなりの急坂でとても歩きづらい。転ばないようゆっくり降りていく。

堂峰番所跡の石垣。
見晴らしの良い場所の石垣上に番所を構え、中山道を挟んで定附同心の住宅が2軒あったそうだ。

ぐいぐい降りて、ようやく登山口まで降りてきた。予定より少々遅れ1時45分の到着。

東屋(碓氷小屋)で、トレッキングポールをしまい、いったん街道を離脱、近くの玉屋ドライブインにお昼を食べに行く。


頼んだのは、ラーメン(ドライブインラーメンという番組に出たお店!)と力餅。ラーメンもおいしかったが、力餅、あんこもお餅もおいしい。

店を出ると正面には妙義が見えていた。
再び街道に戻る。
少しだけまだ山道が残っていて、電流が流れる柵?もくぐりつつ進み、道路に合流。ようやく、ズボンの裾を靴下から出し、タオルもとる。
どうやらこの日はヒルは出なかったようだ。よかった・・・

坂本八幡宮。

参道入り口に双体道祖神がある。

そして、ここの狛犬もおもしろい。

あうんが普通と逆かな。

上がってみると、拝殿、神楽蔵が赤くて目立つ。

坂本宿に入ってきた。
坂本宿は東に碓氷の関所、西に碓氷峠を控え、大いに賑わった。本陣2、脇本陣2、旅籠40。

芭蕉句碑。
「ひとつ脱てうしろに負ひぬ衣かへ」。碓氷峠ではなく木曽路の句らしいのだが。

この宿も屋号札が掲げられている。

小林一茶の定宿たかさごや、若山牧水が泊まった(碓氷峠を越えて無理に頼んでとめてもらった)というつたや(「秋風や 碓氷のふもと 荒れ寂し 坂本の宿の 糸繰りの唄」という句を詠んだ)の跡などを過ぎると、見えてくるのが旅籠かぎや。江戸時代の建物。

酒屋脇本陣跡は、現在は公民館となっている。

脇本陣永井。

脇本陣みよがやは本陣門が残っている。

佐藤本陣(上の本陣)跡。
明治になり、坂本小学校が開校された。
(5へ続く)
マップはこちらを使っています
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