中山道六十九次歩き（第２７回） 軽井沢駅～軽井沢宿～坂本宿～横川駅２

（１より続き）

つり橋を渡り・・・

山道に入ってきた。

クマも出るらしいので、しっかり鈴（カウベルだけど）もつける。

道はわりあい緩やかなので、登るのは楽だ。

途中鉄橋で、道路を渡る。

ところどころ紅葉している。

木々の向こうに浅間山が見えた。
ここまで中山道を歩いてきて、一度も上まで見えたことがなく、ようやく全貌が見えたのだった。

あともう一息！

急に人がたくさんいる！と思ったら、上まできたようだ。
まずは見晴台へ。1192メートル。

タゴールの像。

長野県と群馬県の県境。いよいよ上州へ。といっても先に安中まで歩いちゃっているわけだけど。

きれいに紅葉している。

おお、妙義山がきれいに見える。前回、妙義山もまったく見えなかったのでうれしい。

荒船山も見える。

そして、浅間山も！
いやあ、コンプリートできてホントうれしい。

ここで、どら焼きを食べて休憩。
本当は峠の茶屋で力餅を食べたかったのだけど、時間がかかるとあとの行程に差し支えるのであきらめることにしたのである（実際、しげの屋などオープン間もないのに、人が待っていた）。

さて出発。
車で来られるからか、結構な人だ。
茶屋はどこも賑わっている。

熊野神社（長野県側は熊野皇大神社とよび、社務所は別となっている）。

狛犬は室町中期のもの。

変わった狛犬だ。

元禄元年（1688）建立の峠の風車。
秋から冬にかけて吹く風の強いところから中山道往来の旅人が石の風車として親しみ、「碓氷峠のあの風車　たれを待つやらくるくると」と追分節にうたわれて有名になったのだそうだ。

神社にも県境があっておもしろい。

拝殿。

群馬県側には安政遠足ののぼり旗がある。

なぜか、犬がたくさんいたのだが、別荘地だから？何かの集会？？

（３へ続く）

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